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関門海峡で先月末におきた海上自衛隊の護衛艦くらまと貨物船の事故について以下の記事を週刊金曜日に書いた。Hpで公開されているものなので、ここに転載する。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=864
【護衛艦「くらま」あわや爆発か/日本一危険な航路を選んだ怪】
「関門海峡は日本中で一番危険な海域。なぜ鹿児島の大隅半島を回るルートじゃなくて、危ない内海航路を通ったのか。同僚らも言っていますよ」
関門海峡で一〇月二七日夜、海上自衛隊の護衛艦「くらま」(基準排水量五二〇〇トン、艦長柏原正俊一佐)と韓国籍のコンテナ船(総トン数七四〇一トン)が衝突、双方が炎上した事故について、ある現職の三等海曹は疑問を口にする。
海上幕僚監部や佐世保基地の説明によれば、「くらま」は相模湾での観艦式を終えて佐世保基地を目指して太平洋を航行、四国沖から進路を北にとって内海に入り、豊後水道を通って関門海峡に差し掛かったところで事故に遭った。
現場は「早鞆瀬戸」と呼ばれる関門海峡の最狭部。潮流も速く操船が難しい場所だ。見通しも悪い。
近年、通峡経験の少ない外国船が増えたこともあって事故が増えており、第七管区海上保安部(七管)によれば過去五年で九件の衝突事故が起きているという。この危険海域に大型船三隻が錯綜する格好で事故はおきた。
関係者の証言によれば、「くらま」には砲弾や魚雷、地対空ミサイルなどの弾薬類も積まれている模様だ。七管の職員が本音を漏らす。
「弾薬に引火しなかったのが不幸中の幸いです」
事実、火災を起こした艦首付近には速射砲の弾薬庫があり、一時温度が上がったとも伝えられる。
「艦首ではなく船腹にぶつかっていたら爆発したり沈没した可能性はあった」と前述の自衛官はいう。爆発していれば乗組員だけでなく対岸の民家や関門橋、陸上施設の被害は必至だ。
危険を避けるもっとも確実な方法が、関門海峡を通らず、九州南部を回って佐世保に入る南回り航路である。
だが「くらま」はあえて危ない関門海峡を通った。すこしでも早く入港したかったのか、あるいは訓練だったのか。関門海峡の通過を誰がいつ決断したのか。また、同行の船はいたのか。他の船はどのルートを通ったのか。海上幕僚監部は「海保の捜査中でわからない」というばかりだ。
あるいは、早鞆瀬戸を通る際「行会調整」と呼ばれる交互通行を実施する方法もある。七管の説明では、総トン数一万トン以上の船、または同三〇〇〇トン以上の油送船は行会調整が義務づけられている。だが護衛艦の場合、石油以上の「危険物」を積んでいたとしても対象外だという。
関門海峡はイージス艦も通っている。「くらま」の事故が不可避だったとすれば、迎撃ミサイルを積んだ新鋭艦とて同じ。市民生活の目の前で大事故を起こし得るということである。
三宅勝久・ジャーナリスト
週刊金曜日2009年11月6日号
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反自衛隊があなたの宗旨ならそのことまでとやかく言いませんが、ジャーナリストとしては些かお粗末ではありませんか?
一々論うのも気が引けますので幾つか。
・関門ははるかに危険なガスタンカーも通峡しています。
・関門海峡を通ったほうが航程が短い。つまり燃料の節約でもあるわけです。
・自衛艦(に限りませんが)出航前に航海計画を作ります。当然、必要な分の潮汐潮流はチェックします。今回で言えば関門の一番通りやすい時間を可能な限り選択しますし、その為の時間調整スピード調整もします。なにより通峡前には予定時間等を海保に通告し、航路直前でもマーチスに報告します。この通告は義務なので、この情報を元に海保は調整するわけですね。
2009/11/8(日) 午後 5:27 [ 四等海曹 ]
反自衛隊という意味がわかりませんが、乗組員の身の安全という視点からも、事故を避け得る方法はなかったのか考えているわけです。タンカーの場合は総トン数3000トン以上は行会調整をするよう行政指導されています。自衛艦の場合、危険物を積んでいても対象ではないようで、今回も行会調整はされていなかったとのことです。時間調整しているとのご指摘ですが、ならばどうして大型商船2隻と最狭部で鉢合わせになったのでしょうか。仮に相手が100%悪いにしても事故が防げなかったのか、過去の事故例からオーバーランによる正面衝突の危険は想定にいっさいなかったのか。疑問はその一点につきます。燃料の節約とのことですが、大事故を起こせばもともこもありませんね。
もっとも大変参考になるご意見ですので、掲載誌の週刊金曜日にご意見されることをオススメします。
2009/11/8(日) 午後 5:57 [ miy*kek**suhis* ]
事故の多い道を避ける、という考え方は分かりますが、対向車線の車がいつも暴走してくることを予想するなんて、リスクマネージメントとしてはバランス悪すぎでしょう。もうちょっと現実的なほうがよろしいかと。
2009/11/9(月) 午前 1:23 [ bluegoat14020 ]
そもそもですが、
大事故を起したのはあくまで「CARINA STAR」であり自衛艦ではありませんよね?
それと3000t以上の危険物とありますが、いくら軍艦と言えど
基準5千ちょい、満載排水量で7千tの船に3千t以上の危険物が積載されているとお思いでしょうか。
更に突っ込むと今回の事件は韓国船の”異常”で”稚拙”な操船が原因であるので
そのリスクマネージメントとやらを行なえというのなら
韓国船籍の通過を認めないほうがよほど有効ではありませんか?
事実、日本近海での韓国船籍の事故発生率は高く、しかも性質の悪い事故に発展する案件も多いですし。
もしも巻き込まれていたのが自衛艦ではなく、もっと危険な化学薬品やガスを満載したタンカーだったらと思うと
そちらのほうが市民にとって眠れぬ夜では無いでしょうか?
2009/11/9(月) 午前 10:46 [ unko ]
>反自衛隊という意味がわかりませんが
このバイアスのかかったブログタイトルでそれは通りませんよ。
余談になりますが、いじめは確かに散見されます。
日本社会の宿痾と言ってもいい。どこにでもあります。
だからいいというわけでは勿論ありませんが、簡単に「腐敗の現場」などと括れるものではありません。
あなたのバイアスといじめはひょっとしたら同じ土壌から生じているのではありませんか?少なくともかかる省察は必要ではありませんか?
ちなみに言うと、海保のいじめは海自の比ではないという噂ですから、そちらも取材なさってみたら?
>時間調整しているとのご指摘ですが、ならばどうして大型商船2隻と最狭部で鉢合わせになったのでしょうか
時間調整というのは、他船にではなく関門の潮に対してですよ。それも可能ならばの話です。
そもそもどんな船が通っているか、行ってみなければ分かりません。
もっとも巨大船の通峡情報は海保から航行警報が出ますが。
2009/11/9(月) 午後 6:26 [ 四等海曹 ]
本文の方ですが「訓練だったのか」とありますね。
航海はそもそも本番と練習を兼ねているようなものです。最近の言葉で言えばOJTと言ってもいいでしょう。練度向上には経験を積むことが一番です。その意味で航海そのものが訓練です。
ところで関門での事故の原因の殆どが、操船不適切・見張り不十分・(関門の)知識経験の不足・慢心でしょうね。
関門は確かに難所なので設備や法整備等、相応の対策がとられています。従って、ルールに則って粛々と航行すれば危険性はかなり軽減できるはずなんです。
ところが今回のような横紙破りの操船をされたのでは、いくら過去の事故例から危険性を想定したところで無意味です。想定したところで避けようがありません。そして自衛艦以上に危険な荷を積んだ船が今この瞬間にも関門海峡を行き来しているのです。
2009/11/9(月) 午後 6:29 [ 四等海曹 ]
素敵な事に書き込み件数が減っていますね。
確かに他人を似非ジャーナリストと呼ぶなど、度が過ぎている人もいたようには思えますが
注目すべき事実に目を瞑り、わざと読者を扇動し誤った結論に誘導する記事を書かれる方を
社会に対し多大な影響力を持つジャーナリストと名乗る資格があるとは
私も疑問に思えますがいかがでしょうか?
そういえば自由気侭にジャーナリストを名乗れるのも日本だけのようですね。
ちなみに護衛艦「くらま」に搭載されている炸薬含めた火薬類は約5t前後。
その殆どが喫水下に収められています。
これでもまだ三千トンクラスのタンカーよりも危険だとお考えなのでしょうか。
2009/11/10(火) 午後 9:29 [ unko ]
「週金」の記事について
冒頭の現職の3等海曹とやらの証言:おそらく捏造・でっち上げの類
くらまが何千トンもの武器弾薬危険物を積載していると誤認(きわめて不勉強)
民間船舶にはケミカルやLNG等ずっと危険な物質をより大量に積載して航行している船がありそうした船でも平然と関門海峡を通峡している。
くらまが海峡を通峡したこと自体を悪としている。(日本の公船が日本の水域を通ってはいけないとでも)
自衛艦が狭水道を通峡する際、どれだけ厳重な警戒監視をするか知らないと見える。(「いじめ」「人権侵害」しか頭にないから?)
あいかわらずカリナ・スターやその船長への批判・糾弾はなし。
(心の祖国だから? もしかして在○だから?)
いずれにしろ「週金」の読者でもこんな記事に喜ぶほど知的レベルは低くないでしょう(痴的レベルは高いかもしれませんが?)
これでジャーナリストなら私でもジャーナリストが務まりそうです。
2009/11/10(火) 午後 9:34 [ 秋幸華(チゥ・シンファ) ]
非常に疑問なのですが、何故三宅さんは反論しないのでしょうか?
自信が有るから記事にされたのだと思いますが、ご自身の主張と対抗する主張をされている方が居て、ご自身の意見が正しいと思うのであれば反論してこそジャーナリストではないでしょうか??
また現職のある3等海曹の職種はなんですか?
1・2分隊の3等海曹の主張でしたらただ見張りが大変だから・・という理由かも知れませんし、3・4・5分隊の3等海曹であればどの航路を通っても実質的に仕事に影響する事はほんの僅かだと思うのですが・・・
三宅さん是非皆さんの意見に反論して頂きたいと思います。
2009/11/12(木) 午後 4:38 [ ogw−69 ]