|
ラランジェイラスの町は、ひとことで言えば「寂れたコロニアルタウン」である。かつての砂糖きび貯蔵倉庫や砂糖きびを運搬した水路の跡などが、奴隷制時代の栄華をとどめてはいるが、町の外観はかなりくたびれ果てている。しかし、人々は信じられないほどフレンドリーで、どこを歩いても必ず満面の笑顔とともに声をかけてくる。
この日、ラランジェイラスはなんと3日間続く盛大な祭りの初日であった。あれえ、こんな事誰も教えてくれなかったぞ。そもそもこんな情報、普通の旅行者が知る由もないから、この日ラランジェイラスを訪れた外国人は私だけである。1日いれば、町中の人に顔を覚えられそうな雰囲気だ。
とにかく、にわか仕立ての野外ステージでサンバが始まった。ビール片手にリズムをとっていると、いつの間にか隣に座って話しかけてくるヤツがいる。なんだ、さっきまでパーカッションを叩いていた黒人青年じゃないか。写真帳を目の前に広げながら、これは俺の妹だとか何だとか、まるで旧知の仲のように話がとまらない。他の客も、ウインクしながら笑顔で挨拶してくる。
私はアラカジュから日帰りの予定でこの町に来た。こんなことなら1泊してもよかった(ただし、町中には崩れ落ちそうな安宿1件しか見かけなかった)のだが、明日はサルヴァドル行きのバスに乗らなきゃいけない。後ろ髪をひかれる思いでサンバを聴いていたら、横にいたオヤジがビール片手にいきなり肩を抱いてきた。「いやー君、祭りってホントに楽しいねえー!!」
ところで、こんな町のことをどうやって知ったのか?と疑問をもつ人がいるかもしれませんね。
日本人に有名な「地球の歩き方(もしくは迷い方)」?いえいえ、南米に行くのに「歩き方」は全然役にたちません。
「Lonley Planet」?はい、ロンリープラネットならちゃんと出ています。ブラジルのガイドブックとしては、やはり目下のところロンリープラネットがピカイチでしょう。
でも、英語のガイドブックはちょっと…と二の足を踏む方のために、1冊ご紹介します!
「Bem-vindos ao Paraiso BRASIL 大自然の楽園 ブラジルへようこそ」(著者オスニー・カリスト、発行イーブラジル、定価¥4762)
わかりやすい日本語訳、素晴らしい写真、とてもとっつきやすいのに、ブラジル全土をくまなくカバーして紹介している優れものです。
私はこの本を群馬県大泉町のスーパーで購入しました。定住外国人の比率日本一、「日本のリトルブラジル」といわれ話題になった、例の町ですね!普通の本屋で扱ってるかどうかは定かでないのですが、もしブラジルに興味があるなら、この本をあたってみることを強くお勧めします。
<本日はSt.Patrick's Day>
緑色のものを何か身に着けていますか?ニューヨークの町角も、アイルランドのシンボルカラー、緑の群集で埋め尽くされることでしょう。私も、今日はアイリッシュミュージックを聴くことにします。
|
その本、面白そうですね! 探してみます。
それにしても、町の名前からして陽気で楽しそうですね。
2008/3/19(水) 午後 10:31