中学生を教えるのは楽しい!
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中学3年間で、子供は少しずつ自立し、大きな成長を遂げる。
中学に入ったばかりの4、5月。まだ勉強の仕方もわからず、
こちらの常識がまったく通らず、目が点になる発言もしばしば(汗)
おまけになれないクラブ活動に疲れて、9時にはもう意識もうろう(笑)
なんてお子ちゃまなんだろうと、あきれながら叱咤、声は大きくなるばかり・・・
夏休みあけの宿題テスト、できなければ帰れないといっても、
いつかは帰らせてもらえるだろうと、はじめはだらだらやってる。
ここからは根気比べ。だんだん子供たちは不機嫌に。
ここで負けてはだめだ。あめとむちで、お菓子を配ったり、今日は徹夜だと
おどしたり・・・(笑)子供は大人の本気を必ず試している。たとえ3,4歳でも。
だんだんこれは本気だと悟り始めて、やっとエンジンがかかる。
7時にはじめて、10時半(普段は1時間半)子供たちは、アドレナリン全開で
猛烈にダッシュをかけ始める。
アドレナリンが出すぎて、「今日は帰りたくない」と、終わった子まで残ってる。
そんな輝きだした子供たちを見るのが、好きだ。
早く課題を終えた子が、たこ焼きを買って外で待っていて、
全員終えてから、暗がりの外でわいわい食べていたこともあったっけ・・・
外がにぎやかなので、出てみたら、携帯の明かりを照らしながら、
たこ焼きをつついていた。さっきまで怒られ絞られた子供たちなのに、
本当に屈託がなくかわいい。
少しずつ、教えたように子供は育っていく。たとえば国語の選択問題は
なぜその答えになるのか、他の選択肢はどこが間違っているのか
必ず根拠を挙げろを教えれば、最初は嫌がっていた子も今では
先に理由を述べる。昨日は記述の表現で、「もっと大人なかっこいい表現探してみて」
というと口々に、ヘンなのから面白い解答まででるのだが、光る表現が出た生徒を
みなが、それが一番いいと誉める。よしあしがちゃんとわかってきている。
夏を終えて、一気に子供たちの背が伸びることがよくあるが、
内面の成長も、目を見張る。
そうして、手とり足取り思いっきり引っ張ってきた1年も
2年になれば、少し個人の意欲に任せてみる。
時々まだまだ、自己管理できない子はテストで大失敗。
でもまだこの時期はそれでもいい。
失敗から学ぶことは大切だ。
3年になると、もう怒ることはすくなくなっている。
教えたとおりに勉強してくるし、台風でも「もう警報解除されました。」
と、自らメールしてくる。もう後半年になったね。教えることも少なくなり、
しっかり生きていけるであろう彼女たち(今年は女の子だけ)を見ると、少し寂しくもある。
息子たちを教えることはもうなくなった。
今教室に通ってくれるたくさんの生徒たちが、私の生きがいだ。
彼らがいなければ、どんなに人生がいろあせることだろう。
一人一人の個性が、輝き、ほんの少しの成長にも、気づき喜べるならば、
最後の一人になるまで、いくつになってもこの仕事を続けていたい。
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