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チャイコフスキー

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この人の演奏なら、このCDを聴こうシリーズ その1

この人の演奏なら、このCDを聴こうシリーズ その1


チャイコフスキー 交響曲第5番
リッカルド・シャイー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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情報提供をと思い、ブログ仲間のブログへこの録音のコメントを入れさせていただいた。
コメントを入れた後、自分のブログにこそ記事を書かなければ、男らしさに欠けるような気がしてきた。
自分の土俵で紹介してこそ、この録音の素晴らしさを少しでも多くの皆様に知っていただくことにつながるのではないのか。そんなことを言っても、発売当時から絶賛されている録音だし、今更、こちらが騒ぎ立ててもどうってことにはならないのは当たり前だのくらっか〜。
でも、久しぶりに思い立ったのだし、書き込もう。

シャイーはクリーブランドやコンセルトヘボウ、ゲヴァントハウス、ベルリン放送響など、多くのオーケストラと録音をしているし、これからもそれは増える。
そのことと関係はないが、録音デビュー盤はウィーン・フィルとの共演だった。

30年も前、今は無きLPできいたが、現状、CDは廃盤のようである。
鮮やかな切れ味、変幻自在なリズム感やウィーン・フィルの美音など忘れがたく、可能であればまたきいてみたいものだと思っていた。オークションでたまに出品されているのを見かけていたが、かと言って、どうしても聴かなければ気が済まないと言うほどでもなかった。
先日、あることがきっかけで、入札を決意し無事落札した。落札価格2,000円。CD1枚2,000円は贅沢か。
何度もきき直したが、やっぱりよかった。
シャーイ―が30歳くらいのときの録音。青空に高らかに響き渡る、一点の濁りもない若々しいチャイコフスキー。
この曲は勇壮で、ロマンチックだが、ロシアの曇り空のような、灰色のイメージがある。
シャイーの演奏はそういったイメージを払しょくする。
次々と奏でられるチャーミングな旋律。ダイナミックな躍動感に引き込まれる。決して爆走することなく、知性でまとめられている。シャイーは知性的な激情、感動を表現できる人なのだ。
なんと言っても、思い気持ちを緩和してくれる。
幾つもの美観を呈した景色を堪能した後、颯爽としたクライマックスへ突入する。
ウィーン・フィルのメンバーが、演奏を終えた後「今の、すごかったんじゃないの」と喜び合ったのではないか、という評論があったことを思い出した。

「春の祭典」、ブラームスやシューマン、ブルックナーの交響曲などCDを持っているが、一発勝負のようなこのデビュー盤は、私の知るこの人の録音のなかでは一番鮮烈!!。

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