編集中
とても静かで自分勝手な世界
ここは光さえ届くことが叶わない深海の奥底なのか?
なんだか、とても静かで、とてつもなく暗い
目を見開いても、細めても、そして、それをしっかり閉じても純真な黒色が、このセカイを満たしている
どうやら、深い闇の中にいるようだ
ボクは裸足でその場所に立っていた
周りをぐるっと手探りしても触れるものは何もなく、足裏にへばり付いてくるものは灰のように細かく指の隙間をくすぐっている
そして、何かの液体が穏やかな波を伴って脛を洗っている
その液体はボクの体温とちょうど同じ生温かさで、赤く染まっているようにも思える
ボクは瞳を閉じ、肩の高さまで両腕を広げ、膝を何回か曲げ伸ばし、足裏に自分の重みを感じ取ってみる
今の自分といつかの自分を比べてみるが、今はまだ分かりきっていない
頭では測りかねてい
すべて表示
その他の最新記事
第2章の10
2011/9/5(月) 午後 0:29
「なんで、てがみ、かくの?」
「さっき見つけた四つ葉のクローバーの場所をママに教えるんだ」
「ママに、いったほうが、はやいんじゃないの?」
「あえて時間を掛けることが大事な場合があるんだ。遊び心だよ」
「う〜む!
じゃぁ、かく」
「えいすには絵を描いて欲しい。いつもの○、△、□を使って」
えいすに鳩と蝶々とモグラの絵を描
...
すべて表示
第2章の9
2011/8/1(月) 午後 0:43
景色の手前には『先程』僕たちが積み上げた石の目印も見えた。
「そうだった!ママに手紙を書こう」
図書館の二階には『自習室』がある。
その場所で、親友と席を並べて勉強をするのが僕の高校時代の『日課』だった。
『数学』が得意だった彼に質問したことを覚えている。
『虚数』のことだ。
・・・手の指は『10本』だろ。
だから数字は
...
すべて表示
第2章の8
2011/7/13(水) 午前 8:21
階段の窓から外を眺めると畑の向こうに空と雲と山々が見える。
その風景の中央には、まるで絵画のように『富士山』が鎮座していた。
幼い頃、法事の席で知らない『おじさん』に変わった絵画の鑑賞の仕方を教わったことがある。
『絵を見るときはね、片目だけを使うのだよ』
・・・目を閉じていると何も見えないよね。
片目を薄目にして見えてくるのが一次
...
すべて表示

