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音子が「ねこ」と言う名前になった由来というか、訳…
音子は捨て猫でした
とある会社の駐車場にひょっこり現れ
お腹が空いた…
何か食べるものちょうだい…
そんな感じでなつっこく近づいて来たらしいのです
抱きあげてしまった人物はと言うと無類の動物好き
特に犬、猫大好きな方だったので迷う事なくお持ち帰り…
連れて帰ったはいいけれど
主に面倒を見る人間は
(私となる)
猫やら犬やら大好きな故、先に逝かれる辛さが痛い程理解っている
その辛さったら耐えられない辛さなのだ
以前
飼ってはいなかったのだが
ノラ猫が出入りし
勝手にみーちゃんと♂にもかかわらず名を付け、呼び
そのみーちゃんがケンカしたらしく、大怪我をして、戻った時は泣きながら世話をやき
大層な可愛がり方をして、まさに猫っかわいがりとはあんな風と今でも思うほどの溺愛ぶりを発揮していた私だった
そのみーちゃんは
私が長女の妊娠、臨月を迎える頃
私の前から姿を消したのです(;_;)
その悲しみったら傍で見ていた人間が「似たような猫…買ってあげようか」と慰めてくれるほどでしたが
私は子供の頃、犬を飼っていましたが
自分より早く年をとり老い、先に逝ってしまったので
それを思い出すと、もう犬や猫はいい…
そう思っていたのです
あの時、忽然と姿を消したみーちゃんとそっくりな子猫が(♀だけど)目の前に拾われて
また私の前に現れたのです
動揺しました
翌日からちんまりと部屋の片隅にいるのです
名前もなく
なつっこく寄ってくる
黒い子猫を私は
「ねこちゃん」と呼び
音子は
「ニャォン」と答え
小さい体のくせに私が座った膝によじ登り
私の顔を見上げ
目を閉じ
親愛の情を示してくる子猫をもう私が離せるわけがありません
名前がないまま
ねこちゃんと呼ぶ日がだらだらと続き
気がつけば
ねこ
音子とはむりくり漢字を当て付けた
そんな理由で
音子(ねこ)と言う名前になりました
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