THE 高校演劇 in 群馬・・・顧問のつぶやき

仕事柄ピアスができないんでアバターにピアスをつけて我慢してます。

フィギュアスケート

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ほのぼの

再び欧州選手権の話題。

男子はアモディオが優勝、ジュベールが2位、ヴェルネルが3位という結果だった。
優勝が決まった瞬間、ジュベールが大きく手を広げ、そこへアモディオが子供のように飛びついて行く映像が流れたのだが、本当に見ていてほのぼのしてしまった。

演技の好き嫌いは別にして、アモディオ選手の無邪気さは本当に好感が持てる。NHK杯で初の表彰台に上がった際、背の高いアボット選手を見てぴょんぴょん跳びはね、観客の爆笑を誘っていた。それを見て、やはり小柄な高橋大輔選手も背伸び(爆笑)。

アモディオ選手がからんだ表彰式は、なぜだかいつもほのぼのしている。

さて、本題に入ろう。
今回の欧州選手権の映像を見ていて、私は「ジュベール、変わった?」という印象を受けた。
かつての彼は、良くも悪くも、非常にとんがった選手であり、そのとんがり具合が発言に現れていた。そのせいなのかはわからないが、彼が不調の時、フランスのマスコミは非常に冷たく、ジュベールはマスコミとの戦いを余儀なくされたように思う。その分、彼の演技はだんだんと堅くなっていった。

が、今回のフリーの演技、そしてアモディオに対する態度や発言を見ていると、何か、こう、余計な雑念や力が抜けたように思えたのである。こういうリラックスしたジュベールを見たのは久しぶりだ。いや、ここまで別の選手に心をオープンにしたジュベールを見たのは初めてかもしれない。

有力選手が1国に1人というのは、それだけかかるプレッシャーも大きい。アルベールビルでの伊藤みどりさんでさえ、その重圧に押しつぶされた。銀メダルを取りながら、マスコミに「ごめんなさい」と頭を下げていた彼女の姿は、本当に痛々しかった。

ジュベールはフランスのフィギュアスケート界を、長い間一人で牽引してきた。そのプレッシャーたるや、尋常ではなかったであろう。

しかし、今はアモディオ選手がいる。無邪気で天真爛漫なアモディオ選手の存在は、ジュベールにとって大きなプラスになっている。

東京での世界選手権、ジュベールとアモディオがどんな演技をしてくるのか、今から非常に楽しみである。

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有終の美

フィギュアスケートの欧州選手権が終わった。

女子シングルでは、優勝候補だったカロリーナ・コストナーがSPで崩れ、キーラ・コルピはFSで崩れ、それぞれ銀メダル、銅メダルに終わった。

優勝したのは地元スイスのサラ・マイヤー。
けがに泣き、バンクーバーオリンピックを最後に引退しようと考えていたものの、地元の皆さんの前で滑りたいと、ここまで引退を伸ばしてきたそうだ。これが引退試合と決めた最後の、しかも地元での試合で、その上最終滑走での初優勝。それも、ほぼノーミスのすばらしい演技。観客の温かい声援、そして、コストナー、コルピの笑顔の祝福。本当に感動的であった。

実を言うと、私はヨーロッパ選手の中で、このサラ・マイヤーが一番好きであった。エレガントで、非常に柔らかな滑りをする人なのだが、とにかく見ていて気持ちがほっこりしてくる選手なのである。どんな演技をしても(たとえそれがセクシーな演技であったとしても)、見ていて温かく幸せな気持ちにさせてくれるのである。

世界選手権やオリンピックでは入賞止まり。大きな結果を残しているわけではないかもしれない。しかし、記録には残らなくても記憶には残る選手であったと思う。そういう意味では間違いなくフィギュアスケートの名花であった。

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フランス杯の小塚選手の演技

先日、フィギュアスケート関連のブログの記事を読んでいたとき、フランス杯の小塚選手の演技に関して、「テレビに向かって視聴者にアピールがなかったから、彼の演技に満足していない」という内容の記事を見つけて仰天してしまった。
 
演技に対する好みというものはあって当然だと、私は思っている。その記事を書いた方がアモディオ選手の演技に満足し、小塚選手の演技に満足できなかったのであれば、それはそれでよい。
 
ただし、その理由が「テレビに向かって視聴者にアピールがなかったから」というのは、いかがなものだろうか。
 
以前、ブログにも書いたが、フィギュアスケートにおける表現方法は以下の二つに大別できると私は考えている。
 
1) 外へ外へとアピールするタイプ
2)  内へ内へと突き進んでいって、結果的に情念が表出するタイプ
 
1)の代表格がキム・ヨナ選手であり、パトリック・チャン選手である。
2)の代表格が、浅田選手、安藤選手であり、小塚選手である。
 
ちなみに高橋選手は両方を兼ね備えた希有な選手であると、私は思っている。現在の彼は確かにアピールがうまいが、トリノ・オリンピックの頃は決してアピール上手な選手ではなかった。むしろストイックに内へ内へと突き進むタイプだったと言って良いだろう。それが、自信をつけたりけがを乗り越えたりすることによって、内面が素直に表出されるようになったのだと思う。
 
さて、本題の小塚選手についてである。
 
フランス杯での小塚選手の演技からは、彼の人となりが存分に伝わってきた。特にエキシビション1曲目は見事で、本来なら表現の妨げになるであろう「照れ」や「はにかみ」までもが、彼の個性として表現されていた滑りであり、見終わった後、えもいわれぬさわやかさが心に残った。
 
小塚選手の表現方法は、決して「テレビの向こう側にいる視聴者に向かってアピールする」ようなタイプのものではない。ストイックに自分を突き詰めていって、はじめて内面が表出されるタイプなのである。
 
フィギュアスケートは、観客がいて初めて成り立つスポーツである。その点を考えれば、アピールが重要であるのは理解できる。ただし、そのアピールは会場にいる観客に対してするものであって、テレビの向こう側にいる視聴者に対してするものでは、ない。
 
この方のおっしゃっていることは、「テレビ中継が入ったお芝居の役者に、ホールに足を運んだ観客だけではなく、カメラの向こうにいる不特定多数の視聴者にもアピールしろ」と言っているのと同じことである。
 
たとえ、舞台の役者がテレビの視聴者を意識して演じたとしても、生の迫力はテレビの画面からは決して伝わらない。フィギュアスケートもそれは同じで、生の迫力は決してテレビでは伝わらない。
 
テレビの視聴者にアピールするよう選手に期待をするのはお門違いである。
 
小塚選手の演技に対し、フランスの観客は地元のアモディオ選手に勝るとも劣らない歓声と拍手を惜しみなく送った。この事実一つをとってみても、いかに彼が観客の心をとらえたかがわかる。それでも満足できないのであれば、お門違いの期待や要求を選手に向ける前に、ご自分で会場まで足を運ぶべきではないだろうか。

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相変わらず勘違いなコラム・・・

青嶋ひろのさん、またやってくれましたね。
まあ、小塚選手の滑りを評価しているのはいいとして。

「しかし今年のフリーでは、相変わらず色気もそっけもない衣装をまといながらも、味わいと華やかさがしっかり感じられたのだ。」

・・・あのねぇ・・・

小塚選手がず〜っとシンプルな衣装で通しているのは、ちゃんとした目的があるからなの。極力衣装をシンプルにすることで、ジャッジの視線が足下に行くように仕向けてるの。かつての名選手たちが絶賛しているように、彼の強みはなんと言ってもなめらかな滑り。そこに注目してもらうことで、格付けで出なくなったPCS(パーソナル・コンポーネンツ・スコア)をあげようと努力してるの。これは小塚選手自身も言ってるでしょ。そのくらいリサーチしておくべきなんじゃないの?

だいたいさぁ、中国杯のフリーばかりをべた褒めしてるけど、昨期の世界選手権のSP(ショート・プログラム)を見てなかったわけ?あれだって、本当にすばらしかったでしょうが!彼の表現力が一皮むけたのはあの試合でしょ。でなければ、正直なトリノの観客があれほどの歓声を贈るわけないでしょ。

それにねぇ、今回の中国杯のフリーでは、世界選手権のフリーで大崩れしたのとほぼ同じ難度の技で挑みながらも、しっかりと滑りきったことに意義があるの。小塚選手はそれだけの難度をこなさなければ勝てないと言うことを十分わかっていて、ずっと努力を続けてきているの。そのあたりはスルーなわけ?

表現力に関しての記述もそう。味わいや華も確かに感じられるでしょうよ。でもね、表現力における彼の一番の強みは、確かな技術に裏打ちされた「気品」なの。あれだけ気品を感じさせるスケーティングができる現役選手といったら、小塚選手とアボット選手が双璧でしょ。

こういった大事なことをスルーしておいて、締めくくりが「今度彼女(安藤選手)とそろって優勝するときは、絶対4回転も完ぺきに決めて見せる――小塚崇彦、そんなことも思ったのではないだろうか。」ですか・・・。はぁ・・・。ホント、気づかないんだか無視してるんだか・・・。

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青嶋ひろのさんの書いた記事に対してはっきり批判させてもらう!

フィギュアスケートの世界選手権が終了し、男女ともシングルは日本選手が優勝といううれしい結果で幕を閉じた。男子の高橋選手、女子の浅田選手、ともに己の滑りをストイックに追求し、その結果として内面から情念があふれ出る、芸術的な素晴らしいスケーターである。特に高橋選手の演技にはポエジーすら感じられた。

が、喜んでばかりもいられない。不可解なジャッジは相変わらず健在であった。

そんな中、青嶋ひろの氏が女子のSP、FS終了後に、それぞれこのような記事を書いている。

「ジャッジの重責」 http://iceblue.cocolog-nifty.com/figure/2010/03/post-f500.html
「浅田真央が気づいていない大切なもの」 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201003280003-spnavi.html

はっきり批判しよう。私はこのような人物が堂々とスポーツライターを名乗っていることに対して憤りすら感じる。

まずは「ジャッジの重責」に対して意見を述べたい。

トリノの観客は実に素直であった。素晴らしい演技には惜しみない拍手をし、気の抜けた演技にはほとんど拍手をしない。

観客とジャッジとの乖離がはっきりと表れたのが、キム選手、浅田選手の得点が出たときである。
キム選手の得点が出たときの観客のとまどいとどよめき。
そして、浅田選手の得点が出たときの観客のとまどいとどよめき。
浅田選手の順位が発表されると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
そう、観客は浅田選手の演技をこそ最も素晴らしいものとして認めたのである。

なぜ、ファンだけでなく、選手やかつての名選手からも採点に対して批判が出るのか。
ジャッジの判定が不可解だからである。
なぜファンが純粋にフィギュアスケートの演技を楽しめなくなってしまったのか。
ジャッジの判定が不可解だからである。
トリノ・オリンピックでプルシェンコが圧倒的な強さで優勝したとき、どこの誰が文句を言ったというのか?

そんな当たり前のことを忘れ、ジャッジを擁護する記事を平気で書いている青嶋氏。しかも、最も言いたいことは「ある日本人のベテラン国際ジャッジ」と、匿名で済ますお粗末さ。三流のゴシップ週刊誌と変わりのない説得力である。そこには信念のかけらも感じられない。

その不可解なジャッジで、どれだけのファンが離れてゆき、どれだけの選手が苦しい思いをしているか。彼女にはそれすら想像できないのだろうか。批判にさらされているのにはそれ相応の理由があるのだ。

さて、続いて「浅田真央が気づいていない大切なもの」である。

「しかしやはり今の浅田のスケートには、フィギュアスケートとしてまだ足りないものがある。ジャンプもそのほかのエレメンツも「技術」としては完ぺきに近いが、「氷の上で自分を表現する、何かを表現する」というフィギュアスケートのもうひとつの大切な部分が、まだ少し足りない。いや足りないのではなく、それができる力を持っているのに、必要であることに気づいていないのだ。」

はっきり言うが、これだけ偏った見方考え方しかできない人物に、選手が誰であれ、その選手の表現力について語っていただきたくはない。浅田選手とキム選手とでは表現の方法が違うのである。キム選手が観客やジャッジを意識して「外へ外へ」とアピールする表現方法であるのに対し、浅田選手のそれは自分の滑りを「内へ内へ」と追求していった結果として情念が表出するという表現方法なのである。私はどちらも平等に評価されるべきであると考えている。自分とは異なる表現方法を認められないような見識の狭さで記事を書く青嶋氏の存在は、危険であるとすら感じる。

浅田選手に「表現」が足りていないのであれば、彼女の優勝に対してトリノの観客は歓声を送ったりはしない。彼女のスパイラルに歓声が起こるのは、単にそれが美しいからだけではない。そこに「浅田真央」という人物の情念がほとばしっているからに他ならない。だいたい、同じように己の滑りをストイックに追求しながら、高橋選手がきわめて表現力を高く評価されているのに対し、浅田選手の表現力がそこまで評価されていないことに対して疑問を感じないのだろうか。

そんなあたりまえのことすら理解できない歪んだ目を持った人に「ライター」を名乗る資格はないというのが私の結論である。自分の偏ったものの見方を選手に押しつけ、一般大衆の目にさらす。浅田選手に対して失礼極まりないし、読者を愚弄するにもほどがある。

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開設日: 2006/9/17(日)


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