Tales of Boston 〜 ボストン留学記

外科医の研究留学、英語苦労話、ボストン情報など紹介しています。

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2012年2月1日

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給料交渉

今更であるが、私の留学生活は給料の支給がない。

では完全に自費かと言われるとそうでもない。すべての費用を捻出できるほど経済的に豊かではないので、いくつかの一時的な奨学金を申請して受け取っている。しかしこれも、ボストンは家賃を筆頭に物価が高いので、とてもじゃないが生活費をすべてまかなえるほどの金額ではない。

ということで常に貯金を食いつぶしつつ生きているという、なんとも厳しい状況である。


さて留学期間延長の話が持ち上がった時、最大の問題はこの金銭面であった。もちろん1年余分に生活するほどのたくわえは無いので、今のままの状態では不可能と言うことになる。幸いその頃実験結果が集まりだしてボスの機嫌がよかったので、ここぞとばかりに給料交渉をしてみた。留学を延長するにはお金が足りない、これくらいはもらえないとやって行けない、と切実に訴えて、ようやく交渉がまとまった次第である。

で、2月からいよいよ給料をもらえる身分になることになった。が、待てど暮らせど続報が無い。書類手続きなど面倒くさい手順があるはずだが、どこからも連絡が無い。。。考えてみればボスの正確からして、給料の話を忘れてしまっているのではないか?

そう思ってどうなっているかボスに聞いてみると、
「Thank you for reminding me.」
やっぱり〜、そんなことだろうと思ったよ〜!!

その後次々にあちこちから催促のメールが届く。この書類を準備しろ、このオリエンテーションを受けろ、明日までにうちの事務所に来い。。。相変わらずのアメリカ的事務手続きである。腰が重くてなかなか動かないくせに、いざ準備しだすと細かいルールに妙に厳しい。


しかしこれをこなせば、いよいよ有給の身となれる。

有給と言っても金額はたいした額ではない。正直言って日々の生活を満足にまかなうことは出来ないので、所詮貯金食いつぶしの生活には変わりは無い。しかし大きな違いは、有給であるということは一種の市民権のようなものを得られると言うことである。

大はアメリカの健康保険に入れるということから、小は地下鉄の定期券の割引を受けられるというところまで、いろいろなbenefitを受けられるのだ。もちろん US citizen になったわけではないが、アメリカと言う国に住民として認められたような感じがしてちょっと嬉しいね。


さて給料がもらえるぞ、と。ではよりいっそう頑張らなければいけないか?
いやいや、もう存分に頑張ってますよ。自分的には、これ以上はあり得ない。
もうすぐビザ更新で日本帰国だし、ちょっと骨休めしようっと。

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