ブログ水族館/中村 元

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今年は、サケの回帰が少ないのだそうだ。(千歳サケのふるさと館学芸員さんの話)
どのくらい少ないかと言えば、北海道でもイクラが安くならないくらいというから、我々の普段の生活にも関係大アリなくらい少ないのだ。

回帰が少なければ、川への遡上も少ない。
この時期になると、いつも楽しみにしている千歳川の水中観察窓。
イメージ 1

いつもなら、ここに数十匹の単位でサケが遡上しているのが見えるのに、この日はわずか数匹が窓より上流に、ぼんやりと見えるだけだった。
これはその中の1尾がやっと窓の前に来てくれたところだ。

2年前の水中観察窓ではこんなにうじゃうじゃと遡上していたのだけどね…。
でもみなさん、この水中観察窓は一見の価値ありです。
今年訪れて、もしサケが見つからなかったら、最も上流(右端)の窓から右奥を探してみればいる可能性は高い。

さて、上はいわゆるサケで、シロザケなどと呼ばれる新巻鮭なんかにされてきたサケだが、こちらは、カラフトマス。
イメージ 2

サケに比べて背中の盛り上がりが素敵。
この背を指して「セッパリ」とも称されている。

こちらはカラフトマスのメス。
イメージ 3

背の盛り上がりはないものの、模様がなかなか美しい。
カラフトマスのほとんどはロシアなどに遡上していて、日本では北海道の道東や道北にのみ遡上しているとのこと。

こちらは、最高級とか、幻のとか形容詞が付いたりするマスノスケ。
イメージ 4

サケでは一番大きくなる種類なのだそうで、これはまだ若魚。
でも、背中の模様ががとてもきれいで、いかにも美味しく育ちそうやん!
マスノスケは、日本の川には遡上せずロシアの川に回帰する、いわばロシアのサケ。
なのに和名がちゃんと付いているのは、日本の海に回遊してきたのが捕獲されるからだ。
ちなみに、サケ(シロザケ)も遡上してきたのが捕獲されるワケではない。遡上しようと帰ってきたのが海で一網打尽にされる海の魚だ。


さてさて、サケばかりだと、ちょっと脂が乗りすぎてお腹いっぱいなので、大水槽のチョウザメもチラリと。
イメージ 5

この水族館最大の動物がこちら。たぶんシロチョウザメ。
でも、あまりに大きくなりすぎたのは、おたる水族館にもらわれていったのだそうだ。
他の魚たちを食べるようになり、みるみる魚たちが消えていったらしい。

ところで、チョウザメのような大きな魚も、かつては北海道はじめ、日本の川に遡上していたのだそうだ。
凄いというか、それを阻止してしまったヒトが凄いというか…。


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れれ!?こんな時間に更新されてる!?チン・・・じゃなくて!珍しいですね〜。
昔の日本の川は魚が豊富だったんでしょうねー。もう完全には元に戻らないでしょうが・・・。

2007/10/4(木) 午後 3:16 [ べる〜が ] 返信する

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鮭の溯上をみてきたばかりの娘。鮭の加工場で新巻鮭つくりしてきました。勿論お土産は新巻鮭1本。10年は鮭みたくないとか。川が鮭で出来てたそうです。

2007/10/4(木) 午後 10:18 御前加那子 返信する

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お早うございます^^。鮭、子供の頃から大好きで、昔は冷蔵庫って無い時代に魚屋さんで売ってるのは、今のように甘塩って無くて辛かったです〜。でも美味しくって、父が残った骨にもお茶かけてすすってたな〜。そのお陰でお酒もすすみ高血圧にもなりましたけどね〜。初めて新巻鮭で頂いた時、鮭の皮ってこんなに強くて硬いんだって分かり、急流を傷つきながら産卵の為に遡上する姿をテレビで見て、感動しましたよ〜^^v長々と失礼しました。鮭を見るとつい、あの塩辛さを思い出します〜。

2007/10/5(金) 午前 5:35 maru 返信する

べる〜がさん<ホントに、昔の川ってどんなにすごかったのか見てみたいよね〜。
ボクが知ってる頃の川でも、子どもたちはみんなヤスかタモを持って潜ってたくらいだし、まぁあれね、カッパも居たしw。
ご高齢のアイヌの方には、北海道の川は、秋になるとサケであふれていたという話を聞いたことがあります。

2007/10/5(金) 午前 5:55 kapaguy 返信する

カナーさん<娘さん、なんかタイムリーなことしてるのね〜w。
それにしても、本州ではサケの回帰多かったのかしら?もしかしてイヨボヤ会館あたりの話しなのかな?

2007/10/5(金) 午前 5:56 kapaguy 返信する

maruさん<はい、おはよう!…って、えっもうこんな時間なの?ボクはそろそろおやすみなさいの時間ですねw。
かつて三重県では、サケと言えば塩鮭しか見たことなかったですね。
そしてmaruさんの言うようにホントに塩辛かった!今は塩の代わりに冷凍で保存するから、日本全国で生シャケもルイベもいただける。そのうえ養殖と輸入で年中いただけちゃう。
でも、北海道の生シャケは、びっくりするほど美味しかったです。

2007/10/5(金) 午前 6:02 kapaguy 返信する

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栃木でも溯上はみられるけど、娘が行ってきたのは網走です。野生の熊が食べ散らかした鮭の死骸を「もったいない。熊は行儀が悪い。持って帰りたい。」といつまでも言ってました。昔の塩辛い鮭、あれが一番好き。身体にわるいけどね。

2007/10/5(金) 午後 2:07 御前加那子 返信する

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新巻鮭、1回しかみたことないです。銀のところがかたびらにみえてしゃーなかったです。
あごもしゃくれて強そうにみえましたね。
怖かったです・・・イメージ・・・

2007/10/5(金) 午後 8:28 ミーサン 返信する

カナーさん<おお、網走ね。そういや北海道の海の写真がカナーさんのブログにありましたね。
で、お嬢さんに教えてあげて下さい。
野生のクマは、遡上したサケしか食べないので、そのうち何割かはすでに産卵、放精ずみ。ヒトは海で獲っちゃうからサケの卵は活かされない。
そして、サケを獲れる森の生き物は、クマ(かつてはオオカミも)くらいに限られてるのね。だから、クマが川原や森に食べ残した死骸を、鳥たちやキツネたちから昆虫や微生物たちまで森の生き物の多くが心待ちにしていているのです。
そうやってみんなに分解されたサケは森や川の栄養分となって、多くの命を支え、何よりも生まれてくるサケの稚魚たちのエサを育む基礎となっているワケです。
なんでも焼却処理するヒトは「もったいない」の気持ちを大切にしなくちゃならなくて、お嬢さんの心はとっても素敵だけれど、野生動物に当てはめるのはちょっと違うのです。

2007/10/6(土) 午前 2:50 kapaguy 返信する

ni-san<昔の新巻鮭のアゴがしゃくれていたのは、川に遡上してきたのを加工していたからかもしれません。
今は遡上する前の海で獲っちゃうので、いかつに顔になってないのです。
アイヌの人たちは、産卵を終えてボロボロになったサケだけを干したそうです。もちろん、将来に渡ってサケの子孫が繁栄することを願っていたわけだけど、ボロボロになったサケは脂が少ないので腐敗しにくかったのだそうです。

2007/10/6(土) 午前 3:00 kapaguy 返信する

なんだか「お行儀の悪いくまのお話」っていう絵本ができそうな、すてきなおはなしですね。昔、アイヌの人たちが鮭を取るとき、一匹目は神様の分、二匹目は熊の分、三匹目がわたしの分といって漁をしていたと聞きました。私の大好きな話です。

2007/10/6(土) 午後 11:21 [ sak*ra2*06*30 ] 返信する

sakuraさん<アイヌの昔話には、考えさせられることがいっぱいありますね。
きっとボクたちの古い祖先も、アイヌと同じ世界観を持っていたと思うの。それを思い出してもらっていくことが、ボクの水族館人としての使命だと思ってます。

2007/10/7(日) 午前 4:03 kapaguy 返信する

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