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多義性の問題

物理現象があって、それに対応するある形式の情報が意識に対応しているという仮定を勝手に設定しています。

つまり、ある写像があって、

物理現象 → 情報


というイメージです。

さて、ここでこの写像は物理現象のうちにうまい具合に情報を抜き取るわけですが、これが大いに問題です。

すぐに思いつく問題点としては、多義性の問題です。

つまり、同じ物理現象から互いに独立で無関係な情報を抜き出しえます。

あるいは、この多義的な「解釈」が不可能なような写像の設定方式は可能かという問題です。


イメージとしては、脳の中にある小さな脳を思い浮かべてください。この小さい脳は、ある原始の内部に存在していて我々はまだその存在にさえ気が付いていないとします。

我々は大きな脳が意識と対応していることを知っていますが、同じ程度の情報を持つ小さい脳も異なる意識を有していることになるかもしれません。

(後記:ここは飛躍しすぎでした。どこも飛躍が多いですが、ここはほとんど無意味に近い妄想になってます。)

以前も議論しましたが、同じとか、異なるとか、そういった概念は、物理的な対象に用いるのであって、精神現象には用いないという言い方も可能かもしれません。

しかし、この写像の矢印の左と右で、そういった基本的な概念の構築が異なるというのは何とも厄介です。


直接関係ないですが、多義性の問題について、非常に面白い話が↓にありましたのでリンクしときます。

生命の理解、そして「理解」の理解。
http://brainscience.blog92.fc2.com/blog-entry-141.html

「水に『ありがとう』と書いた紙を見せるか、『くそったれ』と書いた紙を見せるかによって結晶の形状が大きく違う」という、アレです。この単語帳にある記事の要約は以下の通りです;

・氏の実験は、『二重盲検がされていない』という理由で、信憑性に疑問が呈されていた
・実際に二重盲検で調べてみると、氏の結果を否定も肯定もしなかった
・多くの科学者は、彼の実験を無視した
・しかしそれは哀しいことである。鍼などの東洋医学も、長い間『科学ではない』として退けられてきた。
・氏の研究も、少なくとも興味深い結果なので、しっかりと検証すべきだ。

いやいやいや。何だかこれを読んだ瞬間、「負けた」という言葉が頭を掠めました。この記事では、前提として「これは科学か、そうでないかの問題である」という立場にあります。その上で、二重盲検などという立派な「科学的」手法を持ち出しています。もうこの時点で、「水」派の勝ちです。少なくとも読者を、「科学かそうでないか」のフィールドに持ってきたので。この「水」の実験は、そもそも反証実験の必要さえありません。「文字や音は、意味と一意につながるわけではない」ことを思い返せば十分です。
ある文字or音が、ある言語(orコンテキスト)では正の意味を持ち、他の言語では負の意味を持ったとき、結果はどうなるのか?ある人が十字架のつもりで書いた「+」を、少し斜めから見ていた人が「×(バツ)」と解釈したら結晶はどうなったのか?「良い言葉」「悪い言葉」の定義ができていない時点で、それは最初から科学ではありません。

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閉じる コメント(3)

科学という言葉を使うな!と言いたいです。

2008/4/25(金) 午前 7:12 [ kapura ] 返信する

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そうですね。科学的な議論に持ち込む段階で吟味が必要だと思います。

2008/4/25(金) 午後 2:33 kan*kei**orui 返信する

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ははは、そうですね。同じ男でも、素敵なレディーの裸に反応する人がいれば、厳つい男の裸に反応する男もいる訳で、水の場合、男水とか女水とかに分類しますかね。(笑)

2008/5/17(土) 午前 10:56 サボテン 返信する

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