徒然に

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

フラット画像

撮影したままの画像は、アーチファクトが豊富ですから、ここを補正する必要があります。

バイアスやダークはともかく、もっと問題になるのは、フラットと空の背景の傾きでしょう。

こちらでは、空の背景の傾きは、フラットよりずっと小さいですから、それですんでいます。

ところで、補正に使うフラットは・・・

イメージ 1




こんな感じですが、中央の明るい部分が上に偏っているのは、鏡筒を載せたフラット板の電源コネクタをそのままにして、少し傾きができるためでした。
このフラットは ODK10・KAF-09000 と EL パネルを使い、AutoDark で撮影した 1 フレームだけの画像です。

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

撮影環境

データとして処理しやすい画像を撮影するには、安定性と再現性が一番です。
市販されている機器でも、誤差と許容範囲を考えた上で余裕を持たせれば、こういった環境を実現することができます。

最初に使っていた組み合わせは、ASC-11・CCDT67・STL-1301E の組み合わせでした。FOV=33.5'×26.8'・FOVpp=1.57" となります。
口径 280mm・焦点距離 2100mm (F7.5) で画素サイズが 16ミクロンありますから、焦点深度は 120ミクロンあります。インバー仕様ですから、少々の温度変化なら、焦点位置の移動も焦点深度内に治まります。
また、フィルターを変えても、たいていは焦点深度内に治まりますから、フィルター毎のピント調整も必要ありません。
同時に、ガイドが少しずれても、ピクセルサイズ内に治まりますから、ガイドも楽になります。
カメラは縦横を赤緯・赤経方向に合わせ、導入は近くの恒星でシンクロさせてから、赤緯・赤経で導入します。カメラのアングルは、バーニアを使って調整できる範囲で、星図データベースを参照して計測できます。

ASC-11 は素晴らしい光学系なのですが、元々がシュミットカセグレインですから、ミラーシフトや焦点距離の再現性に問題が出ることがあります。そこで、環境を変えることにしました。

30cm になると、自宅ベランダからでは、口径食が出るのが早いですから、25cm くらいがちょうどいいだろうと考えました。
そこで、ODK10 を入れることにしました。カメラの画素サイズは 12〜14ミクロンくらいが良さそうですが、裏面照射型のカメラは高価すぎますね。そこで、KAF-09000 を使うことにしました。
これだと、FOV=74.1'×74.1'・FOVpp=1.45" とちょうどいい具合になります。シュミレートすると、これくらいになります。

イメージ 1







メインカメラは KAF-09000・ガイドカメラは ICX285AL、オフアキでガイドし、接続は 3インチスリーブを使います。

イメージ 2



1分露光・15フレームでの、M42 の近赤外画像です。撮影時の AutoDark だけで、コンポジットとレベル調整以外の処理はしていません。(フラット補正もしていません。サイズが大きいため、半分に縮小しています。)

イメージ 3

FOVpp をどれくらいに調整するかが悩ましいところですが、こちらの気象では、1.5" くらいがちょうど良さそうです。

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

銀河と恒星

遠くの銀河と恒星を判別するのは、思ったより簡単です。
ASC-11・F7.5, STL-1301E, Rc Band, 5min×3フレームでの Abell 2052 です。

イメージ 1



一部を 200% に拡大してみます。

イメージ 2

銀河は周囲に淡い光がありますが、恒星では、それがないのがわかります。

閉じる コメント(4)

閉じる トラックバック(0)

観測用画像

では、どんな画像が、観測用の画像として失敗ではないかという
ことですが・・・

まず、実例を示します。ASC-11・CCDT67・STL-1301E・Rc バンドで
Abell 194 を、5分×3フレームで撮影したものです。

イメージ 1


銀河と恒星の違いは明瞭ですね(微笑)。撮影時のデータをもとに、
Astrometrica を使って UCAC-3 星表とキャリブレーションを行います。

イメージ 2

緑色で囲まれた恒星が UCAC-3 の星表とマッチした基準星になります。
位置だけでなく、Rc バンドでの光度もキャリブレーションされます。

このフレームでは、限界等級は 19.3±0.14 等でした。四国の空の
暗さのおかげで、思ったより暗い天体が写っています。

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

失敗も楽しいですね

今度は、観測用画像の失敗例です。(冷汗)

イメージ 1

対象は Abell 426 で、ASC-11 に CCD67 を付け、Bessell Rc バンド
を使い、STL-1301E での撮影です。銀河団の姿ははっきりしていますが、
観測用画像としては失敗です。

理由は二つあります。

・画像中心の赤経と赤緯が不正確だった
・ガイド途中に大きくガイド領域がずれてしまった

他にも、テストを兼ねて何枚か撮影したのですが、UCAC-3 のデータと
ぴったりキャリブレーションができ、成功でした。

ということで、ODK10 と KAF-09000 とで観測写真が撮影できるよう、
取り付け部分にバーニア等を付け、標準の星表とのキャリブレーション
がうまくいくようにしました。これくらいの精度で大丈夫です。

25cm という小口径ですが、観測できる範囲はここまで、と割り切り
ました。楽しめそうです。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.

K&R
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

開設日: 2011/4/16(土)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.