てつどう

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GR DIGITAL2 / RICOH, manual mode , 3:2 normal
f:5.9mm(28mm) , F:3.5, Tv:1/25sec, ISO:80
editored by GIMP 2.4



中央分水嶺 という言葉をご存知でしょうか?

本州の陸地は、日本海側に流れ込む河川流域と、太平洋側に流れ込む河川流域とに 大きく二分されます。
その領域を区分けする1本のラインは、北端の津軽半島竜飛岬から、南端の山口県下関市に至るまで
・・・総延長2800km にわたり、途切れることなく続いています。

中央分水嶺付近の上空では、日本海側の大気と太平洋側の大気とが接触し、天候は激変します。
冬の場合、それは局地的な大雪となって顕れることになります。


さて、中部・北信越地方の鉄道路線図 と 地形図を重ね合わせてみますと
高山本線の角川〜坂上、大糸線の南小谷、上越線の土樽、磐越西線の磐越熱海、奥羽本線の板谷付近が、
この「中央分水嶺」に該当します。これらの地点を境に、車窓風景も大きく変わります。

ちなみに、信越本線の妙高高原、飯山線の森宮野原、只見線の田子倉などは、
中央分水嶺の駅ではありませんが、日本海型気候と中央内陸性気候の境界域に当たり、
やはり冬季は豪雪に見舞われます。

昨年の暮れから今月中頃にかけて、
北信越地方を中心に 大雪によって 列車の運休・遅延が多発しましたが
考え様によっては、それは 「降って然るべき場所に降った結果」 とも言えそうです。



なんだか、"あと出しジャンケン" みたいな記事で、申し訳ありません。
ただ、天候がこの冬ほどの大荒れではなかったとしても、
中央分水嶺が、「鉄道旅行の難所」であることに変わりはありません。

分水嶺は、河川の流れの境目であると同時に
古来より、文化圏・経済圏・行政区域の境界線でもありました
つまり、分水嶺を跨ぐ人の往来は元々活発ではないため、地元の旅客需要は少なく、
必然的に、運行本数も希薄に設定されることになります。

「青春18きっぷ」などでローカル線の旅を計画する場合、どの辺がボトルネックになりそうか?
「地形図」からも、およその見当をつけることができるのかもしれません。



写真は、大雪に見舞われた日の、JR会津若松駅での1枚
磐越西線・只見線が共に不通となった場合、列車で新潟方面へ抜けることは不可能となります。

大宮まで引き返して、上越新幹線を利用するか?
あるいは、旅行そのものを中断するか?・・・厳しい判断を迫られることになります。

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私も飛騨高山に赴任していた頃は、毎年冬の豪雪には参りました…
白い悪魔とは良く言えた例だと思います。


そんななか、鉄道を必死に動かそうとする鉄道員の方々に頭が下がる思いでした。

四季豊かな日本は美しいですが、自然の中を走る鉄道は過酷な運用を強いられているなと時々感じずにはおれません。

2010/1/20(水) 午前 8:51 [ あかつき ] 返信する

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あかつき さん> 地形が急峻で、地質活動も盛んな日本の山間部に鉄道を走らせるのは, とても大変なことだと思います。そして皮肉なことに、そういう鉄道の風景ほど、魅力的に映るのですよね

2010/1/22(金) 午前 0:57 kiha58_1523 返信する

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