てつどう

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die Gradation

イメージ 1

Gradation: [e. -/en]
漸増法。表現の度合いの階段的変化(移行)
濃淡の度合い。写真表現における階調


GR DIGITAL2 + GV-2/RICOH, Av mode -0.7EV, 3:2 normal
TE sepia color -2, contrast +0, sharpness -1, NR(-)
f:5.9mm (28mm), F:2.8, Tv:1/24sec, ISO:100, WB:daylight
editored by GIMP 2.4:re-size 20%, frame, Jpeg0.98/163kb



デジタル写真の世界では、モノの明るさは256段階で表現される
最も暗い「黒」は 0 で、最も明るい「白」は 255 という数値に変換される
あらゆる光は、便宜上 256段の階段のどこかに割り振られる

けれども、目の前に広がる世界・・・その光の全てを忠実に再現することはできない

深い深い井戸の底、その漆黒の闇を "0"
夏の空に燦々と輝く太陽の明るさを "255"

このように割り当てれば、ヒトの目で感じる 凡そ全ての光はカバーされるだろう
けれども、そんな広範な領域を正確に測光できるセンサーは高価だろうし
それをデジカメのCCDに組み込んだら、恐らく とてつもないサイズになる
まず実用化はできまい

仮に、そういう超高性能デジカメを「作ってみた」としても
「光を256階調で表現する」という、デジタル処理の約束事がある限り
出力される画像は、ムラ(トーンジャンプ)ばかりが目立って、
とてもまともに鑑賞できる代物にはならないと思う


結局、デジカメは妥協を余儀なくされる
認識できる光の幅(ダイナミックレンジ)を、狭くするのである
その幅から外れた闇は、一様に黒く塗りつぶされるし
その幅から外れた光は、均一な白にトンでしまう


それでも、ごく稀にではあるが・・・

「256階調を超えて光るものが、其処に写っているのではないか?」

そんな錯覚に囚われるような 1枚の写真に出くわすことがある
"256" という明るさが、8bitの世界には存在しないことは分かっているのだけれど
"256" が写ればいいな・・・と願いながら、逆光の中でシャッターをきってみる

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閉じる コメント(14)

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kihaさん、お久りぶりです。
今日は休みで、ゆっくりブログを楽しんでいました。
なかなか素晴らしい写真ですね。クラデーションをテーマにした写真だけあって階調がよく表現されてます。貴台の256へのこだわりにポチ!!。

2009/2/11(水) 午後 3:42 カンタ 返信する

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始めまして。普段何気なくシャッターを押しているけれど。ちゃんと理論を考えないと欠点が見えてこないですね。大変役に立ちました。ありがとう。これからも宜しくお願いします。ボチ!

2009/2/11(水) 午後 4:28 つらら 返信する

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同じような感想をもっています。
256の制約ですね。
階調も平均的に256段階分割されてなく、
ゆがみを感じます。
結局、リニアでなく、
カラーだとなおさら、その色空間の狭さと、均等な色段階を有していない歪みを感じています。

2009/2/11(水) 午後 7:13 dj_rapi 返信する

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TBおおきにです。
僕もちょっと違う視点なんやけど記事考えてるんで
そん時にTBさせてもらいますわー

まさに心のダイナミックレンジっちゅうか
限られた条件だからこそ、そこを飛び出たもんが
感じられたり表現したり

理屈だけで心を定義するんわ無理あるちゅうもんですな。
やけど、その理屈を超えて心を現すんもまた難しゅうて

ハイライトとシャドウの狭間にある心
写心のダイナミックレンジを求めて日々写々ですわ。

2009/2/11(水) 午後 8:43 [ - ] 返信する

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やはり写真は光と影だなと感じさせられてしまいます。
ましてモノクロの場合は余計にそう感じますね。

2009/2/11(水) 午後 9:33 kao*ao1*65j* 返信する

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私も256も撮ってみたい
246でもいいわ(笑)
目が潰れるんじゃないかと思うくらい
逆光で撮っています…いいのかなぁ〜あはは…
分かりやすい説明をありがとうございました♪ポチ。

2009/2/11(水) 午後 11:45 藍 返信する

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カンタさん。 >ありがとうございます。
グラデーション・・・階調・・・で、階段の画像を持ってきました
ちょっと安直だったかもしれませんね。
たまの休日に、理屈っぽい記事にお付き合い下さり、ありがとうございました。

2009/2/12(木) 午前 0:51 kiha58_1523 返信する

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KKさん> 新潟のとある町の地下道入り口(出口)付近です
空の明るさに加え、雪の明るさが加わっています

2009/2/12(木) 午前 0:54 kiha58_1523 返信する

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turaranbouさん> 小生もこの方面には疎い方で
やっとこさ記事を仕立てました。ですから、認識の誤りがあるかもしれません
小生も、たまには理屈を考えてカメラを手にしたいと思います。
コメントを添えて下さりありがとうございます。

2009/2/12(木) 午前 0:57 kiha58_1523 返信する

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らぴ さん> アナログ=デジタル変換にはどうしても付き纏う制約なのかもしれません
音にしても、画像にしても、特に目の肥えた方には、どうしても不自然さを与えてしまう・・・
それは、機材が進化すればより真に近づく・・・という、単純な話ではないのかもしれません

「ヒトの感覚」そのものが、デジタルに置換されない限り、解決されない問題でしょうか?

2009/2/12(木) 午前 0:58 kiha58_1523 返信する

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ZEROはん> 菅原一剛さん「写真がもっと好きになる」の
湿板写真について触れたくだりに触発されて、この記事を綴ってみました
「目に見えない光が、写真に写ることもあるのではないか?」という一節です

256階調以外の光は、デジタルでは やはり写ることはないのかもしれません
ですが、8bit に規定されない光の存在を、せめて「感じ取る」ことができれば
と、そんなことを思います。

2009/2/12(木) 午前 0:58 kiha58_1523 返信する

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藍さん> 実は、「ディスプレーのコントラスト再現能」という制約もあるようでして
256階調の両端が、やはり幾分潰れたりトンだりしてしまうこともあるようです
ちなみに「252 生存者あり」 は、未だ観ておりません

2009/2/12(木) 午前 0:59 kiha58_1523 返信する

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白か黒。単純に二分化するのが、デジタルの仕事だとしたら、
私がやっていることも、アナログなふりをして、
実はデジタル的なのかなと思いました。

時々、写真とにらめっこしながらデッサンの練習をしています。

http://blogs.yahoo.co.jp/kenichi_moriya_rough_sketch/49968656.html

2009/2/13(金) 午後 11:31 けんいち 返信する

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けんいちさん> イラストレーションというのは、偶然性を排して
恣意的な表現を追求するという意味では、デジタルに親和性が高いのかもしれませんが
それを描く人、それを受け取る人の感性は、アナログにほかなりません
と、そんなことを思いました。

2009/2/15(日) 午前 8:50 kiha58_1523 返信する

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