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指圧理論についての一考察  part2 その9

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伏臥位肩甲下部の圧し方
1点の圧し始めから圧し終わりまでを4枚の写真に取り、重ねてみた。
1から3枚目は輪郭のみ残し、4枚目はそのままとする。これにより
体の動きがよくわかる。右足に注目、腰の動きにつれ踵(かかと)が沈んでいる。
下腿から足背、指背までも沈んでいる。これは、踵等を沈ませるのではなく、腰
の動きにつれ体の安定感を保つために結果として踵等が沈むのである。
上体がぶれずに動いているのがわかる。又、力が抜けての腰の動きを見て欲しい。
美しい姿である。

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指圧理論についての一考察  そのー11(付記)

垂直とは,物理学の用語である。
人体は種々の曲面から構成されている。それを平面でとらえる幾何学では対応出来ない(面に対して直角が垂直という。)人体そのままとらえる為には、重力の方向、地球の中心に向かう方向を垂直とする考えが必要である。そして、垂直と垂直圧は別に考えること。すなわち,垂直な圧が垂直圧ではなく、これまでの考え方を変えること。 改めて垂直圧ということを指圧業界の用語として定義付ける必要がある。
『垂直圧とは、指圧点を通じ、その部位の中心に向かっての真っすぐな圧をいう。』
理論はひとまずおいて、臨床では、いちいちその部位の中心を考える必要はなく、伏臥位、肩甲下部の圧し方で(腰はぶれずに素直に動き、それにつれて母指が一定の方向へ無理なく沈んでいく)全身が圧せれば、それぞれが垂直圧となる。
浪越徳治郎先生の指圧は、名人技とも神技ともいわれ称えられてきました。その正体は実は『力が抜けて圧せるという術だった』しかも先生はどんな姿勢でも、また受け手がどんな姿勢でも圧せてしまう。 でも弟子は違う。圧し手も受け手も、力が抜ける姿勢がある。それを体で覚えることが大切である。力が抜ける姿勢でなければ『力が抜けて圧せる術』にはならない。
合気道の前身、大東流合気術に武田惣角という名人がいた。武田先生が初めて合気の術を体現した。その術とは、相手の体に触れたとたんに相手の力を全部抜いてしまうという術だった。力を抜かれては何の抵抗も出来ないで、思うがままに操られる。この術を佐川幸義という弟子が17歳の時にその原理を見抜き、修練して70歳になって初めて体得できた。力を使わないので、佐川先生カンビールが開けられない。師の武田先生より術が上で、3〜4人一度にかかっても瞬時に力を抜いてしまう。
この合気の術より指圧の術の方がやさしいはず。知識として覚えたものを術にまでたかめて欲しいと願う。
自身の体験で、指圧の道に入って、いろいろ疑問にぶつかる。師に尋ねると『基本に帰れ』とだけかえってくる、帰るべき基本がみつからない。20年経ってやっと伏臥位,肩甲下部にたどりつく。基本指圧の中の基本はここだったんだ。肩甲下部の圧し方で全身が圧せるようになったのは、それから更に10年は経っている。
指圧理論を書き終えて、全ての部位での圧し方が統一された。


コメント(2)

先生の文章はちょっと難しいです。わたしはこのように解釈しました。(勝手に解釈したりしてすみません)
『垂直圧とは、指圧点を通じ、その部位の中心に向かっての真っすぐな圧をいう。』と先生は書かれていますが、基本指圧は本当にこれに尽きると感じています。ただし少し表現を変えさせてください。
『本物の基本指圧が圧せるようになれば、その圧せたときの感覚は、押圧点から身体の中心に向かう真っすぐな圧、としか言いようのないものである。どの部位を圧しても同じ感覚となる。この感覚の圧を垂直圧と名づけよう、と先生はおっしゃっておられる。』『そして本物の基本指圧を修得し、そのような感覚で圧すためには、鈴木先生の勉強法で毎日修練することである。』
わたしはこのように解釈いたしました。
垂直圧はあくまで感覚なので、『理論』とするならば、先生の編み出した勉強法全般が理論といえるのではないかな、とも思います。
2010/12/22(水) 午前 11:22 [ 山本明子 ]

武田惣角の前半生を研究している池月です。惣角の妹は失明して按摩になったといわれてます。傷害事件で瀕死の重傷を負い、呪い師・占い師に気功治療を受け、気を自在に使い合気の糸口を掴みました。身体の痛点を押さえる「掴み手」の技は、その証拠でしょう。
指圧から合気へ、修験道から合気へ、密教(ヨガ)から合気へと、惣角はレベルアップしました。ぜひ頑張ってください。
2011/3/3(木) 午後 4:30 [ 池月映 ]

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ちょっと一休み

先日ある体験をしました。 今夏初めて、二十世紀梨を食べました。急いで食べた為、ひとかけらが気管の方へ入ってしまい出てきません。鼻から出そうだったので、鼻をかんだら鼻水だけで、なかなか出てこない。 そのうちに約1時間ぐらい、鼻水が出っぱなし状態、喉に違和感が出てきたので、痰を出すようにエヘンとやったら梨のかけらが出てきました。 すると、とたんに鼻水が止まりました。
我が体に感謝そして感動しました。  誤飲は年の所為でしょう。しかし、その機能はすごいと感じました次第。

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指圧理論についての一考察  part2 その8

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以上2枚を重ねてみる。 ほとんど同じ構えとなる。すなわち、肩甲下部の圧し方で肩甲間部(流動圧法)も圧せる。

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指圧理論についての一考察  part2 その7

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☆伏臥位、肩甲下部の圧し方

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