2月15日の至福
お昼は天重 850円(残念)晩はちょいと一杯昔お世話になった方と東京駅で食事。新幹線口で別れたのが19時過ぎ。さてどうしようということで、神楽坂に向かう。飯田橋の駅から神楽坂上まで上り、以前tomo殿の友人K殿に案内していただいたカドに向かう。何と閉店していた。廃業か・・・・
芸者新道ってのも粋かな?と思いながらそぞろ歩き、ふと気になったお店があり入る。この店が大当たり。
店のお兄さんの案内で入ると、「どんなお酒にしますか」ときた。
「辛口を」
と一言。おお、期待できるやん。
で、来たのがこれ。
お湯を張って暖めながら呑めるという粋な計らい。
出し巻き玉子がイイ。好きな茗荷が乗っている。同じく茗荷好きのtomo殿にメール。子供の頃お互いに茗荷を食いまくっていたのである。最近の出し巻きは甘いのがいけない。この出し巻きはホロホロと口の中で崩れ、酒で流し込んでしばらくするとほのかな甘みが広がってくる。女子供に迎合してしまい堕落したものが多いのは残念なのである。あんなに甘かったら、酒が台無しなのだ。
白身はひらめをチョイス。これも美味。
ああ、よい店に当たった。今日は勝負ネクタイをしてきて良かった。かあちゃんが銀座田屋で誕生日に買ってくれたネクタイである。こんなことを考えるなんて、子供じみているなと思いながら3本目のお銚子を空ける。
最後に出てきたのはへしこ。切るだけなのに、なんでこんなに遅いねん。と思ったら口にして納得。左端の切り身はちょっと甘みがあった。どうやら酒で洗ってあるようだ。真ん中は糠がついたままのもの。この気配りが嬉しい。店のお兄さんに酒で洗ったの?と聞くと「わかります?」と笑顔をくれた。
この皿だけで2本呑めた。最後の1本のときに「そばを下さい」とお兄さんに言う。
ただ「そばを下さい」と言っただけなのに、お兄さんがチョイスしてくれたのは辛味大根で食べるそばであった。熱燗から玉子、魚、へしこまで、見事に完結した一夜に仕上げてくれた。
帰りがけ、餃子の店「おけ以」に足を向ける。今日はのれんだけで帰ろう。それだけ、今日の蕎麦は旨かった。ミシュランなんか糞ッ食らえだ。予め準備してでかけるなんざ、何も面白くない。
酒呑みは出会いなのだから・・・ 九頭龍蕎麦 神楽坂
餃子の店 おけ以
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