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いやぁ、アメリカと日本で争っていると思っていたら、やりますねぇ。
中国のスパコンが世界一の速度だそうです。
おめでとうございます。いや本当に。
でも中国製にしてもアメリカ製にしても日本のつばめにしても、中の構成を見てみると殆ど同じなんですよねぇ。
いっぱいCPU同士をばかっ速いバスで交換機を介して処理させています。
でベクトル計算には今まで描画エンジンとして使っていたGPUを利用しています。
ここで、?って思う人もいるかもしれませんが、CPU+GPUで計算するって今市場に出ているインテルのiシリーズそのもの何ですよねぇ。
以前も書いた事がありますが、むかーーしに計算モジュールたるFPUがCPUに内蔵されて無い頃、80486SX(386は除外しときます)というCPUに、コプロセッサを付加して計算をさせていた頃を思いだします。
演算命令に拡張ニーモニックを追加して、拡張命令を受け付けた際にFPUに処理をまかせ計算完了時にCPUへの割り込みで通知するって方法ですね。
iシリーズも同様な拡張方法でベクトル演算をGPUに処理させているんでしょうね。
但し以前のコプロセッサと異なるには、演算するモノがGPUなだけに処理の完了通知は描画完了割り込みで受けていると思うのですがどうでしょうかねぇ。
FPUからの割り込みは、IRQ-13ってコプロセッサからの割り込みとしてリザーブされているはずなのですが、現在も使用しているのか定かではありません。
GPUからの割り込みもIRQ-13だったりして。。
まぁPCの範疇を遥に越えているスパコンの事ですから、本当の中身は知るよしもありませんけどね。
ただ本当に概要スペックをみる限りは、同じとしか思えないのです。
後は数で性能が決まっちゃうみたいな。
だとすると、単純に床面積を増やしてスケールをデカくすると世界一を奪回出来ちゃう?!
なぁんて想像しちゃいますけどね。
実際はそれがとても難しいってのも解りますけどね。
なんせ時間の単位が全然違いますので、スケールを大きくしたらその分延ばした線路(光ファイバ)の遅延が問題になってくるはずで、微細な時間差によって生じる処理順序の逆転を当然の如くおり込まないといけません。
いやはや、高速な計算をするために「スパコンの線路計算を行うためスパコンが必要ってどうよ」と思いますが、そんな速度の単位まで来ちゃってますのでしょうが無いと言えばしょうがありません。
まぁそんな世界一合戦よりも、興味があるのはパブリックなスパコンの利用という新しいサービスの方ですね。
スパコンをインターネットに繋げて、「ちょっとこの計算お願いします」って感じで計算してもらえるサービスです。
これぞクラウド時代のスパコン利用法ですね。
とすると、計算規模に応じてどのスパコンに処理させるかを受付サーバが判別して最適な規模のスパコンに処理依頼してその結果を依頼した人に返すという事も可能です。
もっと壮大に考えるなら、ものすごく膨大な計算が必要な計算を受付サーバに投げると世界中のスパコンを総動員して処理させるなんて事も可能になります。
いわゆるスパコンのボーダレス化ですよね。
となると・・・ 「世界二位でも良いじゃない」ってちょっと前に流行った言葉ですが、妙に真実味を帯びてきませんか?
なぜなら国策で速いスパコンを開発すること自体は無意味ではありませんが、ボーダレス化した複数のスパコンをクラウドで使用して計算させるって事で、常に最適なスパコンの利用をだれでも享受出来るわけです。
もうスパコンは一国のものでは無く、皆で使うツールって位置づけで良いんじゃ無い?って。
囲い込む事の方が、何となく意固地な様に見えますがどうでしょうかねぇ。
フェラーリとかランボルギーニを皆で作らなくとも、カローラをいっぱい繋げて分散コンピューティングした計算で良かったりしてそれぞれ得意とする計算があるはずです。
世界中がお金が無い今だからこそ出来るインフラ整備をした方が、未来に活かせると思う今日この頃です。
インターネットには国境(例外はありますがね)は無いのだから、意地張り合うのはやめようよってね。
なんてこったい。
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