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福島市の立正院さんのBlogにて、鬼子母神さまのことが紹介されていましたので、転載させていただきます。
今日(3月4日)の朝刊「福島民友」の1面コラム「編集日記」(朝日新聞でいう天声人語)に次のような文が載っていました。全文掲載します。
鬼子母神は子授けや安産、子育ての神様として信仰されている。東京の雑司が谷にある法明寺や入谷の真源寺に祭られているのがよく知られている▼鬼子母は妻となりたくさんの子を産んだが、元来、性格は邪悪で近隣の幼子を奪っては食べていた。これを知ったお釈迦様が鬼子母の末子を隠した。そして、悲嘆に暮れる鬼子母に子を失う悲しみを説き戒めた▼改心した鬼子母は、お釈迦様に帰依するとともに出産の無事や子どもの健やかな成長の守護神となったとされる。天女形の像の左手に一子、右手に魔よけの果物を持つ。母性をつかさどるその表情は慈愛にあふれる▼本県(福島県)でも鬼子母神にすがってその御利益を期待したいが、放射性物質とう「悪魔」はかなり手ごわい。特に子どもに悪さをする一方で、即効の対抗手段はない。子を持つ親は、心配な所から遠ざかるしかない▼「避難先から古里である町や村に帰りましょう」と呼び掛けられても、地域の全てが除染されているわけではない現実にさいなまれる。子どもの健康に関する懸念を祓い切れなければ、二の足を踏むのは当然だろう▼鬼子母神の像には、天女形だけではなく仏法の敵を懲らしめる鬼形もある。この鬼形が、県内各地に降臨して「悪魔」を一掃し、子どもと親が一緒に安心して暮らせる環境を取り戻してくれないだろうか。《2112・3・4》 http://kishimojin.net/archives/category/diary
感応寺にても、鬼子母神さまをおまつりしております。4月29日には、祈願祭がおこなわれ、多くの家族連れがお参りに来られます。
右の写真は、去年の鬼子母神まつりのときのもの。よくとれたので広報紙の表紙にしました。
去年の4月29日といえば、地震から約一ヶ月後。余震もおさまらず、イベント行事の自粛中止が相次いでいました。節電や不安のせいで、街中が暗く重かったことが思い出されます。
そんな中、おこなったこのおまつり。本堂には、写真のような赤ん坊が集い、なんだか温かい雰囲気につつまれました。
本堂から隣の公園を見ると、子供たちが歓声をあげて走り回っていました。
その光景をみて、いままで暗く見えていた街が明るくなったように感じられました。
お参りのおばあさんたちも、多くの赤ん坊を見て、「久しぶりに赤ちゃん見た!かわいいねぇ」と喜んでいました。
大変な時期で、おまつりの自粛も考えましたが、やはり「やってよかった」と思ったものです。
あれから一年。
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