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場所は非公開、ただし、かつて全国展開した今は無きビアレストランチェーンにて
週2〜3夜演奏のバイト。
『食と音楽と会話』。 この3つが織り成す奮闘記。
エレベーターでひとつ上の階の扉が開き、足を踏み入れた時点でもうそこは店内。
レセプションよりかは押さえた明るさだったが、その時はカウンター、ホール、ガラスばりの客室…
と、開店前とはいえ、客席数の多さに驚く。ざっと200席。
決して広い方では無いが、当初ワレには、演奏者の居る店はホテルのように極端に広いか、
喫茶店レベルの小さい店の印象だけだった。
おまけにスタッフの制服は居酒屋でもなければ、ファーストフードでもない。
男女蝶ネクタイ、女子は膝上5cmスカート。
カウンターテーブルにはかなり高額なミキサーもあり、ちゃんとしたブースになっている。
?????予想しない展開になってきたんだが、もしもし?(・ω・;)ゞ
楽器はお客の目線より上ぢゃないデスカ!(・ω・;)
高い所からすんません。 …っつーか当時のワレにはそんな余裕はない。
辺りを見渡すうちに演奏者らしき2人が集まり面接官による研修が始まる。
…ん?採用こんだけ?なわけないよな。
多少疑問を持ちながら、まず、ホール四方からのスピーカーと楽器の真横にあるモニターで、
順番に鳴りを確認する。
当然、他2人の実力もしかと拝見する。譜面通りに弾く分には、
誰でも準備が整ってレパートリーというもの。弾けて当然。
でも、この人、難しい譜面なはずなのに、しゃべりながらでもうろたえず弾けてる。
スゲエ。
聞いてみたら、教える仕事の他にブライダルも掛け持ちとのこと。
ふ〜ん。道理で慣れた手付きで落ち着いてるわけだ。
しかし、全く笑顔がない。というか愛想がなく、譜面に必死な訳でもなく、
緊張から出る顔のこわばりではない。
この人、愛想は別料金か?
面接官は譜面に集中せず、客席にも目配りするようにとの指摘、
その際、お客と目が合うので無愛想はマズいと、その人に、
『○○さん、笑顔、笑顔!ヾ(^_^;』
とあおる。しかし、全くでもってマイペース。 しまいに面接官も怒鳴る。
『○○さん!』
…ナニカ?てな演奏者。
オープン前だから、社員はピリピリ。
ま、確かに客席からは手先が見えず、こわばった顔しか見えないわけだから。
それでいて酒の入った客を上から見下ろすんじゃ、芸は身を助けないな…。
もしかしてハッタリで何とかなんの?まさか。...((((((^_^;)
そんなこんなで次回に続く。
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