男の言葉は信用しないで、実態を知り、行動や態度を見ること
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男の言葉は信用しないで、実態を知り、行動や態度を見ること ☆クリスマス☆ 彼女・「ねぇ、クリスマスはどうする?」 彼・「クリスマスか・・・、実は・・・用事があってダメなんだ」 彼女・「用事って何?」 彼・「実はおふくろが入院してさ、今までずーと結婚している妹に見てもらったけど、クリスマスはお兄ちゃん代わってと言われているんだよ、妹もこの日はダンナさんと過ごしたいといってさ、僕も困っているんだ、本当は君とクリスマスを過ごしかったけどね」 彼女・「そうなんだ・・・ところでお母さんいつ入院したの?お母さんが入院したの聞いていないわ」 彼・「・・・8月かな・・・」 彼女・「結婚した妹さん、確か北海道に嫁いだと言っていたよね、東京までわざわざ見舞いにきているんだ」 彼・「今、実家に来ているんだ。お袋が体調良くなるまでこっちにいるらしいよ」 彼女「ずーと実家にいるの、お母さん思いの妹さんだね」 彼「そうなんだ、妹のダンナさんも物分りのいいダンナさんで、クリスマスくらい妹を北海道に帰そうと思ってね、そういうわけだから正月も君に会えないよ」 彼女・「そういう理由なら仕方ないわね、ねぇ私になんかできることない、お手伝いしたいわ」 彼・「大丈夫だよ、ありがとう」 彼女・「遠慮することないよ〜。私もお母さんのお見舞いに行きたいな、まだお母さんに挨拶していないし、見舞いに行ったら迷惑かな?」 彼・焦りながら「ああ、いいよいいよ行かなくて、お袋はちょと変わり者で、知らない人を連れて行くと怒るんだ、いつか紹介するからそれまで待っててくれる」 彼女・「そうなんだ・・・わかったわ」 彼・「ごめんね、とにかく今はダメなんだ。オレもすごく残念だよクリスマスは君に会えなくて、お正月は温泉でも一緒に行こうかなと計画していたけど、それも無理かな、来年はなんとかするよ」 彼女・「ホント?」 彼・「ああ・・・」 彼と彼女は付き合って2年になるが、一度たりともイベントを一緒に過ごしたことがない。 誕生日・バレンタイデー・ホワイトデー・GW・お盆・クリスマス・お正月と、付き合っている恋人なら誰しも過ごすイベントを彼女は彼と過ごしたことはない。そして土日、祭日の休日も彼に会えたのは年2回だけである。そのうち1回だけ泊まりで旅行に行った。 彼に会えるのは月に1〜2度、しかも平日の数時間だけである。 彼の言い分は、いつも「忙しい」というのが口癖だった。彼女がこれでは付き合っている意味がないと別れを決心する。すると彼は言葉巧みに「僕には君が必要だ、君が好きなんだよ、お願いだから僕と別れないでほしい」と泣きながら訴える。 彼は30半ばの男である。 外見は決して良くない、外見だけで判断すると女性には縁の遠い男だろう。外見は気にしないと彼女はいう、外見が良くて他の女と遊んだら困る、彼女は元彼に浮気をされたことがあり、それがトラウマになっていた。 彼とはネットで知り合った。 ネットで知り合った沢山のメールの中から、彼だけが残った。彼は自ら「自分は不細工でいい男ではない」と公言し、その代わり心は誠実とPRした。彼とは趣味とか価値観とかいろいろ波長が合い共感した。一日何通も彼はメールをくれる、元彼とは大違いだった。それが嬉しくて、お互い時間があればメールをしていた。一日になんと20回も。仕事の合間にも、家にいるときも、街を歩いているときも、買い物をしているときも、ふとメールを送る。彼もそんな調子で彼女にメールを送っていた。短い文章で、「今、仕事でどこそこへ移動中」・・・「今着いた、駅前においしいケーキ屋さんがあるよ、今度君に買ってあげるね」・・・「あっ雨が降ってきた。そっちはどう?」・・・「君が言っていたお店に行ったけどすごく料理美味しかったよ、また美味しいところがあったら紹介してよ」・・・などなど、彼はことあるごとく彼女にメールをしていた。女性が求めるメールによる愛の回数に、彼は120%合格した。 彼女はだんだんと彼の細かい優しさにふれ、今度付き合うのはこんな人かなと彼に思いを寄せるようになっていった。 そして・・・彼に会った。 予想とおり、彼が公言したとおり、外見はいい男ではなかった。背が低く太っていて髪の毛も薄い。ぽっちゃりした童顔で目が細い、笑うとその目がなくなり、それがまた愛らしかった。いかにも風体の上がらないネットオタクみたいな印象である。 メールでやりとりしていなかったら引いてしまいそうな男だったが、彼女は彼の気配りが気にいっていた。食事を一緒にしたが、そのときのエスコートは「女慣れしているな」という印象がぬぐえなかった。それも彼の気配り誠実さがそうしているのであろうと彼女は考えることにした。 食事は楽しく、彼はいろいろと喋った。その話の内容は、いい男がカッコつけている自慢話ではなく、彼は自分の惨めな生い立ちを喋った。「僕は女の人とまともに付き合ったことないんだ、いつも振られてばかりでさ」テレながらいかにも外見にそった語りを言う。「君みたいなキレイな人とこうして食事ができるなんて夢みたいだよ、生きててよかった。頑張れば春がくるもんだね」聞いて(こちょばやく)なるようなことを平気で言う。普通の人がそんなことを言ったらいかにも引いてしまいそうなことも彼が喋ると外見と一致してなぜか共感を呼ぶ。 彼女は彼の生い立ちや恋愛において惨めな境遇などを聞き。彼が素直に自分の欠点を開示してくれたことに信頼を寄せるようになった。 そして食事が終わり、家についた頃彼からメールが入る。「今日はどうもありがとうございました。楽しかったです」彼女にとってデートが終わった後男性からメールをもらったのは初めてだったので、それだけで彼に「好き」というスイッチが入ってしまった。やはり男は顔ではないわ、この気配りと優しさよ♪。将来結婚するならこんな男性かも、彼女は勝手に妄想してしまった。 それから彼女と彼は付き合うようになった。彼が自分に自信がないようなので彼女のほうから告白した。彼は飛び上がって目を丸くして喜んだ。そして「ええ!ホントにいいの!こんな僕で、やったー僕は○○さんを大切にする、好きだ!好きだ!」と連発した。彼女は初めて男に真顔で「好き」という言葉を言われた。元彼はHの催促のときだけ「好き」と言っただけである。彼女は27歳にして二人目の男と付き合うことになった。 それから三ヶ月間は楽しかった。会うのは月に2回くらいだが、彼はマメにメールを寄こし、電話もくれる。仕事が忙しく土日も会社によく出勤しているという理由で、平日にしか会えないが、彼がマメに連絡してくれるので彼女はそれで満足していた。そして彼女と彼は体の関係を持った。 次の日曜日、彼の誕生日である。二人の初めてのイベント。彼女はサプライズプレゼントを用意し、ルンルン気分で料理をつくり、二人で彼の誕生日を祝う予定だった。 ところが、彼は急な仕事が入ったとことで当日はキャンセルとなってしまった。夜に彼から電話がかかってきて、「ゴメンな、この埋め合わせは来週の火曜日にするから」と彼女はなくなく彼のためにつくった料理を一人で寂しく食べた。 それが初回のイベントのキャンセルである。それからはイベントのたびに彼はうまい理由をつけて会えないと言ってきた。イベントだけではない、土日は仕事が忙しく会社に出勤している、たまに休みがあるけどその日は疲れて爆睡しているとか、とにかくイベントや休日に私と会おうとしない。彼女もさすがにこれはおかしいと感づいた。 付き合って半年がたち、彼女は一大決心をして彼に言った「これでは付き合っている意味ないわ」彼はそれを予測したかのように、言葉巧みに半べそをかきながら言い訳をならべる。会えない一個一個の理由を論理的に喋り、なんとか彼女の機嫌をとるように精を出した。そして「僕が愛しているのは君だけだ、お願いだから僕を見捨てないでくれ、もう振られるのは嫌だ!」といつも最後にその言葉を言う。普通の男ならここまで自分を落として、くどく言わないのに、彼はとうとうに彼女に問いに対して喋りまくった。まるで母親に駄々をこねている子供のように。 言葉を信じる彼女はとうとう彼に根負けしてしまった。彼が「愛しているのは君だけだ、好きなのは君だけだ」という言葉を信じてしまった。 そして2年、彼は相変わらずイベントや休日には私と会おうとしない。年に1〜2回休日に会うくらいだ。最近はメールや電話の数も減ってきた。連絡が減ることに私はますます不安を抱いて彼を追いかけえるようになった・・・ そして・・・ 頭が真っ白になる事件が起きた。 彼に会えない休日、私は彼が住んでいるであろうと思われる(彼は住んでいるところを彼女に教えていない)街へ出かけることにした。デートのとき彼が喋った駅をヒントにその街へ向かった。ひょっとしたら彼に偶然会えて忙しいひとときの合間のランチタイムでもできるかもしれないという思いで出かけた。 駅に降り立った彼女は、駅前のデパートに向かった。エスカレーターを上り、4階の婦人服売り場、彼女は見慣れた光景を目撃した。「☆彼だ!!」偶然みかけた彼に喜びながらも恐る恐る近づいた。・・・そしたら・・・頭が真っ白になる光景を目の当たりにした・・・ 彼は・・・ 彼は、 小さな子供の手を繋ぎ、奥さんらしき人と買い物をしていたのだ。 「まさか・・・そんなはずはない・・・これは夢だわ・・・悪夢だわ・・・」 「ああそういえば妹さんがいると聞いたわ、この女性は妹さんで連れているのはその妹さんの子供だわ」彼女は気をとりなして遠巻きにその様子を伺った。 そして聞いてはならぬ言葉を聞いてしまった。 「パパ、このおもちゃ買って!」・・「ダメだよ○○ママに怒られるから、ね!ママ」・・「あなたそのおもちゃ買ってはダメよ、この前、買ったばかりでしょ」 「“え、。。パパ。。・・・あなた。。・・・”」 彼女は気が動転してしまった。頭が真っ白になり、その場から逃げるように立ち去った。 彼女は気が動転しながらも、パニクリながらも、どうりで彼が休日やイベントに私に会いたがらないのかようやく分かった。 彼女は悔しくて一日中泣いた。私の2年間を返してと。 後で分かったことだが、その男はネットを介して彼女の以外の複数人の女性と言葉巧みに付き合っていた。奥さんと子供がいながら。 彼女は男の言葉のみを信用した。 行動が伴わない言葉。 イベントや休日に会うことなく、言葉でかわされている。 「好き・愛している」という言葉。その言葉には信頼性がない!その理由として彼は自分の生い立ちや惨めな過去の恋愛話をしたが、現実的な彼の実態は何一つ喋っていない。どこに住んでいて、どこに勤めているのか教えていないのだ。また教えたとしてもオブラートに包み、うまくごまかしている。その証拠に2年も付き合って彼の家に彼女は一度も行っていない。 彼の実態を知らず、行動が伴わない言葉のみに彼女は2年間も騙されたのである。 もし・・・あなたが現在そういう恋愛の状況なら、彼の言葉のみに頼らず、言葉のみを信用せず、彼の実態を知ることである。実態を開示されていない秘密の恋愛をしてはいけない。最低でも彼の住んでいるところへ行き、できれば親への挨拶をするのが健全な恋愛なのである。もし彼がそれを拒めば、別れてもいいのである。 あなたは無駄な年月を過ごすことはないのである。
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