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 文章の持つ力というのは確かにあると思う。

 人は言いたいことが言えなくても、文章にすると表現できるケースが多い。それはそうだろう。言いたいことはその場で言わないといけないので、ある程度の瞬間的な論理構築力や場合によっては度胸も必要だ。

 だが、文章は違う。じっくりと自分に向き合って思いのたけを語ればよい。それだけに気持ちの重みも伝えられる。知人はストレスがたまりやすく、上司に対して不満が多かった。だが、立場上言えない。そこで、思いを文章にすることにした。これだけでストレス解消になったという。そのうち、本当に追い詰められたときに、一度練ったその文章を相手に送り付けたという。相当にインパクトがあったのだろうか。上司のパワハラまがいの言動はなりをひそめた。

 また、不当な扱いをされていたあるご老人は、役所の窓口の担当者に対して、毎日はがきを書いていたという。もちろん、脅迫まがいのことは書かない。ある意味、請願をするだけだ。だが、これが、日課のように来るうちに、処遇がなされたという。

 もちろん、そういった文章にするにはコツはある程度はある。だが、パワーはあるし、気持ちを明確に伝えられる手段であるということだ。すぐに法律的な手段に訴えない日本人にも向く作業ではないだろうか。そのうえ、最終的には法律手段に移る際の布石にもなりうる。

 文章の持つパワーというのを改めて考えてもいいかもしれない。

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