橋下次期大阪市長と維新の会に対する評価はまちまちである。
橋下氏が独裁かどうかはさしたる問題ではなく、改革には痛みは伴うものであり、多少の独裁性は必要だと思う。
しかし、大阪府を就任一年で黒字にしたというマスコミの報道に流石と思い、2008年の市町村会で公務員の人件費削減の説得しながら涙まで見せた橋本氏にその本気度が見えた気がして感動したものだが、最近、冷静になって考えるてみて、ちょっと違うぞと思い始めた。
第一、黒字にしたと言うのは嘘だったというがマスコミはそれを訂正しようともしない。
今朝のテレビでの街頭インタビューでも、橋下氏が国政に出ることに賛成者が圧倒的で、そのうち一人は「大阪府を黒字にしたから」と答えていた。
橋下氏に疑問を持つ意見に対し、橋本氏を怖がっているという反論があるが、それは間違っている。
橋下氏を買被り過ぎているし、贔屓の引き倒しである。
怖いのは真実を報道せず、世論を誘導するマスコミであり、それに踊らされる愚民たち(失礼!)である。
橋本氏のキャラクターは戦闘的で一見分かりやすく、民主党政権に失望して「閉塞感」を持っているという愚民に受けている。
マスコミは視聴率を上げるために橋本氏を恰好のパンダとして利用している。
橋本氏も心得ていて、このところ連日のようにテレビにオンサイト、オフサイトで出演して情報発信している。
そんな暇があったら市政に集中しろと言いたいが、世間の脚光を浴びることが橋本氏の狙いでもある。
今朝のテレビ番組で、橋下氏は「殺るか殺られるかだ」と口にしていたが、選挙の時に「殺るか殺られるか」とアジ演説するのはいいとしても、選挙が終わってもまだ「殺るか殺られるかですから」と言う橋本氏に白けてしまうのはPonkoだけか。
選挙が終わっても、まだ勝利の快感に酔っているのかと悪口のひとつも言いたくなる。
彼のカリスマ的言動がどのような実績を生むか、これからお手並み拝見である。
TBS「朝ズバッ!」(2010/11/16)
橋下次期市長生出演
ナレーション
「橋下府知事は4年間で人件費1553億円、ハコモノ施設廃止、関連団体の見直しなどで大阪府の借金を2361億円減らしたのです」
橋下氏の国政進出に・・・
●期待しない 11人
●期待する 89人
(東京巣鴨、銀座にて)
国政に進出するかの質問に対し・・・
橋下
「大阪維新の会は大阪のことだけを考える会ですから」
橋下
「僕は議員グループの中で推されて出るような人物ではない。議員内閣制にはまったく向きません」
本人が本当にそう思っているかどうかは別にして、これは全く正しい。
謙虚であることは結構だが、以前2万パーセント出馬しないと言って出馬した人であることを誰も忘れてはいない。
橋下
「自民党にも民主党にも同じ考え方の人が居るし、どうして考え方の違う人が同じ政党に居るのかまったく分からない」
これもまったく正しい。
与良正男(毎日新聞論説委員)
「共通しているのは、いま橋本さんに一所懸命擦り寄ろう擦り寄ろうとしているのは確か。現実にね」
橋下
「いやそんな事は無いです。大阪の市長なんですから。滅相もない」
小沢一郎の橋下評
「(橋下氏は)政治家として大事な資質を身につけている。旧体制をぶち壊さなければ新しいものは生まれないという趣旨の話をしている点は私の主張と同じだ」
みの
「小沢さんは作っちゃ壊し、作っちゃ壊し、三回もやってますけど」
橋下
「ええ、でもやっぱり今の霞ヶ関をぶっ壊して、一から新しい国のかたちを作らなければ駄目ですよね」
小沢氏と橋下氏の関係を危ぶむ声もある。
橋下
「リーダーである僕は有権者から直接選ばれている。大阪府と大阪市の形をこれから組み替えて、今まで40年間横たわって来た課100-200ぐらいの課題を6か月以内で全部めどをたてて行きます。これは物事を決められる仕組みを作ったからなんです。今の国の仕組みでは、誰が総理大臣になっても何にも決めれません。税と社会保障の問題、消費税の問題、普天間の問題、TPPの問題、この4つだけでも国政はアップアップですよ。物事を決められません。こんなたった4つのことでアップアップしてるような日本の政治はほんとにダメですよ。物事を決めるには首相公選制と道州制しかないと思っています」
【国政進出に期待の声】
みのもんたに大阪市長は2-3年で終わるのだから、その後国政に打って出るかと聞かれて・・・
橋下
「いや普通の大阪市民に戻ります」
与良
「首相公選制になったら橋下さんは出るような気がする」
橋下
「とんでもない」
橋下
「大阪の市長選は死ぬか生きるか、殺るか殺られるか大変な選挙だったんですよ。道州制にする、首相公選制にする。これは国を挙げての大戦争になりますよ。次の選挙は国の形をどうするかの大戦争を繰り広げてもらいたいですよね」
みの
「なるほどねえ!」
尾崎弘之
「大阪都政について、私は東京に居ますんであまり詳しく状況知らないんですね。で、二重行政とか、行政の無駄がなくなるというのはよく分かるんですけど、経済成長まで言及されてますよね。それによって経済成長にプラスになると。この点をご説明頂けませんか」
この質問に対して、橋下氏は・・・
橋下
「いままでの大阪の仕組みでは物事を決められなかった。これからは一本化してみんなで総力を挙げ向かって行く仕組みを作りますからね。そういう形で経済成長を目指して行きたいですね」
尾崎
「経済成長の場合に、法人税が高いとか規制が厳しいと。これは地方で解決できる問題じゃないですよね。道州制にならないと変わりませんね。だから、そこは非常に大きなハードルになると思うんで、大阪だけでやる場合、限界があると思うんですけど」
橋下
「いま国際戦略特区の申請してまして、その指定がもうそろそろ降りると聞いています。でもね、尾崎さん、国が全部権限を持ち過ぎなんですよ。社会保障の問題も税の問題も、ボクんところに投げてくれら3カ月で解決しますよ。国が動かないと大阪が何にも動かない仕組みになってるんですよ」
結局、答えらなかった。
●沖縄基地問題
橋下
「沖縄以外で負担しなければならないと思ってます。どんだけにお金がかかったにしても、みんなの負担で沖縄の軽減を負担させる。これを決めるのが内閣総理大臣、それと与党なんですよ。決めないといけないですよ」
民主党政権は日米合意を引っくり返して沖縄問題を泥沼化した。
アメリカ議会は日本政府が沖縄を説得できないために、米軍のグアム移転予算を認めなかった。米軍は今のまま沖縄に残り、沖縄の負担は軽減されない。
沖縄の地政学上の重要性を無視した橋下発言である。
やはり外交、経済音痴としか思えない。
道州制を目指す者は、地方行政にだけ精通していればいいというものではない。
国際的な感覚や国家観、歴史観は不可欠である。
●年金一元化
橋下
「絶対にしなければいけない。僕に任せてくれたら大阪府だけでも一元化しますよ。権限任せてくれたら明日一元化やりますよ」
●国会議員定数
橋下
「多過ぎます。国会議員からまず身を削らないと。朝日新聞がウダウダ反論ばかりして来てますけどね、僕らは二年で議員定数2割削減したんですよ」
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