THE 高校演劇 in 群馬・・・顧問のつぶやき

仕事柄ピアスができないんでアバターにピアスをつけて我慢してます。

全体表示

[ リスト ]

県大会2日目

本日は我が生徒たちの上演。できとしてはまあ65点から70点といったところでしょうか。前半が走りすぎたのと、微妙なミスがあったのと、ちょっと力が入りすぎたのが反省点。ただ、目標にしていた「お客様に楽しんで頂けるお芝居」は達成できたように思います。

結果発表。最優秀校は予想どおり前橋南高校。優秀賞(関東大会出場校)は、これまた予想通り新島学園高校。優秀賞(次点校)は・・・え? うちですか!? これには私もびっくり。様々な苦労を乗り越えてきた生徒たちは、泣き出していました。もちろん「うれし泣き」です。本当にトラブル続きで満足に練習できない状態が続き、悶々とした日々を過ごしてきたわけですが、それを乗り越えて上演した作品で評価を受けたと言うことは、私としても本当に嬉しい!来年の高校演劇サマーフェスティバルに推薦されることも決まりました。実に12年ぶりの受賞です。見に来てくれたOB・OGもたくさんいて、皆喜んでくれました。OB・OGや支えてくださった先生方、保護者の皆さんにも、今までお世話になったお礼ができてよかったと思います。

正直、私は上位に入れるとは思っていませんでした。本番ではやはり練習不足が露呈してしまいましたし、審査員の講評で「よく練習している」と言われて、生徒たちは思わずうつむいていましたし(笑)。芝居の欠点は顧問の私が誰より分かっていましたから、上位入賞は本当に意外でした。

ただ、講評の中で、俳優のヨシダ朝さんがおっしゃっていましたが、「芝居の中で大切なのはアクションではなくリアクション」ということは常日頃から生徒にたたき込んでいました。評価されたとすれば、おそらくその点だったかもしれません。

で、新島学園の顧問の先生とお約束しましたので、関東大会に向けてアドバイスを。関東大会出場ですから、昨日のコメントより少々辛口で行きます。これはあくまで私の見方ですから、役に立たないと思ったら無視してくださいね。ただ、同じコメディを上演していますので、参考になるかとは思います。

新島学園さんのお芝居は、オリジナルから脱却して、完全に自分たちのお芝居として成立していました。そこは本当にすごかった。ただし、うちが上演した「ハムより薄い」と似たような欠点がありました。「力が抜けていないこと」「声のトーンの使い分けができていないこと」「間が生かされていないこと」がそれです。笑いを取れていながら「爆笑」にまでつながらず、もったいないと思うことが多かったんですが、それは「力が抜けていない」から、「声のトーンが一定である」から、「ほんのわずかではあるが間が縮まっているから」というのが原因です。コメディは、とくに女性が笑いを取ろうとする場合は、男性のように馬鹿をやっただけでは爆笑は取れませんから、「力を抜く」「声のトーンを工夫する」「間を生かす」ことが絶対条件です。ちなみに、我が校の芝居では「みどり」を演じた生徒が比較的よくできていました。

まず、もう一度台本を読み込んで「リアクション」−心がどういう風に反応しているか−を考えてみてください。その心の反応に最もふさわしい間や声のトーンをいろいろ試してみてください。それと、そのリアクションに対して、もっと体を意識して反応させてください。この「体に対する意識」については、四姉妹でばらつきがあります。四人全員が同じレベルまで意識できないと、そこに「ウソ」が生じてしまいます。

それと、男性陣は(特に次女の彼・お父さん)、もっともっと台本を読み込んで、もっともっと遊んでください。例として、審査員の講評にはなかったので「彼」を演じた方について述べてみます。蘭ちゃんの隣で編み物をしていたときにどんな気持ちで編み物をしていましたか?そこが今ひとつ私には見えなかったんですね。そこに「ウソ」が生じてしまった。そのあたりの心理をもっともっと追求してみてください。あのシーンはもっともっと笑いが取れます。そうすれば、最後のシーンで蘭ちゃんがそのセーターを着ていることを杏ちゃんが指摘したときに、お客さんから爆笑がおこります。

厳しいことを書きましたが、私は新島学園さんのお芝居が大好きで、いつも本当に楽しませてもらっています。ただ、関東大会は本当にレベルが高いですから、一度作り上げたものを壊して再度作り直す作業をしないと、なかなか太刀打ちできません。もう一度ゼロから作り上げるつもりでいろいろ試してみてください。

あ、そういえば、今年の新潟大会の最優秀校は大島先生の作品ですね。本家と分家の対決も見物ですね〜(笑)。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

お疲れ様でした〜、優秀賞おめでとうございます!やっぱり上位に入れるとうれしいものですよね^^ リアクションが大事っていうのは確かにあると思います。自分の気持ちを伝えようとするばかりで、その前提としてあるはずの相手に対する反応がない。それだと、人物間の関係性も見えてこないんですよね。やっぱり、そこが演劇の難しくて楽しいことなんですよね。次の舞台もがんばってくださいね^^

2006/11/20(月) 午後 1:48 [ ]

顔アイコン

ありがとうございます〜!リアクションって本当に難しくて、私自身、今でも苦労しています。自然なリアクションができるようになるためには台詞や動きを自分の血や肉にしなければならず・・・。上演中何も考えないで反応できるまで徹底的に練習します。

2006/11/20(月) 午後 9:14 [ kazu ]

顔アイコン

優秀賞おめでとうございますvvじゃぁ来年は北千住まで行かないと♪♪♪

2006/11/21(火) 午後 5:52 [ sab*sy*zi ]

顔アイコン

sabusyuziさん、ありがとうございます!いやあ、講評でも厳しいことしか言われなかったので、部員共々ぽかんとしてしまいました。実は私、サマーフェスティバルの実行委員でもありまして、ようやく出場がかなって万々歳です!いいものをお見せできるようにがんばりますよ〜。生徒が(笑)。

2006/11/21(火) 午後 9:45 [ kazu ]

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(0)

トラックバックされた記事

トラックバックされている記事がありません。

トラックバック先の記事

  • トラックバック先の記事がありません。


.

人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 5 41848
ブログリンク 0 11
コメント 0 496
トラックバック 0 12

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

開設日: 2006/9/17(日)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.