山主の宣示顕説

秋田県能代市、風の松原にある感応寺の住職BLOG

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わらすの、どぎしゃー

御年配の方とお話していると、

「おいがだ、わらすのどぎだば、寺さ行ってよぐあそんだもんだー」(訳:子どものときは、よくお寺で遊んだもんだよ!)と聞かせてくれます。

私が知らない、感応寺の50年前のこと。
それは、いまの60〜80歳くらいの方が聞かせてくださいます。

自分が知ることの出来ない感応寺の歴史。それを伝えてくれる方の存在は大きいものです。
イメージ 1
このたび、行われた鬼子母神まつり。この子がこれからの先に、「お寺ではこんなことがあってねぇ〜」と次の世代に語り継いでれることだろうと思います。

鬼子母神まつり御来場の方々、ありがとうございました。
演奏して下さった方々、ありがとうございました。



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鬼子母神さま。母性をつかさどるその表情は慈愛にあふれる

福島市の立正院さんのBlogにて、鬼子母神さまのことが紹介されていましたので、転載させていただきます。


今日(3月4日)の朝刊「福島民友」の1面コラム「編集日記」(朝日新聞でいう天声人語)に次のような文が載っていました。全文掲載します。


鬼子母神は子授けや安産、子育ての神様として信仰されている。東京の雑司が谷にある法明寺や入谷の真源寺に祭られているのがよく知られている▼鬼子母は妻となりたくさんの子を産んだが、元来、性格は邪悪で近隣の幼子を奪っては食べていた。これを知ったお釈迦様が鬼子母の末子を隠した。そして、悲嘆に暮れる鬼子母に子を失う悲しみを説き戒めた▼改心した鬼子母は、お釈迦様に帰依するとともに出産の無事や子どもの健やかな成長の守護神となったとされる。天女形の像の左手に一子、右手に魔よけの果物を持つ。母性をつかさどるその表情は慈愛にあふれる▼本県(福島県)でも鬼子母神にすがってその御利益を期待したいが、放射性物質とう「悪魔」はかなり手ごわい。特に子どもに悪さをする一方で、即効の対抗手段はない。子を持つ親は、心配な所から遠ざかるしかない▼「避難先から古里である町や村に帰りましょう」と呼び掛けられても、地域の全てが除染されているわけではない現実にさいなまれる。子どもの健康に関する懸念を祓い切れなければ、二の足を踏むのは当然だろう▼鬼子母神の像には、天女形だけではなく仏法の敵を懲らしめる鬼形もある。この鬼形が、県内各地に降臨して「悪魔」を一掃し、子どもと親が一緒に安心して暮らせる環境を取り戻してくれないだろうか。《2112・3・4》

http://kishimojin.net/archives/category/diary

感応寺にても、鬼子母神さまをおまつりしております。4月29日には、祈願祭がおこなわれ、多くの家族連れがお参りに来られます。
イメージ 1右の写真は、去年の鬼子母神まつりのときのもの。よくとれたので広報紙の表紙にしました。

去年の4月29日といえば、地震から約一ヶ月後。余震もおさまらず、イベント行事の自粛中止が相次いでいました。節電や不安のせいで、街中が暗く重かったことが思い出されます。
そんな中、おこなったこのおまつり。本堂には、写真のような赤ん坊が集い、なんだか温かい雰囲気につつまれました。
本堂から隣の公園を見ると、子供たちが歓声をあげて走り回っていました。
その光景をみて、いままで暗く見えていた街が明るくなったように感じられました。
お参りのおばあさんたちも、多くの赤ん坊を見て、「久しぶりに赤ちゃん見た!かわいいねぇ」と喜んでいました。
大変な時期で、おまつりの自粛も考えましたが、やはり「やってよかった」と思ったものです。
あれから一年。


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まもなく一周忌

東日本大震災の犠牲者供養に各地を歩いている先輩僧侶。私も、何度かその先輩僧侶の供養行脚に同行させていただきました。
「塔婆を起てて、犠牲者供養と復興祈願の読経をする。これが、僧侶のなすべきこと」と先輩僧侶は、行脚供養の意義を語っています。

こんな記事を見つけました。
「生かされている」思い胸に(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001202230001
イメージ 1
ここは、宮城県閖上(ゆりあげ)地区の日和山。
この山頂に卒塔婆を起て、供養を続けている先輩僧侶。

記事中では、この写真に「高さ約8メートルの日和山(ひよりやま)に登ると、壊滅した漁師町をそっと卒塔婆(そとうば)が見守っていた」と脚注が添えられている。本当にそうであってほしいと思います。

来月は、3.11から一年になります。また、同行して、手を合わせてきます。


そして、ここは仙台市若林区荒浜。路傍には、さまざまなメッセージボードが建てられています。
イメージ 2

イメージ 3

そして海岸には、供養の塔が建てられていた。
イメージ 4

この荒浜で育った佐藤那美さんという方の曲が、DIY HEARTSで音楽配信されています。
このサイトで楽曲を購入ダウンロードすると、そのお金が、義援金として寄付されるそうです。私も、この曲をはじめ、何曲かダウンロードしてみました。みなさんも是非。



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ソウルフラワーみちのく旅団・被災地出前ライヴ 2012.2.1 TV

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原子力発電によらない生き方を求めて

宣言文
原子力発電によらない生き方を求めて
 
東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散により、多くの人々が住み慣れた故郷を追われ、避難生活を強いられています。避難されている人々はやり場のない怒りと見通しのつかない不安の中、苦悩の日々を過ごされています。また、乳幼児や児童をもつ多くのご家族が子どもたちへの放射線による健康被害を心配し、「いのち」に対する大きな不安の中、生活を送っています。
広範囲に拡散した放射性物質が、日本だけでなく地球規模で自然環境、生態系に影響を与え、人間だけでなく様々な「いのち」を脅かす可能性は否めません。

日本は原子爆弾による世界で唯一の被爆国であります。多くの人々の「いのち」が奪われ、また、一命をとりとめられた人々は現在もなお放射線による被曝で苦しんでいます。同じ過ちを人類が再び繰り返さないために、私たち日本人はその悲惨さ、苦しみをとおして「いのち」の尊さを世界の人々に伝え続けています。

全日本仏教会は仏教精神にもとづき、一人ひとりの「いのち」が尊重される社会を築くため、世界平和の実現に取り組んでまいりました。その一方で私たちはもっと快適に、もっと便利にと欲望を拡大してきました。その利便性の追求の陰には、原子力発電所立地の人々が事故による「いのち」の不安に脅かされながら日々生活を送り、さらには負の遺産となる処理不可能な放射性廃棄物を生み出し、未来に問題を残しているという現実があります。だからこそ、私たちはこのような原発事故による「いのち」と平和な生活が脅かされるような事態をまねいたことを深く反省しなければなりません。

私たち全日本仏教会は「いのち」を脅かす原子力発電への依存を減らし、原子力発電に依らない持続可能なエネルギーによる社会の実現を目指します。誰かの犠牲の上に成り立つ豊かさを願うのではなく、個人の幸福が人類の福祉と調和する道を選ばなければなりません。
そして、私たちはこの問題に一人ひとりが自分の問題として向き合い、自身の生活のあり方を見直す中で、過剰な物質的欲望から脱し、足ることを知り、自然の前で謙虚である生活の実現にむけて最善を尽くし、一人ひとりの「いのち」が守られる社会を築くことを宣言いたします。

   2011(平成23)年12月1日
財団法人 全日本仏教会

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