近年の3Dテレビや3D映画、裸眼で立体感を味わえるゲーム機などの登場で、家にいながらにして立体感のある映像が楽しめるようになりました。
といっても、もともと普通に見ていた映像に、なんとなく奥行きが加わったという程度で、目を通してみる現実の風景と比べると、いろんなところに違和感があります。モノの奥行きは感じられるけど、人の凹凸は分かりにくく、紙芝居を見ているようってのが、ずっと思っていた感想。
我が家にはまだ3Dテレビは導入してませんが、裸眼立体視を謳ったゲーム機、ニンテンドー3DSは興味本位で発売日近辺に入手しました。ニンテンドー3DSでは、フジテレビなどのキー局が撮影した立体映像を毎日配信するサービスが行われているので、割と身近に3D映像に触れることができます。
最初のうちは、画面の奥に世界が広がる立体映像に単純に驚いていたけど、慣れてくると逆にこんなことを思うようになってきました。
街を歩きながら、公園を散歩しながら、ふと目の前に見える実際の風景を見て「あ、やっぱり現実の立体感は凄いな」と。
特に立体映像を見た後に多いのですが、いつも何気なく見ている街並みを立体映像だと思って眺めると、これほど完璧な映像はないと感心してしまいます。
これからだんだんと技術が進歩して、現実と映像の隙間が少しずつ埋められていくんでしょうけど、改めて思うのは、年をとって目がかすんで見えなくなるまでは、ちゃんと前を向いて世界を眺めながら歩こうということ。
3Dの技術が、むしろ現実の素晴らしさを教えてくれたような気がします。
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