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今回は、やっとバルセロナ到着の巻です。

朝方の5時。国境を越えスペインの「ポル・ボウ」という駅に停車します。

フランスとスペインでは線路の幅が異なります。
フランスは標準軌の1,435弌米本の新幹線と同じです)
一方のスペインは広軌の1,668个函20センチ以上も広いんです。
(ちなみにJR在来線は狭軌の1,067弌スペインと比べると、まるで軽便鉄道なみ?)

この異なる線路幅を、タルゴの車両は車輪の幅を換えることにより、直通できます。

ポル・ボウ駅のフランス寄りに、その「軌間変換装置」があります。
そこを時速15キロ位で通過するだけで、自動的に車輪の幅が換わります。
ほとんど振動も音も無く、列車はスルスルと変換装置を通り抜けました。
車輪の幅が換わるところを、見てみたいものです。

横に見える線路の幅が、フランスより明らかに広いです!
イメージ 1


まだ空も明けやらぬ午前7時。朝食をいただきに、レストランカーへ行きます。
この豪華な朝食を見てください!!
いつもは「クロワッサン1個と水」なんですが・・・
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白み始めた空を見ながら、ゆっくりと朝食をいただきます。とても贅沢なひとときです。
食べ終わり、お代わりのカフェ・コン・レチェ(スペイン語で、牛乳入りコーヒー)をいただいていると、給仕の方から「卵は好きか?」と聴かれました。「もちろん!」と答えると、なんと追加で、こんなものを持ってきてくれました。
イメージ 3

半熟具合も程よいスクランブルエッグに、ソーセージの強い塩味が良く合います。
他の人には運ばれてなかったので、私だけのサービスでしょうか??
昨夜から、一生懸命スペイン語、それもバルセロナ地方の方言のカタルーニャ語で挨拶をしてたのが、好印象だったのかもしれませんね。
こんな経験が、とても思い出に残るんですよね。

8時前、やっと陽が昇り始めました。空は怪しいくらいに美しい朝焼けです。
今日はもしかして雨?
イメージ 4

8時25分、列車は終着駅のバルセロナ・フランサ駅に定刻どおり到着です。

バルセロナには国鉄のターミナル駅が二つあります。
メインは、新しくできた「バルセロン・サンツ駅」ですが、夜行列車やフランスからの国際列車は、伝統ある、このフランサ駅に発着します。
少しカーブした線路に、それを覆う二つのドームがとても美しい駅に、フランスから到着したタルゴ・エリプソス「ホアン・ミロ号」が佇みます。
イメージ 5

しばらくすると、隣のホームにクラシックな素晴らしい列車が入ってきました。
1968年にデビューした、タルゴ沓劭諜匱屬任后
イメージ 6

もう40年以上も走り続けている、元祖タルゴの名車両です。
現在でも「カタラン・タルゴ」として、バルセロナと南仏のモンペリエの間を、一日一往復しています。
シルバーに赤いラインが映える車両は、その端部の丸いデザインが最高に秀逸です。
実はこの車両、12月には引退してしまうという噂もあったのですが、こうして、まだ元気に活躍してくれていました!
「もしかしたら、まだ走ってくれているかもしれない」、半分賭けるような気持ちで訪れたバルセロナで、この車両に出会うことができて、感動しました。
思えば20年ほど前。フランスのアヴィニヨンで、ちょっとだけ車窓から見えた、その流麗な美しさに、いつかはじっくりと見てみたいと思い続けていたものでした。

・・・しかし近くでみると、やはり40年の歴史を感じさせるキズや色あせなどもあり、引退も近いのではないかと思えます。

この行先表示と「Talgo」の流れるようなロゴ。美しいと思いませんか!
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その「短さ」が良く分かるショット。普通の客車の半分ほどしかありません。
イメージ 8

二つドームのしゃれた駅に、クラシックな車体が本当に良く似合います。
イメージ 9

もっと観察したかったのですが、すぐにモンペリエに向けて旅立って行きました。
また、明日にでも観察することにします。

構内に、カイコの様な変な列車が停まっています。
タルゴ・アルビアという、進化したタルゴです。
両端を機関車に挟まれたタルゴ客車の編成で、機関車ごと軌間変換ができ、スピードも時速200勸幣紊覗ることが可能です。
さきほどのレトロなタルゴ靴蓮△い困譴海離▲襯咼△肪屬換えられるのだそうです。
イメージ 10


それにしても、このフランサ駅、ほんとうに美しい駅です。
そして、気に入ったのが、このクラシックな車止めダンパー。
いかにも「止めてみせます!」と言わんばかりの造りだと思いませんか?
イメージ 11


気がつくと、到着してから、もう2時間近くも経っています。
駅で車両を見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
今日は、これからバルセロナの観光です。見たいところも盛りだくさん。
ひとまず駅をあとにして、ホテルへと向かうことにします。

駅を出ようとして、ふと見上げた天井が、溜息の出るような美しさでした。
イメージ 12


バルセロナでは、「ガウディの作品を見る」という、今回の旅の大きなハイライトがあります。
次回は、「グエル公園」をご紹介しようと思います・・・が、その前にホテルチェックインやらメトロが・・・
まだまだしばらく続くこの日記、お付き合いいただければ幸いです。

(撮影機材 RICOH GXR + S10 Unit + DW-6)

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うーん
またまたおいしい食事の記事。
それまでの「食生活」との対比でさらに「おいしそう」度が際立ちますね。

全体を通しての「薄暗いトーン」がいいですねー。
画像だけ見ていても、ストーリーが頭に浮かんでくるようです。

2010/3/17(水) 午後 7:37 ER_Kicker 返信する

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いつも、嬉しいコメントをありがとうございます。
日本の駅は、やたらに蛍光灯の白い光がまぶしく、冷たい雰囲気ですが、ヨーロッパの駅は自然光や、ナトリウム灯をうまく用いて、落ち着いた旅情あふれる雰囲気をかもし出していると思います。
これを再現するために、露出補正で少し暗めに撮影しています。
もちろんフランシュは使いません。
・・・つい、薀蓄をたれてしまいましたが、ヨーロッパの美しい雰囲気と、GXRの性能に助けられているところが大きいと思います(汗)

このあとも、まだまだ旅行シリーズ続きますので、よろしければ、またお越しくださいね!

2010/3/18(木) 午後 9:44 kame_nasu 返信する

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