国際水準先進校に関する追加記事があったので、UPしておきます。
新聞:KEDAULATAN RAYAT (2ページ)
掲載日: 2010/07/13
市民は現実主義者
高額な学費に対する懸念から、国際水準先進校(Rintisan Sekolah Bertaraf Internasional RSBI)
定員割れ
数校に設置されている国際水準先進校の多くで定員割れが生じている。後々に生じてくる必要経費への懸念から、多くの保護者・生徒は無料の国立普通校を選択している。
本紙の取材によると、成績のよい子供を持つ保護者の多くが、最終的にはまだ普通のシステムを採用している中学校を選び、100%国際水準校を実施している中学校を敬遠する傾向がある。
匿名希望のある保護者は、当初、成績が27を超える自分の子供のために、国立第5中学校を選択した。その中学校は国際水準先進校を100%実施する人気校であった。しかし、最終的にその保護者は、まだ普通のシステムを採用している国立第8中学校を選択した。
「国立第8中学校から合格通知を受け取ったあと、私は国際水準先進校へのの入学申し込みを取り下げた。なぜなら、それは明らかにお金持ちを対象としたものであったから。国際水準先進校の学費はとても高く、それらは後々まで大きな負担になる」とその保護者は語った。
また保護者の一人であるエコーさんは次のように語った。当初、子供は国立パケム第4中学校の国際水準校に入学書類を提出した。しかし計算してみると、学費がとても高額であることがわかった。その後私は書類を作成し、子供は国立スレマンンガリッ中学校の入学試験を受け、合格した。
本紙の取材に対し、ジョグジャカルタ市初等教育課のスゲン・スボノ課長とともに現れた同市教育局のブディ・アスロリ秘書官は7月12日次のように語った。多くの保護者の中に、国際水準先進校のクラスに入学させることに対する抵抗感がある。国際水準先進校への関心が低下している原因として、市民が現実的な選択肢として無料の学校を選んでいることがあげられる。
「市民は現在、現実的に考えており、もし彼らが卒業したあとに特に物質的な支援者を持たないのであれば、どうして難しい思いをして国際水準先進校へ入らなければいけないのかと考えている。また卒業した後、彼らは普通校の生徒とともに高等学校入学試験を受けなければならない。それ以外にも、市民はまだ普通校と国際水準先進校の間でアウトプットにどのような差があるのか実感していない。かえって彼らは国際水準先進校の学費は高額であるという意見を持つようになっている」とはブディ秘書官の言葉だ。
ブディ秘書官は続けて、「人気校である国立第5中学校の平均成績は国立第2中学校よりも低い25,550であった。これは生徒の『人気校』に対する関心が、徐々に後退していることを示している」
国立ジョグジャカルタ第8中学校の広報であるスギヤナ氏によると、今年度の国際水準先進校の定員は180名であったが、実際には103人しか集まらなかったとのことである。欠員を補うために、学校は普通校の生徒に移動するよう勧めた。
子供がすでに普通校に通っている保護者のうち、一部がこれに興味を示した。第8中学校には現在国際水準先進校が4クラス、普通校が6クラス設置されている。
同時期に、私立ムハマディヤ第2中学校では新学期初日までに定員が満たされることはなかった。なぜなら、定員320名のところ、申し込みがあったのは270人であったからである。「まだ50人ほど余裕がある」と私立ムハマディヤ第2中学校のスプラプト校長は語った。
一方、国立第5中学校の保護者の一人であるニ・ハンダヤニさん(40)は次のように語る。「未だに、学校から学費徴収に関する書類を受け取っていない。入学書類を提出してから、新学期初日である昨日まで一度もお金を払っていない。私たちは、費用を払っていないどころか、未だに何にいくらお金がかかるのかさえ知らない」
第5中学校広報のエディ・リヤント氏によると、今年度、第5中学校は国際水準先進校を9クラス分設けたのとともに、1クラス分の特進クラスを設けた。各クラスの生徒数は平均30人程度である。「291人の生徒のうち、申請期間中に2人の生徒が入学を辞退した。この2人は現在私学の学校に通学している。」とエディ氏は述べた。
国際水準先進校と普通校の違い(学費/施設)
○普通校
願書:無料
学費:無料
学校施設・設備に関する寄付:なし
施設:スタンダード
教科:スタンダード
実習費用:無料
●国際水準先進校
願書:有料
学費:200000〜500000ルピア(2千円-5千円程度)
学校施設・設備に関する寄付:5000000〜10000000ルピア(5万円-10万円程度)
施設:クーラー完備
教科:通常の授業に加え、特別授業がある(英語など)
実習費用:随時徴収