じゅんちゃんの少年サッカー研究ブログ

少年サッカー、ジュニアユース、ユースを中心とした「育成年代サッカー」を研究するブログ。海外の少年サッカー情報も扱っています。

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ブログ終了のお知らせ

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このブログを終了することにしました。

2005年からはじめてきたので、丸5年以上続けてきました。最近はブログのテーマである「少年サッカー」について書くこともめっきり減ってきたので、そろそろ終了するタイミングかと判断しました。

あと、来年から起業することに決めたので、ブログに費やす時間が取れなくなってきたという事情もあります。



もちろん、これまで書いてきた記事は大切なものなので、このまま掲載しておきます。
コメントやトラックバックを通じてさまざまな出会いがありました。
中には、リアルにお会いできた方もいらっしゃいます。



ちなみに、息子は現在中学二年になり、今も元気に地元のクラブチームにてプレーを続けています。

今後も息子を応援しつつ、少年サッカーを含めたサッカーを楽しみ続けるつもりです。

これまでお読みいただいて、本当にありがとうございました。

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45歳以上のシニア・サッカープレーヤーに最も適した試合フォーマットは、7対7のようです。

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年齢が高くなると、どうしても徐々にプレーする機会が減ってきます。

私もフットサルはいまだに続けていますが、11人制は年に数えるくらい。それも、誘われれば行く程度、です。


体力的にきつい、ケガが怖い、そもそも人数がそろわない、が11人制から離れている理由です。
なかでも一番怖いのははケガですね。自分の関節とか靱帯の限界ももうわからないですし、全速力のストップ
&ゴー、タックル、はさすがにちょっとなあ、と思ってしまうわけです。

ただ、似た年齢の方々と、エンジョイ目的でなら生涯続けていきたいという願いもあったりするのです。
サッカーを長年やってきた方なら、こういう想いになるのではないでしょうか。



先日、オランダサッカー協会の発表で、40歳以上のシニアサッカーの現状を読む機会があったのですが、
オランダでは35歳以上の選手が50万以上登録されており、うち4万人は女性です。
これはなかなかの数ではないかと思います。


こういったアラフォープレーヤーがいつまで現役で居続けるかの傾向なんですが、45歳を境にやめていく方
が多いとのこと。

その理由は様々でしょうが、ドロップアウトに歯止めをかけるためにオランダサッカー協会が取り組んだのが
「45歳プラス・プロジェクト」。45歳以上のプレーヤーのみを対象にしたリーグを作り、そこそこの競技志向
を持たせつつ、楽しくプレーできるリーグの仕組みです。


で、オランダサッカー協会が調査と実験を2年間にわたって重ねた結果、「45歳以上のおっさんプレーヤーに
もっとも適した試合フォーマットは、7vs7である」という結論を出しました。

いわゆる、ソサイチですね。



サッカーより走行距離が短く、フットサルほどクイックネスやアジリティが求められず、プレッシャーもさほど
ではない7人制は、たしかにちょうどいい案配のような気がします。
(僕はほとんど7人制というモノをやったことがないので、想像で書いてますが)

おっさんの方々が10名ちょっとでチームを作り、リーグへ参加できるような仕組みをこのようにして用意したのです。
しかも、できるたけ多く募集するために、初年度はなんと無料にしました。

試合時間は当初は20分1本マッチだったそうですが、今は30分ハーフとプレー時間は3倍に伸びています。



日本でも、サッカーをものすごくやりたいんだけど、機会がなかったり、仲間がいないがためにあきらめて
しまっている経験者は相当数いると思うんですよね。私もその一人なので、気持ちはすごくわかるつもりです。


ただ、適当な受け皿がない。

協会等、組織的に動いてくれるといいんでしょうが、なかなかそうもいかない。僕はたまたま声をかけてくれる
仲間がいるので、続けられております。そういった意味では、現役時代のサッカー仲間と継続的な関係を維持し、
いつでも誘ったり、誘われたりできるようにしておくことが、生涯プレーできるかどうかの分かれ道かも。

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【イングランド】 レフリー家族、スミス家の思い出に残る一日

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このブログでは、イングランドの少年サッカーを中心にしたサッカー情報をお伝えしています。

少年サッカーに関連して、レフリーや保護者、もしくはフットサルなどのトピックもカバーし、
アマチュア全般に絞っております。

で、情報源はもっぱらイングランドサッカー協会(FA)のウェブサイトなのですが、ほのぼのした
グッドニュースを見つけたので紹介しようと思います。




スミス家では、家族ぐるみでアマチュアレフリーをしているのですが、この日は、スミス家にとって、
忘れられない1日になりました。なぜなら、主審、線審2名の計3名を、すべてスミス家の家族が努めた
からです。

9月のFAユースカップの予選ラウンド、ロングイートンユナイテッド対ラドフォード戦でのこと。
主審がスミス家の息子のアダム・スミス君(18歳)、線審が父親のローランド・スミスさん、もう1名
の線審は叔父のスティーブン・スミスさん(ローランドさんとはなんと双子)が努めました。


試合開始前、「なんかレフリーがむっさ似てるんですけど・・・」と異変を感じた選手がマッチオフィシャル
に指摘、その後オフィシャルが氏名を確認したところ、この事実が判明したそうです。
よって、意図的に仕組まれたものではありません。
(線審がクリソツなので、なおさら選手らは驚いたことでしょう。全員目元がそっくり)


試合のほうはというと、延長戦の末にラドフォードが3−2で勝利。アダム君のジャッジはまずまず成功
だったそうです。

父のローランドさんと叔父のスティーブンさんは、ダービー地区でアマチュアサッカーを20年間プレーした後、
「ずっとサッカーに関わりたいし、お世話になった地元サッカー界に恩返しがしたいから」とボランティアで
レフリーをはじめました。

息子のアダム君は14歳でレフリーの道に進み、4年間でレベル5の資格を取得しており、1年以内にレベル4合格
を狙っています。(レベルが上がるにつれ、数字は小さくなっていきます。1が最高)


さらに、アダム君の弟のロス君(14歳)もレフリーになることに決め、エントリーレベルの資格を取得したそうです。


プレーヤーだけでなく、レフリーでさえも親子のつながりが連綿と続いていくのって、さすがサッカー大国
ならではだなと思いました。これ、主審が父(もしくは叔父)ではなく、子供が努めたというのが大きいです。

主審の息子がジャッジをし、父と叔父はサポートして支える、という構図がなんともほほえましいです。


ちなみに、この事実を知った会場の観客も、3人のレフリー一族(?)に歓声を送ったそうです。

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欧州のサッカー指導者にとって、沈黙は金ではないというお話

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セミナーやカンファレンス等、大勢が集まるイベントには、講演の後に質疑応答の時間が設けられています。

この質疑応答、けっこうな確率でシーンと静まり返りませんか?
誰しも、「こんな質問したら、他の聴衆にバカにされるんじゃないか」など、心配がつきまとうと思います。

そうでなくても、「なんか気の利いたカッコイイ質問をして、ちょっと賢そうに見せたい」という気負い
くらいは感じるかもしれません。



さて、2006年にキプロスで催されたUEFAのユース向けコーチカンファレンスでのこと。

やはり、聴衆である各国の指導者や取材に訪れたプレスは、講演者に対し積極的に質問したり、意見を述べる
ことが出来なかったそうです。



そこで指摘されたのが、「指導者にとって、沈黙は金ではない(Silence is not golden)」という点。

これでもって引き出された意見や今後の課題にはいろいろあるのですが、なかなか興味深いものでした。
中には、UEFAだけで解決できない大きな課題もあり、それらはFIFAに提言されることにもなったそうです。



以下に挙げてみますが、そこでの課題、要求、意見等はすぐさま解決できるものではありません。
今後、多くの人を巻き込み、議論を重ね、仕組みを整え、様々な協力なしでは解決できないものばかり。

ただ、UEFAはこうも言っています。

「課題が解決しやすいかそうでないかは、問題ではないのです。大切なのは、少しでも早く、解決に向けての議論を始めること。一歩踏み出すことで、一歩解決に近づくのです」




では、紹介していきましょう。



カンファレンスに参加したユース指導者たちの意見や提案


■2〜3日のミニトーナメントの運営において、現状よりも1日多く、選手のために回復の日を設けてほしい。

■大会において、とくに決勝トーナメントの期間の選手の回復のための日数を確保してほしい。

■17歳以下の公式戦において、交代数の上限を3名から5名に引き上げてもらいたい。

■大会の決勝トーナメント開始前に、予選で怪我をした選手を予備登録選手と交代することを、2名を上限に認めてほしい。

■現状のカレンダーを維持したままで、ヨーロピアンユースフットボールマッチデーを秋の期間に3日(週末)確保してもらいたい。また、3年前の時点で日程を決定してもらいたい。




さらに、このカンファレンスで、あるキプロス人のコーチの提案が話題になりました。


クラブ間、協会間のコミュニケーションを活発にするための、連絡体制や機会の創出をもっとおこなうべきです。

クラブが抱える課題や問題は、どこも似ています。情報や知識を交換しあって共有することで、サッカー界全体のレベルアップにつながります。

そのために提案したいのは、各クラブもしくは各協会で外部からの連絡を受けるコンタクトパーソンをあらかじめ決めておき、連絡先を交換しておくということです。そうすれば、誰にコンタクトすべきなのかが明確になり、よりコミュニケーションがとりやすくなります。また、協会が各クラブに連絡をいれたり、セミナー等の情報提供も容易に可能になります。



他にも、何名かの指導者から提案があったアイデアに、「ユース年代の指導者候補を増やすために、
育成大使のポジションを用意し、元有名選手等に努めてもらうのはどうか」というのがありました。

この提案には、「いまだにユースコーチというポジションは、トップコーチよりも低くみられており、
功績が評価されにくいため、なり手が不足している」という背景があるからのようです。

誰も公では口にしないでしょうが、「ユースはあくまでトップチームのコーチになるための踏み台」と
みる風潮も残念ながらあるということですね。


日本での風潮はどうなんでしょうか。

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元プロサッカー選手が、志半ばで指導者の道をドロップアウトする理由

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前回、元バルセロナ監督のライカールト氏のインタビューを2回にわたって紹介しました。




選手としても、監督としても成功を収めた人ですが、当然ながら、これはかなりのレアケースです。
プロ選手のセカンドキャリアのひとつであるサッカー指導者という職業は、実際にそれを目指すのは
イバラの道で、元プロだったからこそ味わう、一般人にはわからない苦労があるそうです。

これは日本だけの話ではなく、海外でも同じだそうです。
UEFA主催で「プロ指導者養成に携わる方々」向けのシンポジウムが、2006年にダブリンで開催されました。
サッカー指導者を指導する、いわばコーチのコーチです。



招かれたスピーカーには、元ミラン&クロアチア代表のボバン、元スウェーデン代表のローランド・ニルソン、
元アルゼンチン代表のガブリエル・カルデロン、元ルーマニア代表のダン・ペトレスクといった元トッププロ
もおり、引退後に指導者を目指した彼らの生の声が紹介されました。


「いつまでもサッカー界に関わりたい」
「サッカーへの情熱を仕事に生かしたい」


この想いが指導者を目指す最大の動機になっています。
元プロ監督らが直面する問題にはいろいろあるのですが、最大のものは「志半ばでのドロップアウト」です。

いつの間にか、サッカー界から消えてしまったり、忘れ去られてしまう、といったことです。
こういう現実は、業界関係者には周知の事実なのかもしれませんが、一般人には知る由もないですし、けっして
メディアにも乗ってこない影のニュースでしょう。



典型的な例を挙げますと、輝かしいプロキャリアを送った元スターが、「自分は選手として成功したのだから、
指導者としても成功するはずだ」と思いこみ、名声を利用して有名クラブのコーチなり監督の職にありつくも、
その仕事の重責、指導の奥の深さに驚き、そして自分の能力の低さに悲観して燃え尽きる(もしくはその前に
解雇される)というものです。


スピーカーの一人、元スウェーデン代表のローランド・ニルソン氏は、

「引退後にクラブチームのアシスタントコーチに就任し、直後に監督が解雇されたため、自分が繰り上げで
監督になったものの、瞬く間に失敗した。その後、サッカー指導の情熱を取り戻すのに、何年もかかってしまった」

と自身の体験談を語りました。



このような問題を解消することがこのシンポジウムの目的のひとつなわけです。
つまり、問題とは「指導者を目指す元プロ選手に、誰がどこまでどのように教育するのがよいのか?」
ということです。

なぜこれが問題かというと、元プロは当然サッカーの技量は一定水準以上ありますし、プレーに関しての知識
もある程度持っています。ところが、人の管理、リーダーシップ、コミュニケーションスキル、ストレス管理
などの知識は乏しい(もしくはアマチュア指導者同等)わけです。つまり、監督として求められるさまざまな
スキル、知識、経験が一般人よりかなりいびつであるわけです。


ところが、指導者教育コースを受講する生徒は、そのほとんどが元プロではありません。
こういった状況での元プロらの扱いが難しいようなのです。

元プロもフォローもしてあげるべきですし、かといって特別扱いしすぎても具合が悪い。
プロキャリアのない受講生をなおざりにしてしまうと、未来のラファエル・ベニテスやジョゼ・モウリーニョの
ような芽をつぶしてしまうことにもなりかねないわけです。


プロ指導者養成プログラムの責任者は、元プロにもそうでない一般人にも、適度にバランスのとれたコースを
設計する能力が求められているとのことです。



記事の中では、とくに解決法が「これだ」と示されている分けではありません。
常にバランスに注意し、適切な行為を適切なタイミングでおこなうしかなく、近道はないと述べています。
そのために、UEFAはウェブ、DVD、コンベンション、勉強会といった様々な形式やテクノロジーの活用で
教材と学びの場を創出し、かつ国境を越えたヨーロッパ全域の指導者を目指す人々に提供しています。



このシンポジウムの記事は、地味ですが重要(かつセンシティブ)な問題に光を当てていると思いましたね。

見る人によっては、

「うわー、それを言っちゃう?」
「わざわざ取り上げなくたっていいでしょう、面倒くさい問題なんだから」

って感じる問題かもしれないです。
人の問題ですから、スパッと明快な答えは出ないでしょうし、一朝一夕に解決できる問題でもないですしね。

でも、それを問題視する、議論する、解決の糸口を試行錯誤しつつ取り組むのか、それともフタをして
見なかったことにするか、で長い目で見たときに大きな差となって現れてくるのも間違いないでしょう。

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