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スタフを作ろう(その2)

こんばんは、企画係です。

この3連休、何をしようかなぁと考えているうちに1日目が終わってしまったという方もおられるのではないかと思いますので(私もその1人です)、「スタフを作ろう」シリーズの続きをアップしておきたいと思います。

この連載につきましては、沿線でお会いした方やスタフに精通しておられる方などから、「期待しています」との声を頂戴しており、たいへんプレッシャーを感じております。が、そんなに期待はしないでください。作成手順を手取り足取り書き上げるのはさすがに無理がありますので、ポイントだけを絞って書き綴るという形になります。

                    *          *          *

その1で、京阪線のスタフに関する基礎知識を確認しましたので、今回はいよいよ実践編です。ここでは、自作が容易な[2]のタイプのスタフについて、さらに分析を深め、自作のポイントについてまとめてみたいと思います。

イメージ 1
▲いずれも実物のスタフの画像を後ほどお目にかけます。

準備

ポイント〜用意するもの〜
・スタフを撮影した画像
・パソコン(Microsoft Office搭載のものが望ましい)
・プリンター
・印刷用紙
・定規
・カッターナイフ

実物のスタフを撮影する際には、くれぐれも乗務員さんや他の乗客の方々の迷惑にならないように注意しましょう。最近のデジカメなら結構ズームも利きますし、手ブレ補正なんかも付いていますので、運転席のすぐ後ろの席に座れば写せるはずです。「おりひめ」・「ひこぼし」のスタフを作る場合には、スタフだけではなくヘッドマークについても撮影しておきましょう。

自作に際して、私は使い慣れたWordを使っています。Excelでも作成できると思いますが、Excelの場合、画面上の表示と印刷したものとを比べると、罫線の太さや形状が変わってしまうため、やや面倒ではありますが、Wordで表を駆使して作るようにしています。ちなみに、昨年あたりから駅名の横に区間ごとの最高速度が併記されるようになり、表の構造はますます複雑になりました。フォントについては、Windowsに標準搭載されている「MS ゴシック」、「MS 明朝」、「HG丸ゴシックM-PRO」あたりがあれば十分です。

印刷用紙は、もちろん普通紙でも構いませんが、実際のスタフは厚手の紙に印刷してあります。したがって、私は100円ショップなどで八つ切の画用紙を買ってきて、それに印刷するようにしています。八つ切の場合、上手にカットすれば1枚の画用紙から3枚のスタフを作ることができます。もっときれいに印刷したい場合は、少し値段は張りますが、マット紙や光沢紙をお使いになるのもよいかもしれません。

準備が整ったら、実際に作っていきましょう。

枠組み

まずは、表を使って枠組みを作ります。実物のスタフの画像を見ながら、各自で忠実に再現してみましょう。と、一言で済ませてしまうと、「エーッ、そんな無責任な…」という声が聞こえてきそうですが、この骨の折れる作業こそが、スタフを自作する醍醐味だと私は思っていますので、ぜひ面倒くさがらずにトライしてみてください。ちなみに、実物のスタフのサイズは、縦200mm×横125mm(A5よりもやや小さめ)のようです。用紙設定は「A5」、もしくは「ユーザー定義サイズ」で適切な値を指定してください。

以下、ポイントをいくつか書いておきます。

ポイント〜枠組み〜
(1)スタフの外枠は、他の線に比べて太くなっていることが多いです。
(2)「駅名」「発着時刻」と書かれた行のすぐ上のラインも、それ以外の線に比べて太くなっていることが多いです。
(3)(Wordの場合)セルを結合すると、後から修正するのが難しくなることがあるので、セルの結合はできるだけ後回しにしましょう。
(4)表が複雑になると、パソコンが固まってしまい、せっかく途中まで作り上げた枠組みがパーになってしまうことがあるので、こまめに上書き保存をしておくことをオススメします。

イメージ 2
▲あくまで一例ですが、まずは列の幅や行の高さを調整しながらこんな感じの表を作り、それからセルの結合を繰り返していけばよいと思います。※クリックすると拡大表示できます。

駅名など

枠組みがほぼ完成したら、次は文字を入力していきましょう。まず、列車種別についてですが、「HG丸ゴシックM-PRO」というフォントが使用されていることが多いです。「きさいちハイキング号」など少し前のものについては、「MS ゴシック」が使われています。

ポイント〜駅名の表記について(原則)〜
(1)各駅停車のスタフを除いて、すべての駅がスタフに記されるわけではなく、停車駅と一部の通過駅のみが記されます。
(2)停車駅については「MS ゴシック」で、通過駅については「MS 明朝」で記されることになっています。各駅停車と回送のスタフを除いて、停車駅は白抜きで表示されます。
(3)駅名の表記の仕方については、発車メロディーが流れる駅(以下、制御駅)とそれ以外の駅(以下、非制御駅)で異なります。制御駅(全19駅)についてはフルネームで表記され、枠の幅に対して均等に割付けが行われます。非制御駅については、1文字または2文字での省略表記となり、中央に寄せて書かれます。

以上が原則となっているようですが、[2]では、通過駅であってもゴシック体で書かれていたり、制御駅ではないのにフルネームで書かれていたりするなどの例外(ミス?)が見られます。このあたりは、原則どおりに修正するのもよし、例外は例外として認めて実物を忠実に再現するのもよし、各自の好みで判断してください。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9f/f9/keihan2600club/folder/551459/img_551459_4300982_0?1263049443
▲2006/04/16ダイヤの「おりひめ」2本目のスタフ。原則にしたがうと、「北 浜」ではなく「北」が正しいはずなのですが…。※クリックすると拡大表示できます。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9f/f9/keihan2600club/folder/551459/img_551459_4300982_1?1263049443
▲2003/09/06ダイヤの「ひこぼし」2本目のスタフ。原則どおりであれば、「京橋」→「京 橋」、「萱島」→「萱 島」、「枚 公」→「枚公」のはず。※クリックすると拡大表示できます。

列車番号・発着時刻など

そして、いよいよスタフの中で最も重要な列車番号・列選番号・発着時刻を書き込んでいきます。この3項目はいずれも「MS Pゴシック」の全角英数字で記されていることが多いです。発着時刻については、原則として「秒」はやや小さく書かれており、非制御駅については「時」・「分」も「秒」と同じサイズで書かれている場合があります。

「おりひめ」・「ひこぼし」のスタフには、ヘッドマークの図柄が印刷されています。あらかじめ撮影しておいたヘッドマークの画像を、画像編集ソフトなどを使ってヘッドマークの部分だけ丸く切り抜いておけばよいと思いますが、リサイズはWordもしくはExcelのソフト上でおこなった方が望ましいと思います。あらかじめ画像ソフトで縮小してしまうと、印刷した際にヘッドマークがガタガタになってしまうことがあるからです。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9f/f9/keihan2600club/folder/551459/img_551459_4300982_2?1263049443
▲2008/10/19ダイヤの「おりひめ」1本目のスタフ。右側(本線)の駅名欄は、速度制限が書き加えられたシールが上から貼り付けられていますが、もともとは左側(交野線)と同じく駅名のみの表記でした。※クリックすると拡大表示できます。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9f/f9/keihan2600club/folder/551459/img_551459_4300827_5?1263053895
▲あまり話題になっていないようですので、2008/10/19ダイヤの淀臨停の快速急行のスタフも。こちらも駅名欄に上からシールが貼り付けられています。なお、寝屋川信号所は制御駅の扱いですが、「寝信」と省略して表記されます。これも本来は「寝 信」が正しいわけですが…。

仕上げ

イメージ 5
※クリックすると拡大表示できます。

一応、これでほぼ完成となります。スタフにはたいてい添え書きがされていると思いますが、この部分については私は基本的に省略しています。各自のお好みにより、パソコンで入力するのもよし、印刷してから自分の手で書き加えるのもよし、自由にアレンジしてください。

できあがったらすぐに印刷したくなるところですが、その前にもう一度よく見直しましょう。時刻を転記する際にミスをしていないか、あるいは、太線や点線などの箇所は正しいか、このあたりを中心に見直しをされるとよいと思います。印刷する前には、用紙の無駄をできるだけ少なくするために、「印刷プレビュー」を実行しましょう。また、せっかくここまで苦労して作ってきたわけですから、インクのコストはやや高くなりますが、印刷品質は「きれい」を選択されることをおすすめします。

イメージ 3
▲ちなみに、現行の「おりひめ」・「ひこぼし」のスタフに添えられている副標に関する注意書きは、キングジム社のラベルプリンター「テプラ」シリーズを使えばうまく再現できます。フォントを見ている限り、Windows標準搭載のものでないのは明らかで、「テプラ」の明朝体フォントでほぼ間違いないと思われます。

総括

ザッと文字で書くと、このような流れになります。その1でも触れたとおり、決して簡単とは言えませんが、完成したときの喜びはきっと何物にも変えがたいと思いますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

なお、本文中にいくつか素材となりそうなスタフの画像をアップしました。他人が撮影したものをアップするわけにはいきませんので、自分で撮影したものを寄せ集めたら、見苦しい画像ばかりとなってしまいました。なお、[2]のスタフの画像をもっと見てみたいという方は、某京阪系有力サイトの京阪レポートや某掲示板群の京阪ログをご覧になれば、きっと見つかると思いますので、ご紹介させていただきます。


今回は概論的な記述にとどまってしまい、期待されていた方には申し訳ありませんでした。ご質問やご要望などはコメント欄にお寄せいただければ、次回の記事でフォローさせていただきたいと思います。

イメージ 4


今回の担当者 企画係

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>内緒コメントの方
はじめまして、コメントありがとうございます。京阪沿線にお住まいではないにもかかわらず、スタフの画像を仕入れて自作しておられるとは脱帽です。

沿線でもスタフを自作しているという方にお会いすることがありますが、やはりExcelで作っておられる方が多いですね。私がWordを使っているのは、ただWordの方が慣れているからというのが最大の理由ですが、「整理番号」や「乗務系統」の文字がどうもExcelでは再現することのできない組み文字になっているような気もします。また、その4(最終回?)で紹介する内容につきましては、Excelではちょっと無理かもしれません。

「中の人」は果たしてどちらで作成しておられるのか分かりませんが、私も今からExcelで作り直せと言われると、もうお手上げです。

なお、色合いについては、その3で取り上げさせていただきました。

by 企画係

2010/1/14(木) 午後 10:30 倶楽部2600

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スタフを作ろう(その3)

こんばんは、企画係です。 今回は、実践編はちょっとお休みということで、[http://blogs.yahoo.co.jp/keihan2600club/6919735.html その2]の内容に関する質問を集めてみました。前回の記事の末尾に付け加えるつもりだったのですが、字数制限に引っかかってしまいましたので、その3とさせていただきます。 実際に自作された方がどれだけおられるか分かりませんが、もしいらっしゃいましたら、ぜひご感想などをお聞かせいただければと思います。ご質問があれば、以

2010/1/13(水) 午前 0:00 [ 倶楽部2600のブログ ]

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