S30〜40年代京都とミュージアム巡り

おかげさまでブログ開設5周年。これからも書き続けます。

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京都市電散歩 烏丸線18 七条烏丸〜京都駅

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東京生命ビルは交差点に合わせて、曲線主体の優しいビル。烏丸線が健在の時はタイル張りだった 2602・1870号 昭和49年3月24日

七条烏丸の南西にあるビルはテナントが変わり、外装が黒く塗り替えられた。元丸物の近鉄プラッツは数年前に閉店し解体され、東京資本の大手家電量販店に生まれ変わった。圧迫感のある京都駅ビルを含めて、モノトーンの外観で、市電時代に比べて駅前が暗く感じられる。違和感のあった京都タワーが、かえって新鮮に見える。竣工から47年、建設時の景観論争がウソの様に、今や京都を代表する景色の一つである。

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南行安全地帯から京都駅を望む。日中は逆光だけども夕方になると丸物・駅ビルもくっきり。父が写した一枚 2607号 昭和49年3月

その京都タワーを右に見て、市電はターミナルに進入する。最盛期には烏丸線の他に七条烏丸で西大路線の4系統、千本線の10系統、東山線の6系統、臨時系統も加わり、非常に多くの系統が西ターミナルに集中した。市電は先に乗客を降ろし、3つある乗車ホームに移動する。

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東西ターミナルは線路がつながっていた。京都市電は終点に着く前に、方向幕を変えるのが常だった 1838号 昭和48年1月6日

乗り降り分離の方式は、一度にたくさんの系統が集中する路面電車のターミナルとしては好適であった。降りる人は急いでいるから、出来るだけ早く決まった場所へ降ろすと、イライラ感も軽減される。これでもう少し駅舎に近い所にターミナルがあれば言うことはなかったが、駅の敷地だったので市電の線路は敷けなかった。

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左から1番線(烏丸線)1848号 2番線(東山線)1857号 3番線(西大路線)1921号 3線揃うのは珍しい。朝の一枚 昭和49年3月24日

しかし国鉄で京都駅前に降り立った時、屋根付きの東西ターミナルに最盛期10系統の市電が乗り入れる様は壮観だったし、市電は市民の誇りだった。ターミナルの中でも、一番乗客の多かった烏丸線乗場には、最も目立つ位置にあり、新型電車や高性能車、大型車が割り当てられた。烏丸線の1番乗場は2両の市電が楽に停まれる長さだった。朝ラッシュの連結電車にも対応できる。

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お母さんも、子どももミニスカート。正面の関西電力京都支店は健在。右側のブロック建物は乗務員詰所 2607号 昭和48年6月5日

京都市電の連結運転は、新造の2000形、600形を大改造した2600形によって、昭和39(1964)年から45年まで行われていた。前の車両には運転手と車掌が乗ってツーマン扱い、後ろの車両では車掌1人が運転席に座ってワンマン扱いという変則3人乗務で運転していた。連結運転を喚起するために、前面の方向幕の上の赤い「ワンマンカー」の表示が、青で「連結車」に変更された。

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連結市電の写真は写せなかったので、ターミナルの賑わいをどうぞ(この写真は再録です)722・1865・1846号他 昭和46年9月24日

次回からは東ターミナルから河原町線に乗車します。皆さん、ご覧いただいてありがとうございます。
お陰さまで100000ビューになりました。これからも、感性を磨きあげてまいります。

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こんにちは。
2枚目のお写真に3代目京都駅と丸物が見えうれしくなりました。丸物の白地に赤の旗は初めてみました。ありがとうございます。
TBさせていただきました♪ ☆

2011/5/22(日) 午後 2:59 Kayo

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丸物は、平常時でも「○物」の旗を
掲げていました。
市バスは、昭和30年代に、
七条烏丸と京都駅との間に
「丸物前」という停留所がありました。

「キュービック」ですか。
確かに、アール・デコの建築様式が
主流だった時代に、
無駄のない、シンプルで、主張性のある建物は
インパクトがあったんでしょう。
祖父・祖母に竣工当時のこと、
聞いてみてかったですね。

2011/5/22(日) 午後 9:47 kan*yuh**55t*

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京都駅前の市電ターミナルは、ほんとに壮観でしたね。
子供のころに見た記憶があります。
駅を降りて市電の大きなターミナルがあったので
イメージは「京都は市電」でした! (^_^)
今からでも復活して欲しいくらいです!

2011/5/23(月) 午前 11:29 TA-KUN

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京都駅を降りて真正面が市電乗り場でした。
初めて京都に来た人にはインパクトが
あったのではないでしょうか?

京都で初めて目にする光景は、
町の品位が宿っていたのかも知れません。
TA−KUNさん、いつもありがとうございます。

2011/5/23(月) 午後 11:14 kan*yuh**55t*

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東塩小路写真帖 (2) Cubic Marubutsu

“キュービックなビル” 京都の市電写真集、「市電が走った京の街」(廣庭基文著 石田大成社、2004年)より、『「七条烏丸」にて』。 廣庭さんが丸物の建物を表現した“キュービック”ということばに、建物への愛着と親しみを感じ、新鮮な感動を覚えました。 (2011年5月22日追記) ダイビルや商船三井ビルなど、建物の角に丸みを帯びたビルが多い渡辺節さんが、この丸物を「キュービック」にされた意味を先日京都駅から丸みを帯びたヨドバシカメラを眺めながら考えていました...

2011/5/22(日) 午後 2:58 [ 近代建築青空ミュージアム ]

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