希望の家

「希望の家」現地&国内スタッフによる日々の活動報告

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心強い存在

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(子供たちの先頭に立って田植えの準備をするソムサック)
 
スタッフが交通事故で療養中のため、それでなくても忙しい希望の家の責任者タッサニーさんに大きな負担がのしかかっています。
チェンライの大学に通うミーは学校の長期休みごとに希望の家に来て手伝ってくれていますが、今回は、春休みに入るとすぐに希望の家に来ました。家事の手伝いや年少者の世話だけでなく、彼らの勉強も見てくれています。
希望の家から大学に通うソムサックやジャレイはインターンシップでチェンマイ市内の事務所に行くため日中は手伝えませんが、タッサニーさんをよくサポートする心強い存在になっています。
2年前にわずかな資金で大学基金を設けました。少しでも多くの子供たちが進学できるように、卒業後に少しずつ返金するという約束で、3人は学費を借りて大学に通っています。希望の家の子供たちが少しでも夢に近づけるようにと始めた取り組みですが、これまで以上に苦労の多いタッサニーさんにとって、ここで育った子供たちの助けが、彼女の心の大きな支えになっています。

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米作り

今年も米作りがスタートしました。希望の家では日本と同じ方法の田植えと籾の直播栽培を交互に行っています。
まず、耕耘機で水田を耕しました。この仕事は年長の子供の担当で、8年前に購入した耕運機は度々止まり、その度に子供たちが修理をします。
水田が耕されると今度は籾を蒔きます。子供たちは学校から帰ってすぐ仕事に取りかかり、ガサロン寮(山岳民族の学生寮)の子供たちと一緒に籾蒔きです。
大きい子供たちは黙々と慣れた手つきで作業をしますが、小さい子供たちは泥で遊んで叱られながら、2日間かけて籾蒔きを終えました。
タッサニーさんは、子供たちに、籾を均等に蒔くようにと指導します。私は初めての経験だったので、子供たちに教えてもらいながら手伝いました。
順調に育つと2カ月分のお米が収穫できます。病虫害や干ばつなどがなく、お米がたくさん収穫できますようにと願いを込めて、みんなと一緒に作業をしました。  井本有紀
 
※写真:耕運機で田を耕すパプ
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学校の理解を求めたい

希望の家の責任者タッサニーさんに、
「希望の家の生徒(中1)を含む数人が授業をボイコットして教室に戻ってこない。」
と中学校の先生から電話がかかってきました。
 
すぐに学校に行き、他の数人と共に校庭にいた彼から事情を聞くと、
「先生は自分たち山岳民族を差別するので、その先生の授業を受けたくない」とのことです。
 
学校と緊密な連絡をとり、学校側に山岳民族への理解をお願いするなどタッサニーさんの努力によって、これまでは深刻なトラブルはありませんでした。ところが昨年、いつも親切に対応してくれていた指導的な立場の先生が定年退職してから「子供たちは差別されている」と思うようになりました。校長先生に相談しても状況は改善しません。
 
 昨年、中学校を卒業したソンチャイはクラスメイト全員が友達でみんな大好きと話していたので、過ごしやすい学校から過ごしにくい学校にと変わっているように思われます。
もちろんこの学校での問題解決が望ましいのですが、どうしても解決できない場合は転校も視野に入れ、山岳民族への理解が得られる中学校を探すことも検討せざるを得ません。
 
私達は、子供たちがより良い環境で教育を受けることができるように願っています。
なお、保育園、小学生が通うパーギュ校との関係は良好です。
同校は小規模校で先生の目もよく行き届き、希望の家に来た当初は山岳民族の言葉しか話せない子供にもよい教育環境です。
 
※写真:登校前、整列してお祈りをする子供たち
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ボランティアスタッフの紹介

はじめまして。10月から2月いっぱい希望の家でボランティアをすることになった井本有紀(いもと あき)です。大学でタイ語を専攻しています。いま大学三年で休学して住み込みで手伝っています。希望の家でボランティアをすることになったのは国際協力と山岳民族に興味があったのと、高木智彦さんの著書「スマイル!」を読んだのがきっかけです。
希望の家での私の役割は子供たちに日本語と英語を教えること。(在ピーターが学校で日本語を専攻しています。またファーサイも日本語に興味があります) 希望の家の近況を希望の家を支える会に連絡すること。子供たちの世話とスタッフの手伝いが主です。
たった5カ月と短い期間ですが、子供たちにいい影響を与えられたらなと思っています。
みなさんどうぞよろしくお願いします。

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高校生への講習(宮崎県)

宮崎県高等学校総合文化祭、国際・ボランティア部門分科会に講師として参加しました。
国際理解・国際協力・国際ボランティア・福祉等の活動に関して主張する機会を与えるとともに、相互理解を深め、意識の高揚をはかるというのがこの分科会の目的です。
担当の先生とは10年近く前、希望の家の責任者タッサニーさんが来日した折、県立高鍋高等学校で講演した時からのお付き合いです。
JRC部の顧問をされていて、学園祭では希望の家の写真展示と子供たちの作ったキーホルダーの販売をしてくださっています。
4つの分科会があり、4人の講師がそれぞれ同じテーマで2回話をし、生徒は交替して2つの分科会の話を聞きます。持ち時間は各40分でしたので映像を使いながらの手短な話になりましたが、皆さん熱心に話を聞き、質問などもありました。
少しでも高校生の皆さんのお役にたてればと思ってお話ししましたが、高校生の皆さんに希望の家の活動を知っていただくよい機会にもなりました。
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