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民族学伝承ひろいあげ辞典
豊後大友氏六世孫・寒田親将直系子孫・藤原姓近藤流寒田鑑秀末裔

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遣唐使は「容貌・風采・動作・態度などを選考条件にしていたらしい」
森克己(外交史) 『遣唐使』1955

「大和朝廷、平安王朝も、とにかく美男子を選んで、中国に差し出していた」
井上章一(国際日本文化研究センター教授)『妄想かもしれない日本の歴史』角川選書 2011

その選考基準のために遣唐使の決定は非常に難しかった。
「天平年中に、詔して入唐使を簡ぶ。元来より、この挙はその人を得難い。ときに朝堂に選び、公の右に出るものはない。ついに大使に拝され、衆僉な悦服する。 」『懐風藻』

◆イケメン・美丈夫遣唐使の実例
●石上乙麻呂
「(石上乙麻呂の)地望は清華にして、人才穎秀である。雍容(ようよう)閑雅にして甚だ風儀をよくする」『懐風藻』

●藤原常嗣
「立性は明幹にして、威儀は称えるべし」(『続日本後紀』)

●菅原善主
「聡恵にして容儀を美しくする」(『文徳実録』)

●藤原松影
「人となりは厳正にして、鬚眉は画くが如し」(同上)

●小野篁
「身長は六尺二寸あり」

●藤原清河
 「使は長安に至り、塵を払わずして拝朝する。唐主開元天地大宝聖武応道皇帝は、『かの国に賢い主君がいる。その使臣を観れば、”趨揖することは他国と異なる”』と讃えて、すなわち日本に『有義礼儀君子国』という称号を授けた。 」
 「趨揖することは他国と異なる」とは、唐側からみれば、日本の遣唐使は他の国の使節と異なって、君子らしく振る舞ったことであろう。それはまさしく『伊吉博徳書』に「諸蕃の中で、倭客は最も勝れている」とある記載とぴったり照応する。

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●阿倍仲麻呂「美度る無し」
「もう一例をあげる。『続日本紀』に「わが朝の学生にして、名を唐国に播げる者は、ただ大臣と朝衡の二人のみ」と激賞された朝衡こと阿倍仲麻呂は、唐の文人とひろく交遊し、それを示す漢詩がいくつか現存している。

 儲光羲の贈答詩は仲麻呂のことを「美無度」と称している。「美無度」とは「美度る無し」と訓むが、中国書家の模範とされる王献之について、宋の周密が「王郎風流を擅にし、筆墨の美度る無し」と賛美するように、美の極致を言いあわしている。これで、仲麻呂が美貌の持ち主だったことがわかる。

 こうしてみてくると、王維をして仲麻呂への送別詩に日本のことを「君子の風がある」と歌わせたには、友人の仲麻呂からうけた印象が大きく働いただろうと想像される。 」

斉明天皇五年(六五九)、四回目の遣唐使にしたがって入唐した伊吉博徳が、渡航の様子を書きとめた記録は「伊吉博徳書」として『日本書紀』にひかれている。それによると、同年十一月一日に洛陽で行なわれた冬至の儀に参列した諸国の使節のなかで、日本の遣唐使は「最も勝れている」と評価されたという

●空海
「古貌は休公の宛く」「威儀は旧体を易え」朱千乗「送別詩」

●遣唐使史上、最高のイケメンは粟田真人

「進徳冠を冠り、その頂に花を為り、分かれて四散する。身は紫袍を服し、帛をもって腰帯と為す」という細やかな装束描写につづき、その学問と容貌について「好んで経史を読み、文を属ることを解し、容止は温雅である」『旧唐書』日本伝

「聞くところによれば、海東に大倭国という国があり、これを君子国といい、人民は豊楽にして、礼義は敦く行われているという。今、使人を看ると、儀容はなはだ浄く、伝聞を信じないわけにいかない。」『続日本紀』

「真人は学を好み、文を属ることを能くし、進止に容がある」『新唐書』日本伝

「容止は温雅にして、朝廷これを異にする」『通典』

「容止は閑雅にして、人を可しとする」『唐会要』
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◆天武・持統天皇時代に日本国号を中国に認めさせ独立国家とせしめた最大功労者・粟田真人
◆日本国号の始まりと、日本国家成立は702年
「「新唐書」には、長安城の宮殿で、 則天武后の宴に招かれた粟田真人の立ち居振る舞いが立派だったと書き残されている。粟田真人が接見したのが、中国史上初の女帝、則天武后、当時76才。(中略)

粟田真人 の名の、「真人」というのは中国では神仙号であり、聖神皇帝と同格である。つまり、真人は国王でも名乗ることをはばかるほどすごい名前だった。真人(まひ と)と読むとわからないが漢字は意味を通す。中国側も粟田真人は蓬莱の仙人なのか・・・と、あやしんだはずだ。歴史にもしも・・・だったらは付き物で、歴 史にも運が大いに影響する。粟田真人(あわたのまひと)が、もしもハンサムでなかったら、日本国は独立を失していたかもわからない。なぜなら、この女帝、 専制的で100人もの宗家の者や貴族を滅ぼしている。

 そこで、実際に日本が化外慕礼の国となったのも大宝律令の完成と、粟田真人が唐との交渉が成功したのをもって、702年と見る。「天皇」という尊称が名 実ともに朝廷内で使用され、ヤマトを「日本」と表記するようになったのもこの年からだろう。そこで、冊封の痕跡を排除し、古来からの国としての自負と名誉 を取り戻そうとする時代意識が生まれ育った。こうしたウェーブのなかで、飛鳥宮も平城京も華麗に創建され、古事記や日本書紀が生まれていることを踏まえて おこう。日本が国として独立したのは702年というわけだ。」
http://hwbb.gyao.ne.jp/akione-pg/Japanese/5_J.html
http://www.japanology.cn/japanese/book/nihonzo/04/3.htm


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則天武后が残虐にして面食いのうえに性豪であった。
夫・高宗56歳にして死去ののち、14歳にして美貌ゆえに嫁入りし、貞淑な妻を強いられてきたが、その仮面をかなぐり投げ捨て、本性をさらけ出し始めている。

男ハーレムを作って、好みの男性を囲い込んだが、上に述べた粟田真人も囲い込まれた一人。
真人は偉丈夫で、美男で、しかも品格よろしく、地位も藤原不比等の右腕でであった。
彼を見た則天武后は、「『倭』というが、男前で立派な体格である。」としていたくお気に入り。官職まで授与。
「これからは国号を『日本』と呼ぶことにする」と決めてしまった。

つまり外交官は美丈夫で背が高く、イケメンである必要があるわけである。
もちろん女性も美しいにこしたことはないが、女は愛嬌で充分に醜悪をカバーする能力をもっている。
さて、今の外交官はどうだろう?
男前どころか年寄りばかりで、ぶさいくで、中年太り、おまけに要領が悪く、時には相手国におもねりすぎて、自国をけなしてみせたり、変な国だと言ってみたり、旗を取られるのを指をくわえてなすがままになってみたり、ちんちくりんだったり・・・。

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 「唐の兵部尚書姚元崇は、長身にして歩き方がせっかちであった。魏乗光は、『蛇を追いかける鸛鵲』と呼んだ。黄門侍郎の盧懐慎は、よく地面を見つけるから、『ネズミを狙う猫』と称した。殿中監の姜皎は、肥って色が黒いから、『桑の実を飽食した牝豚』と名づけた。紫微舎人の倪若水は、色が黒くて鬚がないので、『酔部落精』といった。舎人の斉処冲は、目を眇めて見る癖があるから、『暗い蝋燭の下で虱をさがす老婆』とした。舎人の呂延嗣は、長身にして髪が薄いから、『日本国使人』と渾名をつけた。」(後略) 文人張?(字は文成)『朝野僉載』卷四

最後の舎人・呂延嗣のあだ名は「日本外交官」だった。
背が高く体格がよく、剃髪し、美丈夫で堂々としていたからである。



このようにスマートでハンサムボーイが遣唐使の第一条件であった。
外国に謁見したときに、居並ぶその国の諸侯や諸外国の使節に見劣りしないためにである。
そして時にはその美貌と立ち居振る舞い、見識、教養によって、相手国を都合よく引き込むことができた。そして日本国名の名声も、日本人の人徳も、東アジアに広まったのである。これは現代西欧社会が「勤勉・努力家・真面目」=「できすぎクン」の意味もある?・・・などと吹聴してくれた日本人のイメージをはるかに上回る外交結果をもたらしていた。

翻って昨今のわが国の首相の風貌・教養やいかに?

民間においては、例えばアナウンサー。美貌が視聴率を上げることはいうまでもない。視聴率を気にせず親方日の丸だったかつてのNHK・・・ちんちくりんのカルト容貌、おかまみたいなのや、どう見ても「どうやればテレビに出られましょうか?」みたいな人のオンパレード・・・。それがもうかりだしたのはビデオオンデマンドでの収益と、イケメン・美女採用による若手アナ攻勢のおかげであろう。

国もこういう儲け方や、閣僚を美男美女で固めれば、中国も韓国も態度が変わるであろうが、それにつけても教養の欠損だけはどうにも致し方はない状況。まずは小学校から行きなおしてきなさいね。


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    ウルトラマンじゃなく、明子隊員ですが、なぜかでっかくなっています。

    Kawakatu

    2012/10/15(月) 午後 11:21

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