「鈴をつけた犬」
【産経抄】6月6日「猫の首に鈴」は有名だが、同じイソップ寓話(ぐうわ)に似たような「鈴をつけた犬」というのがある。飼い犬がすぐ人をかむため、主人が首に鈴をつけ、遠くからも分かるようにした。ところが犬の方は鈴を自慢して歩き回り、周囲を辟易(へきえき)させるという話だ。
▼失礼を承知で言えば、民主党の「政変」はこの寓話を思わせる。鳩山由紀夫前代表が決死の覚悟で小沢一郎氏の首に鈴をつけ、幹事長の座を降りさせた。菅直人新代表も鳩山氏や反小沢包囲網の威を借り「しばらく静かにした方がいい」と啖呵(たんか)をきってみせた。
▼そこまでは小沢氏やその陣営にも油断があったのだろう。だがその先が小沢氏らしく見える。「静かに」蟄居(ちっきょ)するような気配は全くない。幹事長解任を逆手に反撃に転じようとしているのは明らかだからだ。
まるで首につけられた鈴を自慢しているかのようだ。
▼小沢氏は菅氏を「反小沢」の代表と見るや、恩師の娘の田中真紀子さんらを対抗馬とすべく、くどいたそうだ。真紀子さんは「参院選の後なら」と含みをもたせたといい、「反菅」の有力カードになる可能性もある。小沢氏自身「勝負は9月」とうそぶいているらしい。
▼菅新首相はといえば、普通なら首相指名の日に行う党人事と組閣を4日も先送りした。小沢勢力の風圧を測ろうとしているのか、それとも小沢氏の鳴らす鈴の音にもう臆病(おくびょう)風を吹かせたのか。いずれにせよ、どこまで「脱小沢」を貫けるのかはまだ、分からない。
▼2年半前、当時の小沢代表が自民党との大連立をはかったとき、
菅氏は鳩山氏らとともにこれを潰(つぶ)した。
だが小沢氏が代表辞任を口にすると、あわてて押しとどめたこともあった。
「脱小沢」も、眉(まゆ)にたっぷり唾(つば)をつけて聞かないといけない。
≪元祖民スターブーメランの発言と行動との乖離、異次元。
マスゴミが放置し、論客と放置した罪、これから。
ただの詐欺師を首相にした2回目≫ |
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