インドネシア留学日記 in 古都ジョグジャ

インドネシア・ジョグジャカルタ特別州に2010年2月より留学しています。(2010.12.29帰国済み)

バントゥール便り

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

バントゥール便り 14

新聞:KEDAULATAN RAYAT (4ページ)
掲載日: 2010/08/24
正体不明の人間によるテロによって、クドゥンブウェン集落の多くの世帯が不安に陥っている
 
バントゥール県イモギリ郡ウキルサリ村クドゥンブウェン集落の多くの世帯が、正体不明の人間によるテロの被害に怯えている。この正体不明の人物は、夜中にいくつかの世帯を選び、家の扉を叩くという手段でテロを行う。数十世帯がそのような被害を訴えている。しかし、現在までのところ、誰がそのようなテロを実行しているのかわかっていない。
村役場のプラボノ氏と共に現れたウキルサリ村のバユ・ビントロ村長は、本紙の取材に対し、23日、「上記のような被害にあった世帯は、夜警活動に非協力的であったり、モチベーションが低い世帯が多い」と述べた。
それ以外にも、コミュニティからの合同礼拝の誘いに対し、あまりいい反応を示さなかった世帯が狙われている。「私たちは村民に対し、人々を惑わすそのような問題に対し、パニックを起こさず、冷静に対処するよう呼びかけている。私たちもその問題に対処するために、警備面での対策を行った。」と村長は話す。
一方、警察イモギリ方面局長のスバディ氏は、住民がパニックにならないよう、また現在の状況を守るために、毎晩、4人の担当者を配置するとともに、定期的に行っているパトロールの警戒度を最大値まで高めると述べた。
「私たちは誤解が起きないよう村としっかり協力してやっていく。また、テロの実行犯の動機についても調査していく。」とスバディ氏は述べた。
自分自身も上記の被害を受けたウィナルト氏(29)は3週間前から同様の被害が相次いでおり、最初の被害はワリソ氏の家で深夜0時ごろ発生したと語った。
その数日後、ヤンティ氏の家でも同様の被害があり、その後次々と被害を受けた家が増えていった。資料によると少なく見積もっても9軒の家が同様の被害にあっている。「しかし家の者が扉を開けた時には、犯人の姿は闇の中に消えていた」と被害者は語る。
 
 

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

バントゥール便り 13 (地震続報)

新聞:KEDAULATAN RAYAT (4ページ)
掲載日: 2010/08/24
地震による被害者の治療費は、バントゥール県が責任を持つ
 
821日に発生した地震によって被害を受けた患者の治療費に関し、バントゥール県がその支払いを肩代わりすることになった。スリ・スルヤウィダティ県知事はその財源として、緊急事態用の予算を充てると述べた。しかし、現在、地震による被害状況を整理しているところであり、この作業は826日まで続く見通しである。
最新のデータによると、地震によって外傷を患った人は13人にのぼり、ソノパティ地域病院に搬送された7人の患者のうち、4人の患者はそのまま入院することになった。ヌル・ハディヤ病院に搬送された6人の患者は、全員が自宅療養可との診断を受けた。
 ソノパティ地域病院において、今回の地震によって被害を受けた患者をスマルノ副知事と共に見舞った県知事は、「今回の地震による被害者の中で、建造物の倒壊によって被害を受けた者はいない。」と語った。軽傷であった者を含む被害者の多くが、逃げる途中で転倒したり、道路に飛び出したことが原因で被害を受けた。
 全ての郡から被害報告書の提出を受けていないため、物質的な被害の全体像は現在のところ、まだはっきりしていない。県知事は「地域社会が、地震で被害を受けた隣人を助けるためにゴトン・ロヨン(相互扶助)精神を発揮することを期待する」と述べ、続けて「もっとも大切なことは私たちがゴトン・ロヨン(相互扶助)することだ。なぜなら、今回の災害は神様が私たちを試すために起こされたものだからだ。」と語った。
 ソノパティ地域病院のワヤン・スダナ院長は「まだ入院している3人の患者は、チェプトバンバンリプト地区のバスリさん、プレレッ地区のスティアさん、ジュティスに住むスマルミさんの3人である。3人に対しては、ギプスをつける・手術を行うなど迅速な対処を行った。」と述べた。3人の患者は、支払い上特に問題がなければ、ジャムクスマスJAMKESMAS Jaminan Kesehatan Masyarakat 社会健康保証制度) を利用する予定である。
 
緑で書かれた部分は訳者による付け足し

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

バントゥール便り 12

今回はバントゥール県に関する記事ではないのですが、前回の「バントゥール便り11」で取り上げた
国際水準先進校に関する追加記事があったので、UPしておきます。
 
新聞:KEDAULATAN RAYAT (2ページ)
掲載日: 2010/07/13
市民は現実主義者
高額な学費に対する懸念から、国際水準先進校(Rintisan Sekolah Bertaraf Internasional RSBI
定員割れ
 
数校に設置されている国際水準先進校の多くで定員割れが生じている。後々に生じてくる必要経費への懸念から、多くの保護者・生徒は無料の国立普通校を選択している。
本紙の取材によると、成績のよい子供を持つ保護者の多くが、最終的にはまだ普通のシステムを採用している中学校を選び、100%国際水準校を実施している中学校を敬遠する傾向がある。
匿名希望のある保護者は、当初、成績が27を超える自分の子供のために、国立第5中学校を選択した。その中学校は国際水準先進校を100%実施する人気校であった。しかし、最終的にその保護者は、まだ普通のシステムを採用している国立第8中学校を選択した。
国立第8中学校から合格通知を受け取ったあと、私は国際水準先進校へのの入学申し込みを取り下げた。なぜなら、それは明らかにお金持ちを対象としたものであったから。国際水準先進校の学費はとても高く、それらは後々まで大きな負担になる」とその保護者は語った。
また保護者の一人であるエコーさんは次のように語った。当初、子供は国立パケム第4中学校の国際水準校に入学書類を提出した。しかし計算してみると、学費がとても高額であることがわかった。その後私は書類を作成し、子供は国立スレマンンガリッ中学校の入学試験を受け、合格した。
本紙の取材に対し、ジョグジャカルタ市初等教育課のスゲン・スボノ課長とともに現れた同市教育局のブディ・アスロリ秘書官は712日次のように語った。多くの保護者の中に、国際水準先進校のクラスに入学させることに対する抵抗感がある。国際水準先進校への関心が低下している原因として、市民が現実的な選択肢として無料の学校を選んでいることがあげられる。
「市民は現在、現実的に考えており、もし彼らが卒業したあとに特に物質的な支援者を持たないのであれば、どうして難しい思いをして国際水準先進校へ入らなければいけないのかと考えている。また卒業した後、彼らは普通校の生徒とともに高等学校入学試験を受けなければならない。それ以外にも、市民はまだ普通校と国際水準先進校の間でアウトプットにどのような差があるのか実感していない。かえって彼らは国際水準先進校の学費は高額であるという意見を持つようになっている」とはブディ秘書官の言葉だ。
ブディ秘書官は続けて、「人気校である国立第5中学校の平均成績は国立第2中学校よりも低い25,550であった。これは生徒の『人気校』に対する関心が、徐々に後退していることを示している」
国立ジョグジャカルタ第8中学校の広報であるスギヤナ氏によると、今年度の国際水準先進校の定員は180名であったが、実際には103人しか集まらなかったとのことである。欠員を補うために、学校は普通校の生徒に移動するよう勧めた。
子供がすでに普通校に通っている保護者のうち、一部がこれに興味を示した。第8中学校には現在国際水準先進校が4クラス、普通校が6クラス設置されている。
同時期に、私立ムハマディヤ第2中学校では新学期初日までに定員が満たされることはなかった。なぜなら、定員320名のところ、申し込みがあったのは270人であったからである。「まだ50人ほど余裕がある」と私立ムハマディヤ第2中学校のスプラプト校長は語った。
一方、国立第5中学校の保護者の一人であるニ・ハンダヤニさん(40)は次のように語る。「未だに、学校から学費徴収に関する書類を受け取っていない。入学書類を提出してから、新学期初日である昨日まで一度もお金を払っていない。私たちは、費用を払っていないどころか、未だに何にいくらお金がかかるのかさえ知らない」
5中学校広報のエディ・リヤント氏によると、今年度、第5中学校は国際水準先進校を9クラス分設けたのとともに、1クラス分の特進クラスを設けた。各クラスの生徒数は平均30人程度である。「291人の生徒のうち、申請期間中に2人の生徒が入学を辞退した。この2人は現在私学の学校に通学している。」とエディ氏は述べた。
 
 
国際水準先進校と普通校の違い(学費/施設)
○普通校
 願書:無料
 学費:無料
 学校施設・設備に関する寄付:なし
 施設:スタンダード
 教科:スタンダード
 実習費用:無料
●国際水準先進校
 願書:有料
 学費:200000500000ルピア(2千円-5千円程度)
 学校施設・設備に関する寄付:500000010000000ルピア(5万円-10万円程度)
 施設:クーラー完備
 教科:通常の授業に加え、特別授業がある(英語など)
 実習費用:随時徴収
 
 
 
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

バントゥール便り 11

新聞:KEDAULATAN RAYAT (4ページ)
掲載日: 2010/06/26
貧困家庭の生徒に対し5%の優先枠を設置
 
バントゥール県初等教育局のサハリ局長は貧困家庭の生徒で国際水準先進校(Rintisan Sekolah Bertaraf Internasional RSBI)への進学を希望する生徒に対し、入学者の5%に当たる数の優先枠を与えると述べた。この措置は、教育界における格差や差別を払いのけることを目的としている。
サハリ局長は、国際水準先進校は普通校と比べて経済的負担が大きいなどの理由から、国際水準校はお金持ちのための学校であるという考えがまだまだあるとし、学費の支払いは心理的な面で両親や生徒が国際水準先進校への進学を選択する邪魔していると625日に述べた。サハリ局長は続けて、国際水準先進校も普通校と変わらず学校運営補助金を受けていると述べた。
サハリ局長によると、入学後、学校は両親より援助金を集めるが、それは他の保護者からの援助金と合わせて使われる。よって貧困家庭の生徒は、入学書類と一緒に貧困家庭証明書を提出してほしいとのことである。(貧困家庭に対しては徴収する援助金の額を少なくするなどの措置をとるという意味だと予想)
バントゥール県にある国際水準先進校は、国立バントゥール第一中学校、ピユンガン中学校の2校である。サハリ局長は貧困家庭出身の才能のある生徒のために地方説明会・地方入試が実施されることを願っている。「生徒が国際水準先進校のよさを理解し、入学に対する不安を解消できるように、学校は両親に対し説明し、理解を求めなければならない。」とはサハリ局長の言葉だ。
続いて、サハリ局長は公開中学校についても言及した。現在公開中学校は3つの地域で実施されている。国立ディリンゴ第一中学校、国立イモギリ第二中学校、国立パンダッ第四中学校である。「国立パンダッ第四中学校ではたくさんの生徒が学んでおり、その総数は201名にものぼる」とサハリ局長は述べた。サハリ局長はそれらの公開中学校が授業を夕方に行っていると述べ、午前中に授業を行わないよう指導していると語った。サハリ局長は続けて、公開中学校は午前中は仕事のために忙しい生徒のためにあるとし、仕事や何らかの理由で午前中に勉強することのできない生徒は公開中学校を選ぶと述べた。「我々は彼らの仕事を邪魔しないようにしなければならない」とはサハリ局長の言葉だ。
 
※赤字は訳者による付け足しです。
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

バントゥール便り 10

新聞:KEDAULATAN RAYAT( 4ページ)
掲載日: 2010/06/2
学校に通っていない児童・生徒の数が激減
 
 バントゥール県初等教育局のデータによると、2009年の年末には、小学校就学年齢期の子供の中で学校に通っていない児童の数は289人、中学校就学年齢期の生徒の子供の中で学校に通っていない生徒の数は421人であった。しかし、201061日現在、その数は激減し、小学校に通っていない子供の数は36人、中学校に通っていない子供の数は88
になったことが、バントゥール県初等教育局郡事務所からの報告で明らかになった。
 このことに対し、バントゥール県初等教育局情報・データ課のジュワヒル課長は火曜日(61日)次のように語った。「2009年の年末に小学校・中学校に通っていない子供の数の総数が多かったことの原因としてはたくさんの要因が考えられる。しかし、それらの多くは、強いプレッシャーを受けたり、精神的に落ち込む体験をしたことと関連している。学校に通えない原因は本人のコンディションが悪いからであり、経済的な理由ではない。」ジュワヒル局長はまた、もっとも関連性が高い原因として、精神的・身体的に悪影響を被る経験をしたことを挙げた。
このようなコンディションでは、特別な学校に通うという選択肢を除くと、学校に通うことは不可能である。ジュワヒル課長は「正常なコンディションでありながら学校に通えない子供に対しては、教育局から特別な支援が行われる。だから私は、先ほどすべては悪影響を被る経験に起因すると述べたのだ。コンディションの悪い子供が学校に通うことができないのはやむ負えないことだ。」と述べた。しかし、初等教育局は学校に通えない子供たちが教育面で成功できるように努力している。それは、その子供を特別な学校に入学させることである。
「教育局に提出された書類を見る限り、バントゥール県では小学校・中学校における中退者は報告されていない。」とジュワヒル課長は話す。現在に至るまで、教育局はずっと両親と子供たちに近い場所にいて、問題のある子供たちが中退しないよう常に注意を払ってきた。バントゥール県では、問題のある子供が中退しないというのは当然のことだ。
 一方、バントゥール県県議会D委員会のファチュルディン委員長は「学校に通っていない子供たちに対し、第一に、精神的なサポートのできる身近な人の存在が重要だ。」と語り、続けて「もちろんのことながら、モチベーションの問題に対しては、慎重な方法がとられなければならない。なぜなら、それはとても個人的な問題であるからだ。」と述べた。また子供以外に、両親もまた、教育は将来のために重要であるという理解をもたなければならない。
 
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.

manaka
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 0 4409
ブログリンク 0 3
コメント 0 89
トラックバック 0 2

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

開設日: 2008/12/22(月)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.