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「百万円と苦虫女」(監督:タナダユキ 出演者:蒼井優 他)
「おくりびと」(監督:滝田洋二郎 出演者:本木雅弘、広末涼子、山崎努)
「ウォンテッド」(監督:ティムール・ベクマンベトフ 出演者:アンジェリーナ・ジョリー他)
「グーグーだって猫である」(監督:犬童一心 主な出演者: 小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森山中 他)
「ぐるりのこと。」(監督:橋口亮輔 出演者:木村多江、リリーフランキー 他)
「20世紀少年」(監督:堤幸彦 出演者:唐沢寿明、常盤貴子 他)
「ダークナイト」(監督: クリストファー・ノーラン 出演者: クリスチャン・ベイル 他)
「崖の上のポニョ」(監督:宮崎駿)
今月はロケが2週間あったので、見逃した映画が多い。見た映画は面白い作品が多かった。
その中でも「ぐるりのこと。」がすごくよかった。映画を見ながら、せっかくいい映画なんだから最後までうまくいってくれとハラハラしながら見るという変な見方をしてしまった映画だ。ラストにエンドロールが流れたときは、うまく着地できたなと、ちょっとほっとした。そんな変な見方をしてしまった。ワンカット、ワンカットの密度は濃いし、俳優の演技もスタッフの仕事もすばらしかった。特に印象に残ったのが、メイクの豊川さん。ピーターグリーナウェイの枕草子の時に一緒だった。そのとき僕は制作の手伝いだったのでむこうは絶対に僕のことをわからないんだろうとは思う。あれ以来、エンドロールでよく名前を見かけて、ずっといい仕事をしている方だが、「ぐるりのこと。」では本当にすばらしい仕事をしていた。木村多江さんも、一生に一度、めぐりあえるかどうかわからないような、作品との出会いだったんだなあと思った。もう2年前になるが、「ゆれる」を見た時の、オダギリジョーさんと香川照之さんに感じたのと同じくらいの、力を木村多江さんに感じた。わずかな表情のゆれ、ちょっとしたしぐさ、ずっと四角いフレームの中の彼女から目が離せなかった。話題にはなっているが、大きな広がりにまではなっていないのが残念だなあ。もっとこの映画を映画館で見て欲しい。(と、今頃に書くのは遅いか。東京は吉祥寺が10月3日まで、そのあと、大森で4日と5日です。)
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