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愛称は「東武スカイツリーライン」=3月、最寄り駅も改名−東武鉄道

愛称は「東武スカイツリーライン」=3月、最寄り駅も改名−東武鉄道

 東武鉄道は9日、5月22日の東京スカイツリー(東京都墨田区、高さ634メートル)の開業に向け、伊勢崎線の浅草、押上両駅から東武動物公園駅までの路線の愛称を3月17日から「東武スカイツリーライン」にすると発表した。スカイツリーの近くを走る路線として知名度向上を図る。最寄り駅である「業平橋」も、同日から「とうきょうスカイツリー」に改める。
 一方、同社と東武タワースカイツリー(東京)は9日、スカイツリーの地上450メートルに位置する第2展望台の名称を「天望回廊」とすると発表。第2展望台内部の様子や地上部のフロアなどを、バーチャルリアリティー(仮想現実)映像を用いて初めて公開した。(2012/02/09-17:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012020900747

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日本に足りないもの。の巻‐雨宮処凛‐

日本に足りないもの。の巻‐雨宮処凛‐

2012年02月09日 00:00
 3・11以降、この国には「がんばろう」の他に「助け合い」や「絆」という言葉が溢れている。

 実際、多くの人が被災地にボランティアに駆けつけ、多くの義援金が集まり、そしてまた多くの物資が被災地に届けられた。

 私の周りにもボランティア活動をしている人が多く、彼ら・彼女らの活躍には本当に頭が下がるばかりだ。多くの義援金や物資が寄せられたことも素晴らしいと思う。

 しかし、3・11以降、ずっと気になっていることがあるのも事実だ。その「気になっていること」は、08年暮れから09年のお正月にかけて開催された「年越し派遣村」の時に感じたこととも重なる。あの時、私が感じたのは「自己責任の線引きが変わった」ということだ。

 派遣村まで、派遣切りに遭おうとホームレスになろうと、すべては「自己責任」という風潮はひどく強かったように思う。しかし、年末に住む場所も職も所持金も失った人たちが日比谷公園に500人以上押し寄せ、テントで年を越したという事実はこの国の人々に大きなインパクトを与えた。以来、「真面目に働いているのに派遣切りに遭った人」への目線は変わったものの、「そうではない人」への視線はもっと冷たいものになった。例えば、ホームレス歴が長い人。本当はその人だって失業がきっかけで路上生活が長引いているかもしれないのに、なぜか見た目などで「こいつは働く気がない」と勝手に判断され、「助ける必要などない」と分類されてしまうような構図。「助けるに値する人」と「値しない人」という線引きは、「生きるに値する人」と「値しない人」を選別する恐ろしい線引きだと思う。しかし、この線は、今もあちこちに引かれている。

 3・11以降も、そんな線引きを至るところで感じる。例えば、致し方ないことだが、貧困問題などの優先順位はメディアをはじめとして明らかに低くなっているし、「被災していないのに生活に困窮している人」への視線は、以前と比べて随分と冷たいものになったように思う。しかし、被災者支援には、貧困問題、生活困窮問題のノウハウが多く生かされている。家を流された、職を失った、職場が被災した、所持金が尽きた、住宅ローンの支払いができない、等々。そんな被災した人たちの生活再建に、これまで貧困問題などにかかわってきた人たちが多くかかわり、具体的な手助けを行なっている。震災からそろそろ1年経つが、私にとってこの1年近くは、貧困問題のノウハウは、災害時にも大きく役立つということを確認する1年間でもあったのだ。だからこそ、「被災してないのに貧困とか甘えてる」的な空気には抗いたいと思う。

 さて、前置きが長くなったが、そんな私でさえ思わず「自己責任の線引き」を引いてしまいそうになるような本を読んだ。

 それは『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』(水谷竹秀 集英社)。

 副題通り、フィリピンに渡った挙げ句に所持金を使い果たし、異国の地でホームレスとなっている日本人男性たちを追ったノンフィクションだ。大半が、フィリピンクラブで出会った女性を追いかけて渡航した果てにお金を使い果たしてホームレス、というコース。一旦所持金ゼロになれば、帰国は容易ではないという。ビザの延長ができずに不法滞在状態となり、そうなると罰金を納めないと帰国できない。もちろん航空チケット購入にも数万円が必要だ。日本にいる家族から送金してもらえればいいが、多くは家族との関係は切れている。

 そうして異国の地でホームレス生活をする男たち。

 そんな本書に登場する48歳の「吉田」さんは元自動車部品工場の派遣社員。本書には、「私が出会った困窮邦人で、フィリピンに来る直前に自動車部品工場の派遣社員を経験したのは、吉田だけではなかった」という記述がある。

 「派遣は孤独だわ、あんなとこ友達なんかできへんよ」と語る彼は、「だから南国のイメージがいつも頭の中にあってね」と続ける。そうした日本で知り合ったフィリピン人女性を追って渡った南国でお金を使い果たした彼は教会で寝泊まりし、日当20ペソ(約40円)で露天の手伝いをし、生き延びている。現金がないので帰国することはできない。

 また、大手企業で真面目一筋に働いてきたものの、突然フィリピンパブにハマり、希望退職には退職金4900万円が払われるという話に乗って退職、そのままフィリピンに移住した男性もいる。

 一方、フィリピンに来てから病気となり、下半身不随で寝たきりになってしまった日本人男性もいる。もちろん、所持金はない。大使館は帰国させようと手続きをしていたようだが、下半身不随で日本に到着しても迎えの家族も知人もない。「日本の空港に到着してからはどうしたらいいのか」という問いに、大使館員は「交番にでも駆け込めばなんとかしてくれるから」と言うだけ。結局、彼は帰国を拒否。その上、失明までしてしまう。

 そんな「困窮邦人」の中には、実際に命を落としてしまう者もいるという。

 本書を読んでいて驚かされたのは、フィリピンの人々の「助け合い精神」だ。

 自らも貧しいというのに、困窮邦人に食事を与え、時に低賃金ながら仕事も与える。また、下半身不随の男性は、チンさんという女性に助けられている。チンさんは友人に月1万2000円を払い、水浴びや下の世話や歩行練習など彼の世話をさせているのだ。もちろん、男性は所持金ゼロ円。

 「困っている人を助けるのは自然なこと」

 見ず知らずの日本人の世話をする彼女はそう言ってのける。

 本書を読んでいると、日本に足りないもの、そしてなぜ彼らは日本という国を捨ててフィリピンに渡ったのか、何がそこまで彼らを追いつめていたのか、そんなことが浮かび上がってくる。そして日本という国の制度の冷たさ、複雑さ、また、多くの日本人の無関心さや冷たさも同時に見えてくる。

 「助け合い」や「絆」が叫ばれる3・11以降のこの国で、改めて「自己責任の線引き」について、考えさせられる一冊だったのである。

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募集停止・廃校となる短期大学に起きていること

募集停止・廃校となる短期大学に起きていること

2012年02月08日 23:36
専修大学北海道短期大学は、美唄にある短大で、その名の通り、東京の有名私大の系列である。

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昭和43年開学というから、新設校というわけではない。しかし、一昨年4月に募集停止を決定し、その時の新入生が卒業を迎えるこの春、閉学する予定であった。→専修大学北海道短期大学 学生募集停止のお知らせ
しかしどうもそう順調には行かないようである。
一つには、教員の雇用問題で、地位保全の仮処分を申請している。→道新記事の転載:専修道短大教員が仮処分申請、校舎・学生どうなる 地元困惑
専修大学道短大の教員8人は昨年12月、法人を相手取り、地位保全を求める仮処分を札幌地裁に申請、今月7日に1回審尋の後、地位保全を認めるかを裁判所が決定する。これまで法人は希望退職に応じない教員に3月末で解雇する考えを示しており、配置転換を求める教員側に歩み寄る姿勢を見せていない。教員側代理弁護士は「最終的には訴訟になるだろう」と説明する。
この8人の方々がどなたかは分からないが、専任教員のリストは大学のウェブページにある。
そしてそれを見ていて驚いたのだが、法学系の科目も憲法I,II、刑法I,II、民法I,II、商法I,IIと8科目にわたって存在する。そのすべてを、一人の教員が担当することになっている。その方の専門は民法・労働法となっている。
専任教員を補充するなどということは論外だが、非常勤教員を手当てすることすらもしなくなって、民法の先生が憲法も刑法も教えるという態勢になるのが閉校までの過程というわけだ。
しかしこれでは、すべての在籍学生が卒業するまで大学を開いているということ自体、形骸というべきであろう。
その学生も、順調には卒業してくれなかったようだ。
こうした中、3月末に予定通り閉校できるかという問題も浮上している。短大側によると、2年生141人が在学しているが、現時点で本年度のすべての単位を取得しても卒業できない学生が数人いるという。2月上旬に判明する期末試験の結果次第では留年者が増える可能性がある。


 同校は文部科学省に提出した学生募集停止の報告書に「(学校は)在学生が卒業するのを待って廃止する」と明記しており、同省高等教育企画課も「学生がいる限り閉校できない」と話す。法人側は仮処分申請や閉校時期について、事実関係は裁判の中で明らかにする」と述べるにとどめている。
実際上、この3月での閉校は無理であって、最低でもあと1年は大学を開いておかざるをえないのではないか?
さて、このような事態に至って教員の解雇問題も生じているのは、ここだけではない。
H22年度〜23年度(1月迄)に文部科学省へ廃止認可申請が提出された全国大学・短大の一覧
北海道私大教連というところがまとめた情報によれば、東京田中短期大学は専任教員7人を全員退職させ、群馬松嶺福祉短大は全員希望退職させ、山脇学園短大も全員退職させている。
退職ばかりでなく、事務職への配置転換という例も、上記サイトのまとめにはチラホラ現れている。
こうした現状は、明日の法科大学院の姿ではなかろうかと、漠とした不安を禁じ得ない。

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「ストレステスト」の保安院の審議は法律違反

「ストレステスト」の保安院の審議は法律違反

2012年02月08日 19:53
大飯原発3号機と4号機の再開のために経産省の原子力保安院というところが、「ストレステスト」をして「安全を審議した」とニュースは伝えています。伝える方も問題だが、政府も政府です。

日本は原子力基本法の成立と原子力政策を作るときに、「日本は被爆国であり、原子力の安全を保つために、原発を推進する方が安全を審査してはいけない」としている。つまり、原発推進は原子力委員会と経産省が行い、それとまったく違う組織(原子力安全委員会)で安全を審査することになっています。

安全の審査を独立の機関でしないと安全は保てない・・・これは原子力というものを日本でやるときに政府が国民に約束したことです。でも、現実的には保安院というのが経産省にでき、約束を実質的に反故にしてその結果として福島原発事故がおこったにも関わらず、またそれを繰り返しています。

それに加えて、ストレステストというテストは地震も津波もなく、ほとんどの原発が内陸の川で冷却しているというヨーロッパで使用されているもので、その点でも日本で無批判に使えるようなものではありません。

でも、もっと基本的なこと、原子力の安全を保つためには、原子力を現実にやっている人が絶対に安全を審査してはいけないという基本方針がこれほど無視されていても、それを政府も、専門家も、報道もなにも言わない社会は気持ちが悪いほどです。

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知の侮辱(7)・・・「野菜と健康」に関する知の偽装

知の侮辱(7)・・・「野菜と健康」に関する知の偽装

2012年02月09日 09:51
知の侮辱(7)・・・「野菜と健康」に関する知の偽装

福島の被曝の問題が出てくると日本の医療関係者、特に国立のガン研究の医師たちは一斉に「被曝はたいしたことはない。それより野菜の不足の方が発がんには危険だ」と奇妙なことを言い出しました。

野菜とガンの関係については、今から20年ほど前から研究が始まり、初期のころには次の表にあるようにどちらかというと「野菜はガンを防ぐ」という研究報告が多かったのです。

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それを受けて、マスコミなどを中心として「野菜を食べよう!」という運動がはじまりました。でも、もともと人間のガンの発生というのは非常に複雑なことなので、「野菜とガン」などという簡単な関係はおそらく存在しないのではないかと思われます。

その証拠に、その後、調査人数が増えてくると必ずしも野菜不足がガンをもたらさないという大規模な調査が2005年以後は増えています。

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ある程度、学問や科学というものを研究した人ならわかることですが、ガンというのは非常に複雑な反応ですし、一口に「野菜」といっても内容はさまざまですし、また「野菜を食べたので、相対的に食事が減り、その中に発がん性のものがあった」ということもあり、その場合は「野菜」というのは要因の一つにはなりません。

だから、仮に初期の研究のように「野菜を多く食べる人にガンが少ない」と言うことが判っても、それ故に「野菜はガンを防止する」ということにはならないということです。また、「それでも事実、ガンが少ないのだから」というのも学問ではなく、最近の野菜の研究の中には、カリフォルニア等の20万人の調査で、野菜をとると病気の比率が高いという研究もあります。

・・・・・・・・・

私は科学者として、少し別の見方をしています。先回、「相関関係」だけでは何の結論もでないことを示しましたが、科学では「因果関係」についても常に同時に考えておかなければなりません。

人間は雑食性の動物ですが、主として「肉、穀類(実)」などを食べる動物で、「草」の類はそれほど取りません。人間が野菜を食べるようになったのは農耕文化に変わってからで、日本ではさらに10世紀から15世紀になってから意識的に野菜をたべるようになってきました。

草食動物ではない人間は草は消化できませんが、コメ、麦、イモ、豆、リンゴのような「実(種)」は主食や副食として積極的に食べてきました。そして、多くの研究が示しているように、動物の体は「数万年間の環境の中でもっとも適切な防御系になっている」ということですから、500年前頃から食べ出した「葉物野菜」などが人間の体に良いということになると、かなりこれまでの学問とは異なる結果と言えます。

・・・・・・・・・

現在の日本ではほとんど宗教ではないかと思われるほど「野菜主義」のようなものが常識化していて、「野菜は健康に良い」というのを疑う人はいません。そしてそれが「科学」や「学問」の裏付けがあると錯覚をしています。でも、そのような情報の伝え方は「知の侮辱」でもあります。

私は学生(研究生)に対して、「「Aを変えればBがどうなるか」という実験の整理は危険です。自分ではBに対してAが一つの因子として関係があると考えていると、どんな物でもある程度の相関性がありますから、間違った結論が得られます」と指導します。

このようなことは「科学者の基礎教育」ですが、現代の社会はあまりにも「知の初歩的制限」を無視したものが多く、お医者さん、科学者や学者の方は注意をされた方が良いと思います。

「takeda_20120208no.420-(9:33).mp3」をダウンロード

(平成24年2月8日)

(注)記事のデータに一部に(財)食生活情報サービスセンターのものを使わせていただきました。

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