・・・・・ツカレマチタ 〓■●
|
一昨日に美容院で散髪、「無精ヒゲの似合う髪に」とお願いしまして、 |
|
一昨日に美容院で散髪、「無精ヒゲの似合う髪に」とお願いしまして、 |
|
「おまたせぇ!」 |
|
佐々木希にコクられて死ぬ医者になるはずだったオレですが。 |
|
最近、思わぬ所からもブログを愛読いただいてるとよく伺い、 |
|
と、 |
|
毎度お騒がせしております。 |
|
たまたま友人の相談を受けたので、お返事したのですが、 他のみなさんのお役にも立てそうなので、 転載しておきます。 === 友人からの相談: 「知人女性が、同居する男性からいろいろ被害にあって困っている。 同居男性は、どうも境界性人格障害らしい。 境界性人格障害、ボーダーと呼ぶらしいが、 自律神経失調症みたいに、実態のない病気らしいので、 どこに相談しても力になってもらえない。どうしたものか。」 私からの回答: 『神奈川県警 女性・子供のための相談電話』 045-651-4473 最も力になってくれると思います。 ちなみに境界性人格障害 (現在では和名は名称変更して「境界性パーソナリティ障害」) というのは、 れっきとした現存する疾患名です。 いわゆる「自律神経失調症」とは異なり (これは内科の先生が総称的に使う病名で、精神科用語ではありません。) 「パーソナリティ(≒人格)」の病であり、 病であると言うことは、治療可能であると言うことです。 ただ、治療には大変な難渋を伴うため、 (多くは薬が全く無効で、大変手間のかかる精神療法が必要なので) ほとんどの精神科医に嫌われる存在だと言うことです。 これは、精神科医が怠慢だという理由ではなく、 日本の保険制度が、精神療法を軽視していることが大きな原因です。 (実際、採算をある程度無視できる、大学病院レベルの施設では、 多くの熱心な先生方が、真剣に治療に取り組んでおられます。) 私は開業医ながら、BPDは治しますが、 すごくストレスと体力と時間と忍耐を要する仕事です。 患者さんが長期生存できないリスクも非常に高い疾患です。 全く治療が始まらないという、厳しいスタートラインを強いられるので。 強制的な手段を使うことはできませんが、 何らかの法に触れるような(e.g. ストーカー、DV、性犯罪、違法薬物) 行為や被害がある場合は、 上述のような警察の対応が強力に期待されます。 ただ、街角の交番や所轄署レベルでは、 認識レベルが低いため、取り合ってもらえないこともあり得ますが、 そこでくじけず、 各都道府県警レベルには必ず上記のような窓口がありますので、 そちらへのアクセスを強くお勧めします。 問題解決の道がないと、泣き寝入りすることは、 被害者のみならず、患者さん本人のためにもなりませんので。 ご家族や近い身内に、上記疾患(BPDと略します)の患者さんがおられる場合は、 アマゾンなどで参考書籍も多数出ていますので(一般向け、専門家向け)、 自己防衛のためにも、是非ご一読をお勧めいたします。 決して、BPD患者さんを、被害者やご家族だけの手で、 「『精神病院』にぶちこむ」と言う、強制的手段は考えないで下さい。 それは残念ながら不可能ですので。 例外的に、患者さんによる殺人や傷害、その他犯罪の現行犯の場合、 110番通報により、警察官による精神鑑定〜措置入院という道はあるのですが、 (精神保健福祉法第24条、通称「24条通報」) BPDの場合、 責任能力有りと判断され、措置(=強制)入院できないか、 あるいは、精神科病院も、正直BPDの患者さんには対応困難な場合が多く、 (我が国の精神科病棟はいまだに統合失調症の患者さんが中心です。) 鑑定医、あるいは受け入れ先病院から、 入院を断られるケースが多いと思います。 このような場合、司法ルートで通常の刑事裁判へと進むのですが、 医療刑務所にきちんと収容されるのでもなければ、 矯正は困難ですし、 それ以前に刑期を全うするまでに、十分に更正できるかと言えば、 可能性は大変低いと言わざるを得ません。 一番は、身近なあなたが、患者さんご本人の苦しみを、できるだけ共感し、 BPDを治してくれると公言している精神科医に、 「本人の意志で」治療を受けに行くことが大切です。 その時は、是非あなたも患者さんに同伴して受診下さい。 なかなか大変なことですが。 そもそもBPDかどうかの診断は、 専門家に委ねるべきで、 その意味でも、一度本人が精神科医に受診することは有益です。 いわゆる素人考えでBPDだと即断することは、 危険なことです。 他の疾患:たとえば薬物で比較的容易に治療可能な疾患:である可能性は 極めて高いです。 実際私も、他の多数の医療機関で、BPDだと告知され、 匙を投げられ続けてきた患者さんが、 私のところに来て、しっかりと診察・診断したところ、 実際には別の疾患であり(e.g.そううつ病)、 的確な薬剤併用の治療で、比較的早期に、大いに健康を回復できた例を、 多数経験しております。 また、お子さんが関係しておられる場合の情報として: BPD関連か否かはともかく、 親・養育者・あるいは第三者により、 未成年のお子さんが心身・あるいは性的被害に遭っている場合、 (いわゆる虐待です) お住まいの地区の児童相談所に通告(電話)することは、きわめて有効です。 経験的に、警察よりも迅速的確に動いてくれることが多いです。 罪のない子供は第一に守るべきだからでしょうか。 児相の場合は、最初に電話に出た方がいきなり専門家ですので、 警察のように、ピント外れな無愛想な対応をされることはありません。 安心して相談していただけると思います。 そこから、養育者など=加害者である大人に対しても、 解決の糸口(=司法あるいは医療につなげる)が、 つかめることも少なくありません。 ご参考まで。 ==== ようやく夏休み! と思った瞬間、まるまる3日間眠り続けてしまった・・・●■〓 おかげさまで大分疲労回復しました! ホント、 いつもいつも、みなさんにご心配ばかりおかけし、 優しい言葉をおかけいただき、 なんと幸せな医者でしょうか・・・! みんなありがとう! 書類が山ほど溜まっているので、
今からまたかえる行ってきます! _| ̄|○ |
|
iPodを首からぶら下げて診療している医者は他にはいないだろうと思いつつ、 |
|
★おしらせ★ |
|
急に肌寒い季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 |
[ すべて表示 ]
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
開設日: 2006/9/10(日)