前回に引き続きもう一つ、疑問がありました。
原発国民投票に集まった方々は、全てボランティアであって、どこの政党にも属していないはずでした。
受任者になると、署名簿は最初は赤坂の本部から1冊だけ郵送で送られてきます。私は世田谷区の受任者でしたから、世田谷区の住民で選挙権のある方からのみ署名をいただける規定がありました。
最初は、近所の知人や友人等に署名をお願いしていましたが、その方法ではさらに多く集めるには限界がありました。そこで、本部のブログから世田谷地区の駅やスーパー前での活動スケジュールを知り、早速彼らに合流しました。行くと私のようなボランティアの方々が活動していました。驚いたことに、原発署名運動の旗やらポスターや、拡声器等が用意されていました。
それらを一体誰が用意したのかを大変不思議に思い聞いてみますと、世田谷区には小田急線の山下駅近くに事務所があり、そこで旗やら拡声器やらポスターや、画板等新しい署名簿等活動に必要なものは全てあり、事前に言うと貸していただけるとのことでした。
また、集めた署名簿は赤坂の本部に送っても、それは地区ごとに仕分けされ、結局世田谷地区では、世田谷事務所に送られるので、直に持参すべきとのアドバイスもいただきました。
そこで、自分が行う駅前等の活動等の際、事務所からそれらの機材をお借りして、集めた署名簿をその日のうちに事務所に届けるようにしました。
事務所には常に2から3名の方々がいらっしゃってパソコン等の入力を行なっていました。当初、この事務所が一体誰の支援で運営されているか非常に疑問に思いましたが、事務所は、ある政治団体の事務所でした。
政治団体には、当然それぞれの主義主張があり、それを否定するものではありません。また、その団体から誰々を支援するように言われたワケでもありません。
しかし、限定された政党の組織が、署名簿を管理するというのは、ある意味非常に危険なことを示唆します。
さらに、本部の代表の方の話は、「我々は、どこの政党からも、企業からも支援されておらず、皆様のボランティアと寄付で運営しています。」という力強い言葉が、かえってグレーな政治的一面を垣間見たような気がします。
国民投票はどこかの政治的組織に誘導され、結局利用されているのかも知れないという私の疑問はいまだに、綺麗に払拭された訳ではありません。
国民投票は、結果的にもしくは政治的に「原発推進」と誘導される可能性は皆無ではなく、その時は原発反対は将来において、全て無効となるべき諸刃の刃として使用されるかもしれません。
電力会社の莫大な軍資金が、保身者や利権、短期的な利益を追求うする人々の欲が国民の理性を切り崩す構図が、今回の「国民投票」を利用する、もしくは利用されることになることが私が一番抱える不安なことです。
しかし、その一方、このような私の考えを逆に利用しようとする人も、いるのかも知れません。 本当はこのように思慮しなくてすむ社会を造るべきだと思います。
どなたか、「国民投票」の真実を科学的に説明できる方がおられるなら、是非連絡ください。
ただし、「ブルータス、お前もか。」とならないように願う次第です。
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