米株安の原因とされる「サブプライムローン」とは?
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新聞担当デスクのYです。
今週(3月12〜16日)の東京株式相場は、週中の14日(水)に平均株価が前日比501円安という大幅下落に見舞われ、多くの市場関係者が期待していたチャート上での典型的な「2番底」の形成はお預けとなりました。
14日の大幅下落の背景は、その前日の13日のNY株式市場でダウ工業株30種平均が前日比242ドル安、ナスダック総合指数も51ポイント安と急落したことでした。このNY株相場急落の要因とされたのがサブプライム(信用度の低い顧客向け)住宅ローンの焦げ付き拡大懸念です。
実は、このサブプライムローンは、米国株相場が下落するたびに蒸し返される問題で、既に半年前から取りざたされ続けてきたことです。ただ、ここにきて同ローン専業大手のニューセンチュリー・フィナンシャルが、住宅ローンの焦げ付きにより巨額な損失が出ると発表したことや、グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、サブプライムローン市場での債務不履行増加による影響が、他の経済セクターに波及するリスクがあるとの見方を示したことなどが問題視されています。
ただ、米国の事情に詳しい市場関係者によると「米国では住宅産業のGDP(国内総生産)に占める比率は5%程度、さらに住宅ローン全体に占めるサブプライムローンの比率は6%程度で、実際に米国経済全体に与える影響は軽微。それに同ローンの焦げ付きの背景には、継続して上昇していた不動産価格が最近下落しはじめて、担保価値が低下したことにある。したがって、米国の金利が低下したり、不動産価格が再び上昇に転じれば、焦げ付きリスクが軽減される可能性もある」としています。
こうしたことから、来週(3月19〜23日)現地時間20〜21日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の動向に関心が集まることになるのです。今回は市場関係者のあいだで利下げ見送り(据え置き)の前評判が大半を占めているだけに、もし利下げに踏み切るようなことがあれば大きなサプライズとなりそうです。
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