思い出の「ディスコ」。
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1980年代、ディスコが大好きだった。
若い人は知らない人も多いと思うが、
「若者が、夜に飲んで食べて踊るところ」です。(笑)
ふと、思い出す「ディスコ」がある。
1979年〜80年ぐらいの時期に、仙台に「グリーングラス」(確か。。)というどちらかというとカジュアルなディスコがあった。
男友達と二人で行った。
そこは、箱の大きさがこじんまりとしていて照明が他と比べて少し明るめだった。
なにか、健康的な雰囲気を感じた。
そんな店内は、
激しく体を打つビートとDJのアジるような熱い声、そして、眩しく光るミラーボール。
フロアーは踊る人たちでいっぱいだ。
みんな、額に汗を掻いている。
そんな踊っているとき、
僕は自分の異変に気がついた。
右の目がかすんで見えなくなったのだ。
ハッとした。
「コンタクトレンズを落としてしまった!」
僕はあわてて席に戻った。
それを見た友人も席へと戻る。
僕 「いやぁ、、、コンタクト、片方落としちゃったよ。やばいな。。。」
友人 「そうか。ちょっと待て」
そう言ってから、友人は席を立ってフロントへ行った。
と、
突然、店内の照明が目が覚めるように全開となり、音楽が止まった。。。
すると、
マイクを通してアナウンスの声が。
「ええ〜、只今、踊っていたお客様がコンタクトレンズを落とされました。皆様ひとまずお足元にご注意され席へお戻りください。少し休憩タイムになります」
僕 「ええ〜っ!」
びっくらこいた。
でも、
もっとびっくりしたのは、、、。
フロアーに目をやると、
なんと、
何十人という男女が、
四つんばいになって、
僕が落としたコンタクトを探しているではないか!!!!!!!!!!!!!!
そして、なぜかみんな互いに声をかけあってる。
「おい、見つかったか?」
「いや、小さいからなぁ〜」
「足で踏んじゃうと壊れちゃうからね」
やがて、
「やった!あったぞぉ〜!」
という声。
僕はすぐにその人に近づき、深く頭を下げてお礼を言った。
それから探してくれた周りの人にも。。。
そしたら、
店内から大きな拍手が巻き起こったのだっ!
いっ、いやぁ、、、。
これって、なんかのドラマか映画???
それから僕はお店の人に頭を下げてお礼を言ってから、目にコンタクトを装着する為にトイレへと向かった。
僕が背を向けたフロアーでは、何事もなかったように照明が暗くなり、またノリの良いダンスミュージックが鳴り始めた。
トイレの鏡を見ながら、僕の頭の中はみんなに迷惑かけて申し訳ない気持ちと、ありがたい感謝の気持ちと
恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。
拾っていただいたコンタクトは、残念ながらもう踏まれていて使い物にはならなかった。
僕はそれを丁寧にティッシュで包み、大事に左の胸ポケットに仕舞った。 |

