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夕映えに消えてゆく遠景の山並みをタイムラプスに撮りたいと丘を登ってきた。
突然思い立って来た割にはなかなか良いロケーションだなと思いながら、三脚とカメラをセットアップする。およそ1.3秒で一枚シャッターがきれるので、40分くらいは連写できるはずだ。あとはまったりと日が暮れるのを待てばいい。
 
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ここは、昼間ならジョギングや自転車でやってくる人も多いのだけど、夕暮れになって誰も来ないと思っていたら、けっこうギャラリーがやってきて、みんな丘の反対側に向かっている。
 
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カメラをセットアップしてしまったし、いまさら移動しても、日没には間に合わない。でもやっぱり気になるので可動中のカメラを置いたまま、もう一つのカメラを取り出して丘に向かって走り出す。まったりのはずが、なぜか猛ダッシュの展開へ。
 
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「うわっ、オレのバカ」
日没ぎりぎりだよ、最初からこっちに来るべきだった。いまさら三脚を取りに戻るわけにもいかないし、体力的にも無理、致命的な判断ミスだわ。
 
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それにしても自宅から車で十分くらいのところで、こんなにも美しい夕焼けが見れるとは思いもしなかった。
 
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ファインダー越しに地球の自転を見て取れるこの瞬間が、何か切ない。ゆっくり目を閉じるようにシャッターを切る。
 
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そして今日の一日が静かに消えていった。
 
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日が沈めばギャラリー達もとぼとぼと帰り始める。こちらは空に向かってカメラを構え、UFO?を呼んでいる女性二人組。
 
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うまく来てくれただろうか。
 
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気がつけば三日月と一番星が輝いている。
 
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で、肝心の夕映えに染まるはずだった山並みタイムラプスは、カメラ設定がよくなくて、景色が暗くなっていくだけの画像だった。それでも、息を切らしながら夕日に向かって走っていったのは良かった。青春ドラマの意味が少し分かったような気がする。

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前回、iPhone 5cを使い夜のクリスマスツリーを200枚ほど撮影して、ハイパーラプス動画を作った。暗い場所でも被写体が発光していればどうにか写真になってくれてそれは良かったのだけど、水平を保つのが難しく、今回は水準器を内蔵したソニーDSC-HX200Vを使って撮影してみた。
 
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動画と言っても静止画像の連続写真みたいなもので、しかし常に特定のスポットにレンズを向ける必要があり、また正確に水平を保つことが求められる。特に夜間は三脚がほしいところだけど、それなりの人通りもあって迷惑をかけてしまう。というわけで三脚は使わずに手持ちで全ての撮影を行なう事になった。
 
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歩道脇には「まいどまいどのトナカイ君」どんなに忘れようともクリスマスのシーズンになると、何処からかやってくる。相変わらずベンチに腰掛けて愛嬌を振りまき、時には道行く人と一緒に記念写真を撮ってもらったりする。
 
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そうそう、カメラの設定は「SCNモード」から夜間撮影に適している「ISO」を選んでいる。
 
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この写真だと、ISO感度:1600、シャッタースピード:1/80秒、絞り値:f2.8となっている。マニュアル撮影じゃないので、カメラまかせの成り行き設定。
 
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これも毎年お目にかかる巨大クリスマスオーナメント。
 
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映画館の前にもいつものクリスマスツリーが置いてある。昼間だとツリーの下で、パートタイム勤務のサンタクロースと一緒に写真を撮ってもらえる。
 
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南カリフォルニアは雪が降らないので、少し季節感の乏しいクリスマスではあるけれど、夜になればそれなりに冷え込んでくる。来年はトランプ氏が大統領になるので、景気は上向きになるかもしれない。通りを歩く人の顔はいつになく明るい。
 
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一歩ずつ前に進んで立ち止まりカメラを構える。特定のスポットを目印にしておいて、それを元に水平を出し構図が決まる。この写真だとクリスマスツリーのトップスターが目印になっている。(動画になった際、このトップスターは動かない)
 
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これでほぼ全ての撮影が終わり、撮った写真はおよそ400枚になった。さてこれらを動画に編集したらどうなるだろうか。

 
人通りの中を歩いているときは、周りに迷惑をかけないようにとつい焦ってしまい、時々目印を見失ったり、水平の確認を忘れてしまっていた。それで静止画像を動画に編集する際に手振れ補正も加えている。
でも慣れてくると撮影そのものは難しくはない。ハイパーラプスの撮影法を説明してくれているサイトでは、三脚の使用をすすめているが、どちらかと言えば一脚と日曜大工に使う水準器をあわせた方が楽かもしれないと考えている。
いずれにしても、次回は開けた場所で昼間に行いたいと思う。夜間のハイパーラプスはハードルが高いと感じている。

ハイパーラプス撮影で感じた反省点

  • ネオンサインが明るかったり暗かったりしているので、露出を決めるフレーム内の範囲設定を中央ではなく、フレーム全体にしておけばよかった。
  • カメラを常に同じ方向に向けるための目印は、事前に全行程で目視できるかを確認しておく必要がある。ストリートを進むにつれて、木に隠れたり、店先のひさしで見えなくなって困った。
  • とにかく撮影を邪魔されない場所であることが前提となる。人にさえぎられたり、途中で進路を変えなくてはいけない状況は避けたい。
  • 等間隔で立ち止まる場所を見失ってはいけない。通りに立ってカメラを構えているものだから「シャッター押してください」と頼まれて、つい立ち位置を見失ってしまった。そのズレはそのまま動画のブレとなる。

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たまたま出かけた街で、今時、こんな車整備のショップがあるのかと足を止めた。
置いてある車が古いからと言うわけではなく、エンジンオイルの匂いが風にのってこちらに流れてきたからだ。そういえば、最近利用するディーラーやチェーンストア系の整備工場は、あまりオイルの匂いがしない。
このオイルの匂いがけっこう好きで、いつからそうなったっけと記憶をたどると、きっと高校の実習の時からだと思う。エンジンを分解して、また組みなおす実技の間じゅうオイルの匂いがしていて、毎日その教室に入るたびに深く息をすい込んだ。
写真はiPhoneで撮ったから、本当はカラーなのだけど、自分の中のイメージにあわせてモノクロにしてみた。

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11月に入ってから時々雨が降った。それは、いつものように快晴が続いていて、雨なんて全く予想もしていない真夜中に、ざあざあと降り出す。
雨が降ると気分が良い。それは「アルムおんじ」の語った、雨の日はゆっくり本を読んだり、物思いにふけるには良いものだ、と言う事に共感を覚えるからなのだろう。しかし現実は仕事と雑用に追われるいつもの一日でしかない。
それでも雨の音を聞きながら作業を進め、コーヒーを片手にときおり窓の外を眺める。いつものようでいて、いつもの一日ではない雨の日が心地よい。
青空の広がる午後の雲は、南東へ流れていった。

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