低い日本の報道自由度ランキング
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NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)が発表した2011年の報道の自由度ランキングで、日本は22位とふるいませんでした。ちなみに一位はフィンランドとノルウェーだという。
このニュースを伝える新聞記事には、先進国の中で日本の順位が低い理由が書かれていませんでしたから、類推するしかありません。このテイタラクは、日本のジャーナリズムが官制報道しかないその意欲の無さが原因なのではないでしょうか?いわゆる記者クラブが官制報道の情報集荷所で、前線の記者たちはここにおとなしく座って待っていれば、記事の方がやってきてくれます。これを同じく座って待っている本社デスクにインターネット経由で送信すればやがてTVかラジオか新聞となって報道されます。
かくてメディアの違い、報道各社の違いを越えて実に規格化された同質の情報が頒布されるところとなります。こうして、当たる光と見えない影とがくっきりと隔絶された不完全なメディア状況が出現する。これが22位という低位の原因ではないか、と筆者は邪推しているのですが、如何?
一方で、政府の強権によって報道の自由が毀損されている国もあります。その典型が中国です。中国は前年の順位からさらに3位低落し、ついに世界174位となったのだそうです。その下位には名だたる独裁国家北朝鮮・シリア・イランしかいないのだそうです。こういう状況では大国中国の未来はいたって暗いと言わざるを得ません。将来人民が目覚めたとき必ずや「アラブの春」の二の舞に遭遇するだろうからです。世界経済における地位が向上した中国ゆえに、こういう不安定は困ります。大国らしい報道の「自由度」が要求されます。
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