長岡京遷都の頃を中心に、桓武天皇の統治した時代の流れを説き明かす、考古学ファン必見の企画展。
私的には実家のある乙訓(おとくに)地域が舞台の催し、それも首都圏での開催。早々に行かない手はない!
実家の町が舞台の展示会に思わず興奮!
ミュージアム通いを本格的に始めて2年。この間江戸時代の文化には多少詳しくはなったものの、古墳時代から中世までの歴史には疎い。だから会場を埋め尽くした多くの出土品や、展示パネルを見ても脳みそがピカッと反応しない。
それでも長岡京市・向日市の記述や学生時代慣れ親しんだ地名がパネルやスペックにあると正直興奮する。
長岡京のCD画像が太古の誘い
考古学音痴が、ぱっと飛びついたのがCDを使った長岡京再現。端末が3台あり、自分で操作できる。
朱雀大路の先にある朱塗りの大極殿の先には、西山の稜線、向日丘陵がはっきりと見える。
私が毎日眺めていた景色だ。画面がスクロールされ、現在の地図がオーバーラップすると実家や母校の位置が長岡京のどの位置だったのか判り、感動モノである。
(推測)桓武天皇A・B・C。人は変わる。
難波宮・平城京で積もった律令政治のしがらみを打破する為に桓武天皇が長岡京遷都を決断したという内容が興味深かった。
この頃から政治とカネを巡る関係があったのかしら。
世の中の刷新を訴えて長岡京では難波宮や平城京で用いられた瓦・柱等「建材リユース」の導入が進んだり、新しい貨幣制度やトイレの採用など今までと違った動きが起こる。桓武天皇Aの手腕。
しかし性急に事を運びすぎたのかもしれない。「抵抗勢力?」により長岡京造営の指揮官藤原種継が暗殺され、運悪く伝染病が流行する。河川の氾濫も毎年のように繰り返され桓武天皇は「長岡京を突如投げ出し」て平安京を造営する。桓武天皇のBの失敗。
平安京へ移った桓武天皇Cは人が変わったように人の意見を聴いて難局を乗り切る・・
なんだかどっかの国の首相の変遷を見ているようではないか?
バリアフリー
展示室の途中に必ず休憩ソファがある。トイレは各展示室横の目立つ場所にあって殆どが多用途。温水便座、足踏み式ぺダルが標準装備。もちろんエレベータも常備。係員の対応もスマートで気を使わない。
おすすめ
2箇所のミュージアムショップは、佐倉の名産から多くの書籍・他の博物館の図録まで揃っている。特に図録は図録のカタログまである。
DATA(企画展)
時間=9:30〜16:30
休日=月曜日(祝日の場合翌日)・年末年始
料金=830円→身障者手帳の提示で無料(同伴1名も) 常設展も入場可
住所=千葉県佐倉市城内町(京成・JR=佐倉)
2007年10月13日訪問
企画展「長岡京遷都〜桓武と激動の時代」は2007年10月10日〜12月2日まで開催
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電車だと、そこから、どうやっていくの?
バスがでてるのかな・・・
2007/10/19(金) 午前 11:56 [ gakobaba ]
歴博は京成佐倉から歩いて15分ほどです。途中から登り道ですが城址の風景が素敵です。駅からバスの便はありますが本数は少ないです。
尚土日祝日には京成佐倉→歴博→JR佐倉→市立美術館→旧堀田邸→順天堂→京成佐倉の循環バスが約1時間ごとに運行してます。
2007/10/19(金) 午後 10:07