とりおんなの鳥のいる子育て生活

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現代では再現不可能!贅をつくした蔵座敷 喜多方・「甲斐本家」

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ラーメンの街で有名な喜多方は、いたるところに蔵が立ち並ぶ風情ある街です。
江戸時代から続く酒蔵、味噌蔵などさまざまな蔵がありますが、
最大級の規模をほこるのが「甲斐本家」です。

「甲斐家」は酒造や生糸で成功した家柄。
四代目の吉五郎氏のときに醤油業、味噌業を興し更に財を得て「甲斐本家」の蔵を建てました。
大正6年から7年もの歳月をかけ、当時の名工を集めてつくらせたそう。
実用性よりも見た目の華やかさに重点をおいたというから、四代目当主はかなりの数寄者といえます。
名職人の技を配した装飾などは現在では再現することができないため、
国の登録有形文化財に指定されています。

黒漆喰の重厚な外観は(画像上)、蔵の街喜多方のなかでも珍しいもので地元では「烏城」と呼ばれ
珍重されています。
黒色の漆喰はビジュアルが素晴らしいだけでなく、防水性にも優れた効果があるそう。
そのせいか100年近くたった今でも古さを感じさせず、威風堂々としたたたずまいを
見せてくれています。

入り口を入って最初の建物のでは甲斐家に伝わる日常用品や美術工芸品を展示。
そして次の場所に移ると見事な庭園が(画像中)。
池を配した日本庭園はきちんと整えられていて見事!
漆喰の蔵との眺めはため息がでるほど立派です(画像中)。
非のうちどころがない完成された眺めに、四代目当主のセンスの良さがうかがえます。

他にも金箔の壁や襖で囲まれた座敷や、大理石の風呂、けやき造りのらせん階段など
贅をつくしたものばかり。随所に西洋的な要素もおりまぜ、飽きることがありません。
応接室として使っていた洋室は「喫茶 烏城」として利用できます(画像中)。
天井のランプも創建当時(画像中)のまま。大正時代のムードを楽しみながらくつろげます。

「甲斐本家」の真正面には風情ある昔ながらの駄菓子屋があり(画像中)、
店先では御菓子屋らしくラムネを冷やしています(画像中)。
店内には、手作りの豆菓子やニッキ菓子などが並びさらに懐かしさをそそります。

甲斐本家の周辺には他にも蔵が並び、レトロな雰囲気が満載。
なんとレンガ造りの蔵が「貸し物件」で出ていたりと(画像下)、この街ならではの光景にも出会えます。
喜多方を訪れたら、是非寄ってほしい「甲斐本家」です。


「甲斐本家」:福島県喜多方市字1-4611 0241-22-0001
「喜多方駅」より車で10分くらい。http://www.aiaiaizu.com/kaihonke/kaihonke1.html

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明治時代の建物と名水の美酒に酔う 会津若松・「末廣酒造嘉永蔵」

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「会津」の「津」とは“水”という意味。
そんな水のゆたかな土地には名酒あり!
会津若松市内には七日町にある「鶴乃江酒造」など、17もの酒蔵があります。
なかでも「末廣酒造・嘉永蔵(かえいぐら)」は江戸末期1850年から続く老舗。
3代目は野口英世とも交流があった由緒ある酒造です。

明治〜大正時代の建物は見事な酒林が吊された木造の日本家屋(画像上)と、漆喰の蔵造り(画像中)。
市の歴史的建造物にも指定されています。
貫禄あるたたずまいは思わず感嘆の声をあげてしまうほど美しい(画像中)!
入り口にはこれまた長い年月を感じさせる松の木があり(画像中)、ゲストを誘ってくれます。

敷地には酒に使っている地下水がわいています(画像中)。
江戸の創業以来約150年、絶えることなくコンコンと湧いているそう。
誰でも気軽に飲むことができ、観光客だけでなく近所の人もよく汲みに来ています。
すぐ横には江戸時代に使っていた、酒の販売用の小窓が(画像中)。
当時は酒を売買するときにお客とは対面しなかったそう。今では考えられない時代の作法です。

中に入ると、3階まで吹き抜けの天井になっていて開放的たっぷり(画像中)。
立派な神棚もあり(画像中)“酒造りは神聖なもの”という気持ちにさせてくれます。
「末廣酒造・嘉永蔵」では毎日だいたい30分間隔で酒蔵の見学ツアーを開催。
所要時間は約30分ほど、予約は不要です。

酒蔵への扉は大きく、重々しい(画像中)。これだけでも長い歴史を感じさせます。
現在「末廣酒造」では一般販売用の酒の仕込みは10キロほど離れた博士山のふもとにある
新工場・「博士蔵」に移しており、この「嘉永蔵」ではごく少量のお酒しか作ってないそう。
大量生産をしていないため、小さな釜(画像中)やタンク(画像中)を用いて昔ながらの手作業で
酒を仕込んでいます。

なかには20リットルほどのミニサイズのタンクもあり、そこでは個人のマイ日本酒を作っています
(画像中)。一升瓶が約40本できてお値段は20万円ほど。
仕込みの手伝いができ、ラベルなども自分たちの作れるため、出産の内祝いや結婚祝いなどで
かなりの人気です。
ガイド中は丁寧に説明してくれるので、お酒に詳しくない人でも大丈夫。
純米酒は30%、吟醸酒は40〜50%、大吟醸は50〜60%と、酒の種類によって原料の米の削る割合が変わる…(画像中)など、基本から学べるのがうれしいです。
11月から3月の酒づくりの時期は実際の仕込みが見れるので更に理解が深まります。

酒造りのレクチャーのあとは昔の道具を見学(画像中)、これは老舗ならではのお楽しみ。
とくにお年を召された方には「懐かしい〜」と好評だそう。
続いては「末廣酒造」自慢の酒蔵ホールへ(画像中)。
ここでクラシックのコンサートなどを定期的に開催。音の響きがいいので、お客にも演者にも人気。
お酒を飲みながら楽しみたいところですが、残念ながらホール内では飲酒は禁止です。

最後は「末廣酒造」の歴史や代々伝わるお宝を見学。
会津でもトップクラスの酒蔵だけに、由緒ある品々がたくさん。
広々とした和室には(画像中)、よく訪れていた野口英世や(画像中)、会津藩主の松平容保、徳川慶喜、
吉田茂などビッグネームの書がかけられています。

見学のあとは併設された直売所でショッピング。もちろん試飲もでき、常時5〜7種類ほどが楽しめます。人気銘柄の大吟醸玄宰・末廣などもいいですが、オススメはここでしか買えないお酒。
この嘉永蔵で手作りで仕込まれた日本酒は、数が少なく市場には絶対に出回らない貴重なもの。
売り切れたら終了という限定品です。
またお土産にはちょっとユニークな微発泡酒「ぷちぷち」504円を。
これは珍しい炭酸の日本酒、ビン詰め後に2次発酵させてガスがぷちぷちとはじけています。
原料は米と米こうじなのでれっきとした日本酒、ただ味はかなり軽くて甘め。
可愛いロゴ(画像中)とシュワっとした軽い飲み口がとくに女性向け。
冷たく冷やして湯上がりに飲むのにピッタリ。
日本酒にありがちなクセがないので、苦手な人もイケマス。

さらに下戸の人には酒蔵にある喫茶「杏」へ(画像中)。
酒ゼリーや仕込み水で入れたコーヒー(画像下)が味わえます。
コーヒーは水の良さをしっかりと堪能できる味。ダッチコーヒーのように澄み切って深いコクがある。
何も入れずにブラックで味わいたいです。

末廣酒造は酒蔵ビギナーにとくにウエルカム。
左党も苦手な方も大人同士もファミリーでもいろいろな楽しみ方ができるのでオススメです。


「末廣酒造・嘉永蔵」:福島県会津若松市日進町12-38 0242-27-0002
  「会津若松駅」または「七日町駅」より徒歩15分くらい。
  http://www.sake-suehiro.jp/kaeigura/index.html

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明治時代の空間で頂く“会津のソウルフード” 七日町・「渋川問屋」

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会津若松は実はかなりのグルメスポット。
ソースカツ丼やヘルシーな馬肉、そばや田楽などバリエーションに富んでます。

そのなかでも是非食べてほしいのが郷土料理。
会津には厳しい豪雪地帯ゆえにはぐくまれた、他では味わえない料理がたくさんあります。
昔ながらの雰囲気で食事ができると評判なのが、七日町の「渋川問屋」。
ここは明治から昭和にかけて海産物問屋だった家屋を利用したもの。
見事な木の格子の建物は財をなした大店らしい風格があり、古い家屋が並ぶ七日町通りのなかでも
ひときわ目をひきます(画像上)。
龍をあしらった「のれん」も良い味(画像中)、さらに気分を盛り上げてくれます。

中に入ると中央に石の通路があり、左右に部屋が1つずつ。
左側がステンドグラスがきれいな洋風の開化亭(画像中)、こちらは正座が苦手な方に人気の椅子席。
そして右側の「大漁の間」は囲炉裏があり(画像中)、問屋時代を彷彿とさせる空間になっています
(画像中)。
ぴかぴかに磨きぬかれた黒色の柱や床は妖艶な感じがするほど美しい。
隅々まで行き届いた素晴らしいたたずまいです。

メニューはコースのみ、「祭り膳・鶴」2100円からあります。
「鶴」のコースは

・梅酒
・山菜の醤油あえ
・鰊の山椒漬け
・鰊の昆布巻き
・棒たら煮
・こづゆ
・天ぷら(鰊・かぼちゃ・ピーマン)
・そばの実がゆ
・まいたけご飯
・フルーツ
              の全10品。
会津のソウルフードともいえるこの土地ならではのメニューが並びます。

食前酒の梅酒は近くにある酒蔵「末廣酒造」のもの(画像中)。
会津高田で取れるピンポン玉よりも大きい「高田梅」で作ったお酒です。
口に含むと梅の香りが広がって至福の境地。とろみもある濃厚な味です。

「鰊の山椒漬け」と「昆布巻き」は(画像中)雪国会津に昔から伝わる保存食。
保存目的の食というと味はイマイチ…と思われるでしょうが、さにあらず。
どちらも独特の味わいがクセになります。
とくに山椒漬けは酸味と辛味があわさって、お酒のおともには最高の珍味。
こんな贅沢な食材を保存食にしている会津の人がうらやましくなるほどです。

「棒たら煮」はカチカチに干した「たら」の干物を水につけて、甘く煮付けたもの(画像中)。
地元の清廉な清水で3日間もかけてじっくりと戻します。
時間も手間もかけてつくる優しい味は、滋養もありごはんが進みます。

そして「こづゆ」は見るからに具だくさんのお吸い物(画像中)。
会津塗りの浅くて平べったい、こづゆ専用のお椀で頂きます。
帆立の乾燥貝柱を出汁に里芋・にんじん・しらたき・白こんにゃく・乾燥きくらげなどが入りますが、
とくにルールはありません。
この「こづゆ」こそ会津の人にとっての“おふくろの味”。お店や家庭によってみんな味が違います。
そのため自分のお気に入りの“マイこづゆ”を探す旅をしている人もいるそうです。

「天ぷら」にも会津らしく、鰊が味わえます(画像中)。
少し小骨が気になりますが、クセのある味はお酒によく合います。
抹茶塩を少しつけて食べるとよりおいしいです。
「そばの実がゆ」は(画像下)、お出汁にそばの実を入れたおかゆ。
お出汁にとかしたわさびが良いアクセントになっています。

地元のブランド牛「塩川牛」がつく3150円のコースなども気になりますが、全10品の鶴のコースだけで
郷土の伝統の味はバッチリ堪能できるのでとてもお得。
古を思わせる囲炉裏のある土間で食事をしていると、豪雪地で生きる会津の人の暮らしぶりに
思いをはせることもできます。
会津を知るなら是非とも「渋川問屋」へ。


「渋川問屋」:福島県会津若松市七日町3-28 0242-28-4000
「会津若松駅」から1駅「七日町駅」から徒歩2分くらい、「七日町通り」にあります。
   http://www.fukushimaryokan.com/dpunf/aizu/aizuwakamatsu/shibukawatonya/

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古き良き街並みをめぐる旅 会津若松・「七日町(なぬかまち)通り」

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蒲生氏郷や松平容保、白虎隊や新撰組など歴史上の人物にゆかりのある、会津若松。
今も鶴ヶ城を中心として、昔ながらの風情ある街並みが残っています。
その会津観光の玄関口「会津若松駅」を降りると、地元特産品の大きな「赤べこ」の親子が
お出迎え(画像上)。
改札をでると今度は「赤べこ」をモチーフにしたJRのオリジナルキャラクターの「赤べえ」が登場
(画像中)!愛らしい“ご当地キャラ”の歓迎に観光客は喜んで写真におさめています。

会津の街並みを満喫するには「会津若松駅」の隣りの「七日町(なぬかまち)駅」から
スタートするのがおすすめ。
電車で1駅ですが、会津若松駅から出ている周遊バスでも5分ほどで行けます。

「七日町駅」は街めぐりの起点にふさわしく、緑の屋根がノスタルジックな駅舎(画像中)。
駅には「駅カフェ」が併設されていて、地元の素材を使ったスイーツが楽しめるほか、
特産品も売っています。
「赤べこ」(画像中)や「起き上がりこぼし」(画像中)のキュートな砂糖菓子や、
日本一値段が高く、体に良い水「五色水」950円など(画像中)気になるものばかり。
散策前に荷物になりますが、買いたくなってしまいます。

この「七日町駅」から「会津若松駅」まではゆっくり歩いて1時間くらい。
「七日町通り」と呼ばれる一本道にはレトロなムードの食事処やカフェ、土産店、酒蔵などがあり
飽きることがありません。
駅を出てすぐに見えるのが木の格子の堂々たる外観が印象的な「渋川問屋」(画像中)。
これは明治時代海産物の問屋だったもの、現在では郷土料理と宿泊施設として観光客に大人気です。

その渋川問屋のすぐ近くにあるのが「本家長門屋」。
江戸時代から続く老舗の和菓子屋さん。くるみ菓子やふくれせんべいが有名ですが、
男性に喜ばれそうなのが「焼酎ぼんぼん」350円(画像中)。
焼酎を甘い砂糖で包んだユニークなお菓子。見た目も氷のようで美しい(画像中)。
ひと口かむと優しい甘さのあとに、じゅわ〜っと焼酎が。
5年以上熟成させたお酒を使っているため、酔ってしまいそうな本格的な味です。
水がきれいな酒どころ会津らしいお土産、秋口までの季節限定です。

さらに通りを進んでいくと石造りの立派な建物が(画像中)。
入り口には「バンダイスポーツ」というのれんがかかっています(画像中)。
ここは元洋品店だった場所を利用した野球用品の専門店。
こんなハイカラなスポーツ店は日本全国探してもなかなかないはず。
古き良きものが残る七日町らしい光景です。

「バンダイスポーツ」を過ぎると、店先の大きな釜が目印の「鶴之江酒造」があります(画像中)。
ここは会津藩御用達の酒屋から分家した200年以上続く家柄。
木造の外観はいかにも歴史ある蔵元といったたたずまい(画像中)。
軒先の立派なのれんと酒林がいい味をだしています(画像中)。
入り口には仕込み水なのか?水が流れ、可愛い金魚が泳いでいます。
透き通った清廉な色はさすが名水の地、会津です。
中に入るとご主人がお出迎え、丁寧な説明とともにさまざまな種類の日本酒を飲ませてくれます
(画像中)。飲めない方にはノンアルコールの甘酒もあるのがうれしい。
酒蔵の甘酒は上品なコクがあり、ひと味もふた味も違います。
鶴乃江酒造は大規模な設備などは入れず、昔ながらの手法で家族で酒造りに励んでいます。
最近では娘さんが杜氏となり話題に。
お母さんと力を合わせて作ったお酒「ゆり」は、ふくよかな味わいが品評会で入賞するほど
高い評価を得ています。

七日町通りから右にそれた街道には、漆喰の壁の「満田屋」があります(画像中)。
こちらも江戸時代からの味噌蔵。
自慢の味噌や漬け物のはかり売りのほか、店の奥には食事処をもうけアツアツの田楽が味わえます。
「満田屋」の周辺には町屋風のつくりのお花屋さん(画像下)や布細工の店など覗いてみたくなる店ばかり。時間がいくらあってもたりないくらい楽しめます。
「満田屋」から10分ほど歩けば、終点「会津若松駅」。
そのころには街めぐりで買ったお土産で両手はいっぱいになっていることでしょう。

鶴ヶ城や武家屋敷、白虎隊など歴史を満喫するのもいいですが、
ゆっくり歩いて街の魅力を味わう旅もおすすめです。


「七日町通り」HP・・・http://www.nanukamachi.jp/

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街を彩る、幻想的な「万灯行列」  池上本門寺・「お会式」

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10月13日は「日蓮宗」の開祖・日蓮上人のご命日。
大田区にある「池上本門寺」では毎年10月11日〜13日に日蓮上人を偲ぶ「お会式(おえしき)」が行われます。上人が亡くなられた日に、庭にあった「お会式桜」が時知らずの花を咲かせた…という伝説が
名前の由来です。

この3日間の追善法要のなかでクライマックスといえるのが、「お逮夜(おたいや」と呼ばれる
12日の夜の「万灯(まんとう)行列」。
全国から「講中(お講)」と呼ばれる信者が集まり、池上本門寺まで約2キロの道のりを練り歩きます。

東京都内や新潟(画像上)、高知などから集まった「講中」は大きな旗やのぼり、提灯を先頭に立てて
進んでいきます。そして「纏(まとい)」を持った若衆たちが威勢良く踊り、列に続きます(画像中)。
その後に美しく彩られた「万灯」が登場。
「万灯」とは宝塔を中心に据え、その周りを「お会式桜」を表す、紙の造花で飾りつけたもの(画像中)。
白い花(画像中)や赤い花(画像中)、カラフルな花(画像中)、寺院の形をした宝塔(画像中)や
丸い円(画像中)になっているものまで講中によってさまざま!
次々と現れるバリエーションに富んだ「万灯」の姿に見物客からは思わず歓声があがります。

その後ろには団扇型の太鼓や鉦を叩きながら、題目を唱える大勢の信者たちが続きます(画像中)。
信者のかけ声も又いろいろ。
デンデンデンと太鼓を叩き、ひたすら「南無妙法蓮華経〜」とお題目を唱える宗教的な講中から
テンテンツクツクと太鼓や笛を鳴らし「そりゃそりゃそりゃ」とお囃子のようなに奏でる人たちもいます。

目的地の「池上本門寺」には空に向かってスゥーっと延びた高い「回向柱(えこうばしら)」が立てられて
「講中」を迎えます(画像中)。
「回向柱」とはご本尊とつながっている木の柱のこと。
柱に触ると仏様に触れているのと同じご利益があるそう。
風格のある立派な本堂と、回向柱、そして万灯…という眺めは、宗教の枠を超えて壮観!
灯りに照らされた「万灯」は本当に幻想的(画像下)、妖しくもあるその姿は一瞬「あの世(よ)」を思わる
圧巻の光景です。

18時に始まる「万灯行列」は、日付が変わる深夜まで途切れることなく続いていきます。
その数、数百数十基、お講の信者は約3000人というから驚き!
これだけの人を集める篤い“信仰心”にも感動です。
「池上本門寺」の「お会式」は講中の数だけでなく、見物客も3日間で30万人とすべてにおいて日本一の規模ですが、「お会式」は全国の日蓮宗のお寺で行われます。
規模は縮小されますが、「万灯」の素晴らしさは一緒。
混雑がない分、間近で造作の美しさを見ることができます(画像下)。
10月終わりから11月半ばくらいまでやっているので、近くで「お会式」があったら是非行ってみて下さい。


「池上本門寺」:大田区池上1-1-1 03-3752-2331
 東急線「池上駅」から徒歩10分くらい。「お会式」は毎年10月11〜13日に行われます。
  http://honmonji.jp/

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