『母べえ』公式ブログ─次世代に伝え残すメッセージ

2008年1月26日(土)全国公開の映画『母べえ』の公式ブログです。

次世代に残すメッセージ

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全国の「母べえ」の皆さんに。次世代に伝え残すメッセージを募集いたします。

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タイトル:現代にもちゃんと母べえはいる!/puddingより

世の中が便利になったからといって、母親の愛情がうしなわれたわけじゃない。 今より不便な時代に子育てしなくてはいけなかった母は、裁縫も料理も手を抜かずやってくれたけど、いつもあくせく忙しく働いている母だった。とても愛されていたし、幸せだったけど、私はいつも母の背中を見ていた。  自分の娘には、私の顔を見せてあげたい。私の口から、いろんなおとぎ話を聞かせてあげたい。眠りにつくまで傍にいてあげたい。いろんなことを教えてあげたい。  昔と違って便利な世の中になったからこそ、子供と向き合う時間が増えたと思う。 布オムツを洗っていた時間を、子供との散歩にあてられるようになった。 洗濯機を回している間に絵本を読んであげることができるようになった。

現代のお母さんは、本当に自分が遊ぶことに精一杯なのでしょうか?子供をそっちのけで遊んでばかりいる母親ばかりなのでしょうか?  私の友達のお母さん達は違う。 パパの帰りが午前様という家も少なくない。それでも、 みんな、切なくなるほどの気持ちで、我が子を愛している。 私だって、子供の寝顔を見ていると、愛しくて愛しくて涙が出てくることがある。

現代の母親は、本当に母べえとは違うのでしょうか? 今の時代は、母べえを本当に忘れているのでしょうか? そんなことはない。 よい母は時代が作っているのではない。  子供を愛する気持ちは、いつの時代だって変わらない。 世の中が便利になっても、絶対に変わらない。 子供が母親を求める気持ちが変わらないように。



タイトル:遊びは心の蛋白質/元気おばさんより

私は照べえさんと同じ世代の元気おばさん(?オバアサン)です。  ということは、食料不足は勿論のこと、つぎあてズボンと足袋と下駄。そして学校の上履きは藁ぞうりで、何処へ行くにも防空頭巾を肌身離さず。町行くバスは木炭自動車(ガソリン不足で)。という、今の若い人達には想像もつかないような時代の子供でした。

この映画の野上さんご一家は、時代ゆえの不条理を耐え忍ぶという不幸に見舞われましたが、小さな田舎町の平凡な生活者である私達家族は『お国のため』という言葉を信じて元気に日々を過していました。  そして、いま振り返って私の目に浮かぶのは、『石蹴り・縄跳び・かくれんぼ、お手玉・あやとり・紙人形・・・』などという遊びに夢中になって、町内中を駆け回っていた幼馴染の顔・顔・顔ばかりです。  ところで、先日、ある宗教家の方がラジオでこう言われました。 「いま子供達の誰もが持っているゲーム機というものは、まさしく電化製品です。あれで遊ぶことは『遊び』ではありません。子供が表で遊びながら、転んだり、泣いたり、助け合ったりすることが、蒔いた種に水をやって育てるということなんです。電化製品のボタンを押すだけでは成長に必要な水が与えられない。だから『こころ』が枯れるんです」と。  私はこの言葉に深い共感を覚えました。

 どうぞ若いお母様方、こんな時代だから心配も多いでしょうが、お母さん同士力を合わせて、充分見守りながら子供達に本当に遊びをさせて上げてください。

 ☆それからもう一つ、出来れば毎日の生活の中に『もったいない』とか『お互いさま』とかいう言葉と同時に『人の振り見て我が振り直せ』とか『二兎を追うものは一兎をも得ず』とか、昔から伝わる諺を何かにつけて聞かせて上げてください。  私などはこの年になっても、何かというとそういう母の声が耳元で聞こえる気がします。  或いはもし、そういう諺をあまり沢山知らなかったら『諺辞典』を買ってきて親子で勉強し直すのも却って良いかもしれません。 

☆更にもう一つ。余計な事とは思いますが、私はどうしても外で遊ぶ子供の声が聞きたくて、6年前老骨に鞭打ってパソコンを習い、ホームページを立ち上げて『遊んで遊んで大きくなった』という自分の幼少期物語(幼稚園から小学校卒業まで)を書きました。  そのキャッチフレーズは『太陽と空と風とがビタミンなら遊びは心のたんぱく質』というものです。お暇があったら覗いてみてください。 http://www9.ocn.ne.jp/~toki66/ 



タイトル:まだ生まれてこないあなたへ/ぱぱいやより

あなたの生まれてくる時代は、平和な時代でしょうか。

あなたをこの世に産みだしたいと、このまま願い続けてよいのでしょうか。

この地球に、この土にできるものをわたしが食べて、あなたは生まれてきます。

この地球があなたののぞむ星ではないというのなら、あなたののぞむ星にしましょう。

いずれわたしも、この星の土となって還ります。

だから、早くこの星に生まれ出ておいで。

きっと、2人よりも3人が楽しいはずだから。



タイトル:卓袱台/草もみじより

丸い卓袱台を囲む家族の姿、かもし出す温かい雰囲気。これこそを次世代に伝えたい、残したい、と思う私(52歳)です。私が幼い頃、食事は決まって揃って卓袱台を囲んでいた。学校の宿題をするのも、トランプをするのも、卓袱台を使った。

子どもが幼い時にはこのような環境が必要なのだと思う。夏は暑く冬は寒く、食べ物は手作りで量は少なく、家族が集まって卓袱台を丸く囲み、ああだこうだと会話しながら、時を共有する。食事は毎日のことなのでこの積み重ねは、心身の成長や安定に多大な影響があると考える。母でも父でも祖母でも祖父でもいい、卓袱台を運営するものの生き方や考え方が大切なのだと思う。

『母べえ』は、感動的な映画でした。物語の始めのうちから、じーん、ぽろぽろ、ぼろぼろ、と泣きっぱなしでた。



タイトル:母の優しさと強さ/じいより

今日、会社を休んで「母べえ」を拝見してきました。 戦争を実体験として知らない世代ですが、戦争の悲惨さについては勉強してきたつもりでしたが、戦争がこれほどまでに人の心を傷つけ、人の仲を引き裂いてきたのかと思うと胸が痛みました。 私にはまだ、母がいます。映画を見終えた後、母との思い出が胸を巡りました。母の優しさと強さという、この映画のもう一つのテーマについては実体験として持つことができ、よかったなと思っています。いつか来る母との別れの前に、母の優しさと強さにいくらかの恩返しができるといいのですが。 いつの時代も、母は優しくて、そして強いものです。もし、私に生まれくる子供がいたら、そう伝えたいです。



タイトル:子供たちへ/みきたんより

私は脳性まひで産まれてきてその後も難病になり、こんな私が結婚し3人もの子供を産み育ててきた奇跡に感謝の気持ちでいっぱいです。
今の若い世代のお母さんたちは自分が遊ぶのが忙しくて、子供たちのことはあとまわし ご飯も冷凍食品や買ってきたもの。
私は折れ曲がった手で一生懸命お弁当を作って子供たちを愛してきました。
今の時代は便利すぎて手を抜けることもいっぱいありますね。昔は物がない分大切なものも残っていたように思います。物質的に豊かになった分今大切な何かが失われつつあるように思います。母べえの時代のお母さんなんて今いるんでしょうか?幸せすぎて何かが違う。
もう一度この映画を通して母のあるべき姿家族のありかたを考えてみてはいかがでしょうか

タイトル:工夫/エコのさきがけ者さんより

 パソコンや携帯電話など、昔では考えられなかった道具がどんどん登場して、今の世の中はすごく便利になりました。でも、機械オンチの私はついていくのがやっと。「おかあさん、さっきも言ったでしょ!」と娘に怒られながら使っている毎日ですが、そんな私にも若い人には負けないことがあります。

 それは、ひとつの物を工夫して使うこと。私の時代は、物がこんなに溢れていなかったので、一つのものを工夫しながら最後まで使うことが当たり前でした。もう着なくなった洋服を細かく切ってぞうきんにしたり、食べ物も捨てる前にほかの料理に使えないか、必ず考えます。たとえば、大根の皮は捨てずにきんぴらにしたり、出汁をとった昆布や煮干しは佃煮として食べたり……。そうして工夫すると、お財布にもやさしいし、不思議と毎日の生活がいとおしく感じられるんですよ。

 今は世の中が便利になった反面、物を大事にするという気持ちが薄れているように思います。温暖化が叫ばれている今だからこそ、「もったいない」という言葉の意味をかみ締めてほしいと思います。



タイトル:覚悟/キクかあさんより

自分の子どもができたとき、少しだけ覚悟した。

どんなことがあっても、何があっても、親の私と考えが違うことになっても、自分の子どもを見限らないと。

どんな時も、子どもの側に立つことを覚悟した。 全世界のすべてが、向こう側にまわっても、私は自分の子どもの側に立つと。

この子たちには、いつでも私という戻る場所があると、安心し切ってもらえるようにと。

日々、厳しい口調で叱る時もあるけど、それは社会の世間の皆さんに迷惑をかけないように躾けるため。 そんなことは、ほんの小さいこと。生きることのほんの一部分。

自分の子どもたちが、この世に生まれてきてくれただけで、私の人生は何倍も豊かになったから。ただその存在が、愛おしい。

その感謝の気持ちをこめて、子どもたちへの愛情が伝わるように、大切に大切に、大切にするね。すべてを。  


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