73 『乳と卵』 川上 未映子 著 文春文庫
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『乳と卵』 川上 未映子 著 文春文庫 \400 (税込)
【著者略歴】
川上 未映子
1976年、大阪府生まれ。「夢みる機械」(2004年)「頭の中と世界の結婚」(2005年)などのアルバムをビクターエンタテインメントより発表。 2006年、随筆集『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』をヒヨコ舎より刊行。2
007年、初めての中篇小説「わたくし率 イン 歯ー、または世界」が第137回芥川賞候補となる。
同年、坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。
2008年、「乳と卵」が第138回芥川賞を受賞。
2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』が中原中也賞を受賞。
2010年、長篇小説『ヘヴン』が芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞
【内容紹介】
娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。
巻子は豊胸手術を受けることに取り憑かれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった、芥川賞受賞作。
【k_com的感想】
ちょっと衝撃的だった。 衝撃的だのかつてないタイプの小説だのと散々祀り上げられた某小説を読んですぐに読んだけれど、こっちの方がよほど衝撃的でかつて読んだことのないタイプの小説だった。
ポプラ社大賞と芥川賞の歴然の差ってとこか。。。
なにしろ、文体が面白い。大阪弁なので読み手も大阪人になったつもりでイントネーションまでかけて読み解かないとなかなかうまく入ってこないのだけれど、その作業もまた、なかなか面白い。
つらつらと頭に浮かぶ現象や、そういうの、普通の人は言葉ではできない分野のもやっとした感覚だとかそんなの? すごくうまく文章化してると思う。こういうのって文字面にしたら頭に浮かんだのと違ってしまうってあると思うんだけど、その辺が絶妙。これはもう、職人芸だろうな、感覚がハマらないとうまく形にできるものでもない。
母娘の感情のすれ違いとか姉妹の間のちょっとした遠慮とか、そうそう、、って感じでわかるとこがある。
緑子の書く文章も面白い。変に納得した。
巻子の心の内のやり切れなさ、そんな母を思う緑子の空まわり、何か手を貸したいけれど言葉が足りない妹。
やり切れないけど こうしてみんな生きてるんだよな、、、ってそんな話。
この作家、ちょっと興味わくわ、、、 |
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「乳と卵」川上未映子
姉とその娘が大阪からやってきた。三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。娘の緑子を連れて豊胸手術のために大...
2011/4/16(土) 午前 1:24 [ 粋な提案 ]
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これ賞取って直ぐに読みました♪文頭の、いやと言う字は厭の方が・・・・って文面に引き込まれて一気読みしました^^
2010/12/25(土) 午後 3:30
ヌマさん、お久しぶり(^−^)
文体が古典的なようでもあり、うんと斬新でもあり、引き込まれますよね ^^ 今、彼女のエッセイ?を読んでいるんですが、これまた太宰的でもあり三島的でもあり、すごく面白いです。
2010/12/25(土) 午後 5:57
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
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2011/4/16(土) 午前 1:40 [ 藍色 ]
藍色さん、ブログ、また時間がある時にゆっくりと拝見させて頂きたいと思いました。トラックバックのやり方?がよくわからないのだけれど? ^^; 一応、やってみました。どうかな?
2011/4/16(土) 午前 5:59