ブログ水族館/中村 元

次回のトークライブ『中村元の超水族館ナイト2017春』は2/5(日)開催。チケット発売は1/5の10:00〜です。

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半年ほど前、日テレ「未来予報201X」で予報士を務めた時に、香港の金魚の水族館の失敗について、「そもそも金魚というのは、タライで飼育して、上から見るように品種改良したものなんだから、水族館で横から見るのは邪道」と解説した。

いつか、その証拠をお見せしたいと思っていたのだけど、留辺蘂山の水族館で、ついにその証拠を手に入れた。

こちらは、金魚を横から見た絵ですね。
イメージ 1

実にポピュラーな、流金(りゅうきん)と出目金(でめきん)。…だと思う。
まあ、それなりに美しくもあり、いかにも金魚らしくもあるふつーの金魚なわけです。

でも、だからと言って、これを水族館で見たいか?といえばそうではないワケで、特に出目金に関して言えば、ヒトというのは、自分たちが楽しむために、ひどい品種改良をするものだな〜と改めて思い知らされるいい例ではないかと思う次第。

でもね、その同じ金魚が背中を向けた時、金魚の品種改良の意味が分かるのです。
それがコレ。
イメージ 2

どうですか、この平らに広がった優雅さ。
そして、丸々と太ったふくよかさ。
これぞ、フナを金魚にまで昇華させた中国3千年の歴史。
まあつまりは、花を愛でるために品種改良したのと同じ考えで、あるいは犬を愛玩するのと同じ考えで、金魚を品種改良したわけですね。

でも、その当時は、水槽も金魚鉢さえもなかったので、タライとか鉢で飼うしかなかった。
だから、背中から見た華やかさを追求したというワケ。

フナのことを思い出してみて欲しい。
フナは扁平で、横から見て初めてフナと分かる。
さらに、尾はたいていの魚類と同じで、真っ直ぐ薄く縦についている。
だから、フナを上から見ても、黒い線にしか見えない。もちろんそれが彼らの、上から狙われたときに認識されにくくし、泳ぐときには左右に体をくねらせれば推進力が出るという、進化のすべだったのね。
でも、そんな生存適応はまるで無視して、ヒトが守ってあげる代わりに、タライで美しさを目一杯追求しなさい、と改良されたのが金魚なのです。


さらに、出目金を背中から見てちょうだい!
(※ばったさんのコメントによれば、頂点眼(チョウテンガン)という種類らしい)

イメージ 3ほ〜らね、最初の写真のなんだか薄気味悪さは消えて、思わずニコリとしてしまうほどの可愛らしさ。
金魚ファンでならずとも、見ていたいお顔ではありませぬか。


実はボクは、愛玩のために、ちっちゃい犬をつくったり、いびつな金魚をつくったりするのは、ヒトの傲慢だと思ってます。
でも、あの、どうするアイフル犬だとか、この、上から見る金魚だとかを見てしまうと、やっぱりカワイイな〜と思ってしまう、とってもミーハーなヒトの感覚があるのですね。
だからこそ、自分を含めたヒトってヤな生き物だな〜と思うのですけれど…。


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あ!…指摘しちゃっていいですか?
この金魚は、出目金でなくって頂点眼(チョウテンガン)だと思いまーす。(^^;) 削除

2007/10/16(火) 午前 11:59 [ ばった ] 返信する

maruさん<出目金、ドラム缶で品種改良説、それは確実にガセネタですねw。
でも、そんなシーン、トム&ジェリーかなんかで見た憶えが…。
トムとか、ポパイのブルーととか、しょっちゅう目玉を飛び出させていたような記憶がありますね〜。

2007/10/16(火) 午後 1:38 kapaguy 返信する

ムラちゃん<そうなんですよ、そもそも金魚は全て品種改良種。ホントに改「良」なのかどうかは別にしてね。

ちっちゃなブルドック、なんて種なのか知らないけれど、あれも目が両脇にいっちゃってて、カワイイんだかなんだかわかんない顔になってますね。
あれも、わざわざそうしたんだろ〜な〜、と思うと、ボクは正直言って悲しくなります。

2007/10/16(火) 午後 1:39 kapaguy 返信する

ばったさん<頂点眼!なるほど、目が上を見ている。
そういや、出目金は、流金みたいな体に、目が横に出ているのやったな〜。

金魚の品種改良は、今も中国ではすごく盛んで、先日中国で出版されてる最新の金魚本を見せてもらったのだけど、日本人的感覚では、美しいとか愛らしとかととても思えないのがゾロゾロ出ていました。
なんか、金魚モンスターという感じで、ちょっと怖かったです。

2007/10/16(火) 午後 1:40 kapaguy 返信する

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観賞魚店に行くと、沢山の金魚が水槽で飼育されているのに、ランチュウ以外は、横からの姿を見ますよね。
昔の江ノ島水族館で夏休み期間中に金魚等淡水魚の展示をしていたとき平面水槽でした。金魚が展示しだいで綺麗に思った気がします。
7年ぐらい前のことなので自信を持って言うことはできないのですが。
出目金やスイホウガンのようにふりふりしながら泳ぐのも可愛い。流金のようにひらひらの尾びれを見ているもの好き。でも、最後に生き残るのは和金です。

私の事、ランチュウ。。。って言いました? 削除

2007/10/16(火) 午後 3:49 [ 和金 ] 返信する

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金魚は掃除も上手ですよ〜(゜-゜)
ガーのウンチまで綺麗に食べてくれます。
掃除が終わった金魚たちは・・・・・・。

あ〜、この記事読んでると小赤買えなくなりそう(^_^.)

2007/10/16(火) 午後 4:51 [ べる〜が ] 返信する

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ご意見ごもっともと思います!! やっぱ、見た感じが全然違いますよね!

でも、また、そのうちに、横からの観賞用っていうのも、交配されて出てくるのでしょうかね?

2007/10/16(火) 午後 4:54 ○丸ちゃん○ 返信する

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金魚はタガメの餌、食い残しはドジョウが食べてくれる。タガメに食べられそこねた金魚はめだかケースの掃除役。というように金魚の愛玩の仕方が間違ってる我が家ですが、生物を品種改良して愛でるのは中国独特文化ですね。鶏やコオロギや蜘蛛なんかも改良しちゃう。戦わせて遊ぶわけなんだけど、日本にも導入されてる文化なんですよねー。私はどうもこれが苦手で、金魚も飼えないんだなー。

2007/10/16(火) 午後 6:58 御前加那子 返信する

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わ〜かわいい〜
出目金(チョウテンガンか?)て目が上向いていたのですね。
のぞきこんだら目が合っちゃうわけね。うふふ 削除

2007/10/17(水) 午後 0:59 [ よよよ ] 返信する

和金ちゃんのことをランチュウって?いや、そのまあ、ランチュウのような華やかさが備わったな〜と…。
それはそうと、アレよね、あの、金魚って、ほら白いホーローのタライで飼いますね。あれがまた金魚の赤い色がよく出て美しいではありませんか。
和金は、最も生命力のある金魚だと思いますよ、ボクも。日本で作られたから和金なのだろうか?金魚の産地、大和郡山で作られたからとか?

2007/10/17(水) 午後 2:55 kapaguy 返信する

べる〜がさん<小赤、いわゆるエサ金のことね。
水族館でも、時々運がいいのが、ランボーみたいに生き残ってますね。
小赤には、実は緋鯉の子どもも多いと聞いたことがあるのだけど、ホントかしら?

2007/10/17(水) 午後 2:58 kapaguy 返信する

丸ちゃん<水槽用横から鑑賞金魚か…。
多分、その品種改良はないように思いますね〜。ぜったいとは言い切れないけれど、横からだと、いろんな模様が全体的に見えないワケで、そうなると金魚の文化じゃなくなっちゃうから…。
錦鯉は池、金魚はタライ、というのが基準じゃないのかしら…。

2007/10/17(水) 午後 3:04 kapaguy 返信する

カナーさん<飼育愛玩用に品種改良された金魚が、カナーさんのところの水槽では、しっかり命のつながりの中で野生な生き方をしてる様子が、手に取るように分かりましたw。
そんな風にたくましいのは、やっぱり和金なのでしょうか?

2007/10/17(水) 午後 3:07 kapaguy 返信する

よよよさん<以前にもお会いしてましたっけ?
この頂天眼は、わざわざ眼が上を向いているように、おそらく出目金を改良したのでしょうね。
普通の出目金は、確か横にぼよよ〜んと飛び出ているのではなかったでしたっけ。

2007/10/17(水) 午後 3:16 kapaguy 返信する

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そういえば・・・緋鯉かどうか分りませんが、日によっては黒とか白が斑になっている模様の小赤が多いときがあります。かと思ったら、真っ赤なヤツばっかり100匹だったり。
緋鯉交じりなんですかね???

2007/10/17(水) 午後 4:53 [ べる〜が ] 返信する

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むかしランチュウをランチュウブリーダーの人にゆずってもらって飼ったことがありました。
妙になれるんですよね。
「私は金魚と話ができるんやもん!」と本気で思ってた小学校1.2年のころがなつかしいです♪

2007/10/17(水) 午後 6:36 [ ask**to200* ] 返信する

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サンシャイン水族館では、ヨツメウオを上から見るように展示してありました。
それぞれ工夫が必要なんですね〜 ずぅ

2007/10/18(木) 午前 0:46 [ ずぅ ] 返信する

べる〜がさん<金魚の種類は多いから、よくわかんないけれど、どうやら「小赤」とは、金魚や錦鯉の幼魚すべてのようね。
小さければなんでも小赤なのか…。ボクが知ってる小赤は、みんな赤かったです。

2007/10/19(金) 午前 2:13 kapaguy 返信する

asukaitoさん<ランチュウとか流金とかは、すごく慣れる上に、手の上に乗ってきたりするのね!
で、手に載せて水から上げても、両生類みたいに嬉しそうにモジモジするだけだったりする。いかにもペットな感じです。
飼っている人にとっては、その手に載せる感覚とか重さとかも重要なんだと聞いたことあるよ。不思議な世界です…。

2007/10/19(金) 午前 2:19 kapaguy 返信する

ずぅさん<ヨツメウオの展示は、ずぅさんの言うように「工夫」ですね。
金魚の場合は、フナをわざわざ上から鑑賞するように品種改良したものです。だから、上から見てあげなくてはならないのですね。
つまりそれは、ヨツメウオの眼の価値はヨツメウオが判断する価値なのだけど、金魚の価値はヒトが判断するものということです。
しかし…ヨツメウオのような金魚が出てこないことを願うばかりです…。w

2007/10/19(金) 午前 2:23 kapaguy 返信する

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