Michael Kenna - A Twenty Year Retrospective
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sigma DP2s Toycamera Standalone XP 彼の写真には現実的な意味での時間感覚はない。
明瞭さを抑えるために、空もフォルムもディテールも、同じ様に曖昧に描写される。 他の写真家が頻繁に用いるような、何かをくっきり照らし出す光は全く使わないが 代わりに、全体のトーンを適切に落とすことで その写真が虚構の世界であること、彼の夢を写し出していることを示す。 それは、恐らく彼が住んでみたい世界なのだろう。 1日のうちでケンナが引きつけられるのは 光がとてもしなやかで柔らかな明け方と夕暮れ、そして夜の神秘さだ。 撮影機材の性能やフィルムの感度が非常に良いために 人間の目では知覚できないものを写し出してしまうことがよくわかっているからだが、 一方、露出時間次第で意外なほど幅広い時間帯で撮影出来ることも承知している。 マテリアルをコントロールする彼の能力が飛び抜けているため、 彼自身の操作によって、ある種の光の効果なら多少は作り出すことができる。 まさに彼自身が述べたように、「時間が時間を補正する」のだ。 Michael Kenna - "A Twenty-year Retrospecrive" Peter C. Bunnel によるintroduction より 出版/公表されている著作物を無断で引用することは 原則として認められないのだけれど 著作権法32条では、「正当な引用」として 著作権者の許諾なしに引用が認められる場合も規定されている マイケル・ケンナのアプローチを学ぶべく 写真集の解説文から、特に印象的な一節を抜き出し それを踏まえて手掛けた1枚を添える・・・という趣向で続けているのだけれど 引用部分が余りにも長すぎて、記事における主客が逆転している感も否めない あるいは、正当な引用の範囲を逸脱しているかもしれない |
