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<【国際】「汚職糾弾」省内飛び火 中国・広州「1カ月内に調査結果」>
2012年1月20日 朝刊
【写真】19日、中国・広州市望崗村にある、同村の共産党支部書記が経営する革製品工場。「横領金で建設された」といわれる=今村太郎撮影 【広州(中国広東省)=今村太郎】中国広東省広州市望崗(ぼうこう)村の住民数千人が十七、十八の両日、村トップに当たる共産党村支部書記の汚職調査と更迭を求めるデモを同市庁舎前で行い、市当局は「一カ月以内に調査結果を出す」と確約した。住民が自治組織をつくって汚職を糾弾し、村幹部の更迭を勝ち取った同省陸豊市烏坎(うかん)村の動きが飛び火した格好だ。 望崗村の住民らによると、共産党村支部書記は数年前から公有地の畑や山を勝手に親族企業に売却したほか、地下鉄駅の建設や周辺開発に伴う土地の立ち退き補償金などを着服し、私腹を肥やした。着服額は「少なくとも四億元(約五十億円)に上る」という。 村の中心部には、書記が着服金で建てたとされる六階建ての革製品工場がそびえ、駐車場にポルシェやレクサスなど高級車が並ぶ。書記はほかに広州市中心部に別宅を所有しているという。村民の一人は「われわれは畑を奪われ、その補償もない。書記と親族企業だけ潤った」と憤る。 住民は昨年八月と十一月にも市当局に調査を求めるデモを行ったが、公安当局に排除された。昨年末、烏坎村の住民が広東省政府に訴えて幹部の更迭に成功したことを知り、再度、大かがりなデモに踏み切ったという。 広東省では烏坎村のケースを受け、省共産党委員会の朱明国・副書記が昨年末、省内の党幹部らに社会矛盾の解決を求める訓示を行っており、今回の広州市当局の対応もそれに従ったとみられる。望崗村の住民は「烏坎村の成功に勇気づけられた」と話しており、地方幹部の汚職を糾弾する動きが中国各地に広がる可能性がある。 <【経済】米コダック破綻 事業は継続 デジタル対応遅れ> 2012年1月20日 朝刊 【ニューヨーク=青柳知敏】経営危機に陥っていた米写真用品大手イーストマン・コダックは十九日、米連邦破産法一一条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨーク州の連邦裁判所に申請したと発表した。ロイター通信によると、昨年九月末の負債総額は六十七億五千万ドル(約五千二百億円)。約百三十年の歴史を持ち、写真用フィルムで世界を席巻したコダックは、デジタル化への対応の遅れで事実上の経営破綻に追い込まれた。 発表によると、破産法の申請はコダック本体と米国子会社で、日本の子会社は含まれていない。米シティグループから九億五千万ドル(約七百三十億円)のつなぎ融資を受けて事業を続ける一方で、不採算部門のリストラ再編や保有特許の一部売却を通じ、裁判所の管理下で再建を急ぐ。 米国を代表するブランドのコダックは一八八〇年創業。一九三五年には業界標準となったカラーフィルム「コダクローム」を発売、フィルム全盛期を支えたが、戦後は富士フイルムなどに激しく追い上げられた。七〇年代に世界初のデジタルカメラを開発したものの、高収益のフィルム事業に経営資源を集中し、競合メーカーのデジタル化に大きく出遅れた。 経営トップが交代した二〇〇五年からはプリンター事業を改革の柱に据えたが、業績は改善されず〇八年の北京五輪を最後に五輪の公式スポンサーを降板した。同年以降は赤字が重なり、一一年七〜九月期決算は純損失が二億二千万ドルに拡大。株価は一ドルを下回り、ニューヨーク証券取引所(NYSE)はコダックに対し、上場維持に関する警告書を出している。 <【国際】エドガー賞候補に東野圭吾さん作品> 2012年1月20日 夕刊 【ニューヨーク=青柳知敏】米ミステリー作家協会(ニューヨーク)は十九日、半世紀以上の歴史を持つ「エドガー賞」の最優秀長編小説賞の候補作の一つに、東野圭吾さんの小説「容疑者Xの献身」を選んだと発表した。最終選考には五作品が残り、四月二十六日に結果を発表する。 「容疑者Xの献身」は二〇〇五年に刊行され、〇六年に直木賞を受賞したベストセラー作品。映画化もされており、英語版は昨年出版された。エドガー賞は米ミステリー界のアカデミー賞といわれ、推理小説の父といわれる米作家エドガー・アラン・ポーにちなんで、一九四六年に創設。短編賞、新人賞など十部門があり、東野さんがノミネートされた最優秀長編小説賞は、大賞に該当する。〇四年には桐野夏生さんの「OUT」が日本人として初めて最優秀長編小説賞の候補作になったが、受賞を逃した。 <【国際】iPadで電子教科書 米で開始> 2012年1月20日 夕刊 【ニューヨーク=共同】米電子機器大手アップルは19日、多機能端末「iPad(アイパッド)」向けに、電子版の教科書の販売を米国で始めたと発表した。画面に触れてグラフや写真、動画などを操作し、理解を深めることができる。 新しい「電子教科書」は、iPadのアプリ(ソフト)である「iBooks(アイブックス)」から利用。価格は1冊当たり14.99ドル(約1200円)以下に設定した。単語の検索や任意の字句の強調など、さまざまな機能を利用できる。米国で教科書を手掛ける出版大手マグロウヒルやピアソンなどと協力した。 教育機関でのiPad導入は150万台に広がっており、世界の教科書の在り方に影響を与える可能性がある。
2012年1月20日 夕刊
【写真】19日、米サウスカロライナ州で行われた共和党予備選の選挙集会で、オバマ政権を風刺した本にサインするギングリッチ元下院議長=ロイター・共同【チャールストン(米南部サウスカロライナ州)=竹内洋一】複数の米世論調査会社は十九日、米大統領選の共和党候補争い第三戦となる二十一日のサウスカロライナ州予備選に関し、ギングリッチ元下院議長がロムニー前マサチューセッツ州知事を逆転し、支持率で首位に立ったとする調査結果をまとめた。 ラスムセン社によると、ギングリッチ氏は支持率33%で、ロムニー氏を2ポイントリードした。インサイダー・アドバンテージ社の調査もほぼ同様の結果だった。調査はいずれも十八日に行われた。 ギングリッチ氏は、ロムニー氏が一九八〇〜九〇年代に率いた投資会社が投資先の従業員を大量解雇したとの批判を展開しており、この効果が出たとみられる。また、指名争いから撤退を表明したペリー・テキサス州知事からの支持も、予備選に向けてプラス材料になっている。 一方、ギングリッチ氏の前妻は十九日、米ABCテレビのインタビューで、離婚前に同氏から、婚姻関係を続けたまま、現在の妻との不倫関係を黙認するよう求められた、と暴露した。ギングリッチ氏は前妻の発言を否定したが、支持率に影響が出る可能性もある。同氏には二度の離婚歴があり、現在の妻は三人目。 2012年1月20日 18時20分 【写真】東京都の石原慎太郎知事 芥川賞を主催する日本文学振興会は20日、東京都の石原慎太郎知事が選考委員を退任したと発表した。石原知事から退任の意向を正式に伝えられ、了承したという。 受賞が決まった田中慎弥さんが「都知事閣下のためにもらってやる」などと語ったことについて、同振興会は「受賞者の記者会見とは関係がない」としている。 石原知事は同日の記者会見で「飽きたから辞める。全然刺激にならないから」とあらためて理由を説明。 田中さんについて聞かれると「ひねくれて生意気でいいじゃないか。小説家って、ああいうもんだ」と述べた。 石原知事は1995年下期から選考委員を務めていた。(共同) | |||


コダック社の記事を書いたら、「こんな記事もあります」のメッセージが出たので訪問させていただきました。環境変化に対応した経営が大切ですね。傑作ポチ☆。
2012/1/23(月) 午後 10:38