日記
輪中地帯の農家輪中地帯の農家
水の都は水害と隣り合わせです。
戦前は何回となく洪水で多くの家が流されたり
水につかったりとたいへんでした。
戦後も時々洪水は発生し
昭和51年には台風17号に伴う集中豪雨で
安八町の長良川右岸堤防道路が決壊し
多くの被害をもたらしました。
そこで、ちょっと豊かな農家は
本宅の隣に
石垣で高く持った水屋と言う離れを作り、
水害時にはそこで生活しました。
水屋の中には
お米や味噌が置いてあり、
最小限の生活ができるようになっています。
農家の客間でしょうか。
「くど」ですね。かまどのことです。
この辺りでは「おくど(う)さん」といってました。
小さい時、大人たちが、鍬を持って、水を流すな、流させよと、
大声で喧嘩していたのを何度となく見ました。
小さい時は、それが不思議だったんですが…。
輪中に住む人たちの考えを
輪中根性とあまりよく言われませんが
自分達の生活を守るために、
とにかく、必死だったんです。
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