<ローマ観光>冬のローマで遭難か?(新婚旅行2日目)
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食事したお店で呼んでもらったが、空いているタクシーがいないと言われ、仕方なく大きな通りに出た私達。
そこならつかまると聞いたのに、タクシーはあまりいないし、いても既に人が乗っている。
体調の悪いジョンが寒くてジッとしていられないと言うので、とりあえずホテル方向に歩きながらタクシーを探す。
ホテルのあるテルミニ駅へ向かうバスも走っているので、バスも気にしながら、バス停からバス停に歩く。
しかしバスは非常に多くの路線があり訳が分からない。
どのバスがテルミニ駅に行くのか、バス停の案内を見てもイマイチ分からない。
あらかじめ調べてあった範囲で、確実に行き先の正しいやつだけに乗ろうと決意。
知らないところに着いてしまって言葉も通じなかったら途方に暮れるだろうから。
雨が強くて視界が悪いなか、振り返り振り返り、バスとタクシーの姿を探す。
しかし、空振りばかり。
15分ほど歩いたか…、ジョンが心配。
とても辛そう。
と、ようやく行き先が正しいと自信を持って言えるバス発見。
後ろの信号に止まっている間に次のバス停に急ぐ。
すごく混んでいるが、やっと乗れた〜
運転手さんに切符2枚と頼む。
しかし!
彼の身振り手振りからすると、持っていないらしい。
ガイドブックには、タバッキ(売店)か運転手さんから買うように書いてあったが…。
一つ先のバス停の着く。
ちょうど目の前に開いているタバッキがあり、運転手さんが指差す。
あそこで買えってことね…
わずかバス停一つで降りることに。
次のバスを逃すまい…と急いでタバッキに。
しかし!
置いていない!
多少は英語が通じそうなので、この辺でどこで買えるか聞く。
「運転手から買え」という。
あー!埒が明かない!!
外に出れば人すら一人いなくなっている。
車通りも少なく次のバスやタクシーがいつ来るのか、まるで見当もつかない。
12月の雨のなか、元気な私でさえ心が挫ける。
気分は遭難者。
どうするか考えろブリディー。
幸い、居場所を地図上で把握している(方向音痴の私が火事場の馬鹿力)。
多分、ホテルまで直線で歩いて15分くらいだろう。
しかし大きな道は迂回して、かなりの遠回り。
最短ルートはごちゃごちゃした小さな道で、方向音痴の私には危険極まりない。
そもそも、そんな小さな道、治安だってわからない。
地図をじっと見る。
ホテルは東なのだが、南に向かうと15分ほどでコロッセオの駅がある。
今の道を真っ直ぐベネチア広場まで行き、後は朝見たフォロロマーノを右に見ながら、大きな道を真っ直ぐ行けば良い。
これだ!
ジョンを励まし、再び歩く。
ベネチア広場に着く
巨大な祈念堂が見える。
ライトアップされていた気がするが、あまり記憶に無い。
あの大きな建物が夜に浮かび上がる姿は、さぞかし見栄えがするだろうと思うのだが。
と記事を書いたあと気付いたが、何故か写真を撮っていた。
道を急ぐ。
足長ジョンがかなりの早足なので、私は小走りに近い。
おかげで寒さは感じなかったが…。
右に曲がりこコロッセオに続く通りへ。
広いが車すらあまり通らない感じ。
でも、朝一度通った道で、少し気持ちに余裕が生まれた。
右手に薄明かりに包まれたフォロロマーノが見え、幻想的だったのを覚えている。
コロッセオの前まで来て、完全に気持ちが落ち着いた。
ここには人もいる。
「コロッセオのライトアップも見たかったのよ〜。ちょうどいいわ〜」と歩きながら写真を撮り(だからぶれている)、早足で先行くジョンに走って追いつく。
夜の駅はだいぶ閑散としていて安全なのかは分らない。
だが、さほど待たずに電車が来た。
こうしてホテルに到着。
反省点は、メトロやバスに乗れる一日券を買っておかなかったこと。
それ以上に、お店の人に事情を説明して、あくまでピッツェリアでタクシーを待つべきだったのだろう。
今までの旅行中で最大のピンチでした。
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