ジャーナリスト三宅勝久の気まぐれブログ

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2009年11月8日

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生ゴミのその後とエビの皮

 生ゴミコンポストのその後を報告したい。
 
 日々溜め込んできた生ゴミは40リットルの容器のほぼ8割以上のカサとなった。押し込めばまだ入りそうである。普段はふたをしめているからまったくにおわないが、開けるとスッというガスが抜ける音とともに、すっぱいにおいがする。腐臭とは違うがあまりいいにおいでもない。

 容器の下についているコックを開けると、薄めのコーヒーのような色をした液体がちょろっと出てくる。こちらは結構においがきつい。

 問題はカサがまったくといっていいほど減らないことだ。EM菌というのは嫌気性の発酵だそうで、簡単にいえば生ゴミのぬかづけなのだと、どこかにだれかが書いてあった。なるほど、そう考えればよくわかったような気がする。

 結局土に埋めなければ生ゴミは土に返らない。ふたをしているから乾燥も遅い。容器のなかでみるみるうちにぱらぱらさらさらになるものだと期待していた小生は、自分の浅はかさを省みている。こんなことなら最初から土に埋めたほうがよかったんじゃないだろうか。

 要は大事なのは土なのだ。その土が都会にはない。

 容器いっぱいになった「ぬかづけ」は、始末の方法がみつかるまでしばらく熟成させておくとして、もうひとつの容器をつかって、EMを使わない別の方法を試してみたいと思う。

 それでも、生ゴミを減らそう、という意識づけには多いに効果があった。大根の皮も刻んで食っている。エビの皮もむいたあと、包丁で細かくくだいてラーメンの汁に入れてみた。結構だしがでてうまい。人間は太陽エネルギーを体に取り入れて生きているのだな、と実感している。

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護衛艦くらまの事故について

 関門海峡で先月末におきた海上自衛隊の護衛艦くらまと貨物船の事故について以下の記事を週刊金曜日に書いた。Hpで公開されているものなので、ここに転載する。

http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=864

【護衛艦「くらま」あわや爆発か/日本一危険な航路を選んだ怪】

「関門海峡は日本中で一番危険な海域。なぜ鹿児島の大隅半島を回るルートじゃなくて、危ない内海航路を通ったのか。同僚らも言っていますよ」

 関門海峡で一〇月二七日夜、海上自衛隊の護衛艦「くらま」(基準排水量五二〇〇トン、艦長柏原正俊一佐)と韓国籍のコンテナ船(総トン数七四〇一トン)が衝突、双方が炎上した事故について、ある現職の三等海曹は疑問を口にする。

 海上幕僚監部や佐世保基地の説明によれば、「くらま」は相模湾での観艦式を終えて佐世保基地を目指して太平洋を航行、四国沖から進路を北にとって内海に入り、豊後水道を通って関門海峡に差し掛かったところで事故に遭った。

 現場は「早鞆瀬戸」と呼ばれる関門海峡の最狭部。潮流も速く操船が難しい場所だ。見通しも悪い。
 近年、通峡経験の少ない外国船が増えたこともあって事故が増えており、第七管区海上保安部(七管)によれば過去五年で九件の衝突事故が起きているという。この危険海域に大型船三隻が錯綜する格好で事故はおきた。

 関係者の証言によれば、「くらま」には砲弾や魚雷、地対空ミサイルなどの弾薬類も積まれている模様だ。七管の職員が本音を漏らす。

「弾薬に引火しなかったのが不幸中の幸いです」

 事実、火災を起こした艦首付近には速射砲の弾薬庫があり、一時温度が上がったとも伝えられる。
「艦首ではなく船腹にぶつかっていたら爆発したり沈没した可能性はあった」と前述の自衛官はいう。爆発していれば乗組員だけでなく対岸の民家や関門橋、陸上施設の被害は必至だ。
 危険を避けるもっとも確実な方法が、関門海峡を通らず、九州南部を回って佐世保に入る南回り航路である。

 だが「くらま」はあえて危ない関門海峡を通った。すこしでも早く入港したかったのか、あるいは訓練だったのか。関門海峡の通過を誰がいつ決断したのか。また、同行の船はいたのか。他の船はどのルートを通ったのか。海上幕僚監部は「海保の捜査中でわからない」というばかりだ。

 あるいは、早鞆瀬戸を通る際「行会調整」と呼ばれる交互通行を実施する方法もある。七管の説明では、総トン数一万トン以上の船、または同三〇〇〇トン以上の油送船は行会調整が義務づけられている。だが護衛艦の場合、石油以上の「危険物」を積んでいたとしても対象外だという。

 関門海峡はイージス艦も通っている。「くらま」の事故が不可避だったとすれば、迎撃ミサイルを積んだ新鋭艦とて同じ。市民生活の目の前で大事故を起こし得るということである。

三宅勝久・ジャーナリスト

週刊金曜日2009年11月6日号

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