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音楽鑑賞記

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歌劇『モーゼとアロン』

イメージ 1

20120506(了)

シェーンベルク/歌劇「モーゼとアロン」(1930-32)

          MOSES UND ARON

<CD1>
 第1幕  1)情景1 モーゼを召す喚び声(8:22)〔1-2〕
2)情景2 モーゼ荒野にてアロンと会う(7:15)〔1-3〕
3)情景3 モーゼとアロン往きて、民に神の 福音を告げ知らしむ(6:36)〔1-4〕
4)情景4 (25:15)〔1-13〕
5)間奏曲 (2:06)
<CD2>
 第2幕  1)情景1 アロンと70人の長老たち、啓示の下るるシナイ山のまえにいる(3:18)〔1-2〕
2)情景2 (7:11)〔1-4〕
3)情景3 黄金の仔牛と祭壇(28:35)〔1-17〕
4)情景4 (1:10)〔1-2〕
5)情景5 モーゼとアロン(10:28)〔1-6〕

モーゼ : ギュンター・ライヒ
アロン : リチャード・キャシリー
少女 : フェリシティ・パーマー
病める女・第2の声・第3の裸体の処女:ギリアン・ナイト
若い男・青年・裸の若者:ジョン・ウィンフィールド
男・一人の男:ジョン・ノーブル
エフライムの徒:ロランド・ハーマン
司祭 : リチャード・アンガス
第1の声・第1の裸体の処女:ジェーン・マニング
第3の声・第4の裸体の処女:ヘレン・ワッツ
第4の声:フィリップ・ラングリッジ
第5の声:マイケル・リッポン
第6の声:デニス・ウィック

   ピエール・ブーレーズ指揮/BBC交響楽団/BBCシンガーズ/オルフェウス少年合唱団

   録音:1974年11−12月、ロンドン、ウェストハム・セントラル・ミッション

   1985年/CD2枚組/現代音楽/歌劇/ソニー/邦盤/中古

   <★★★☆>

出典はもちろん「出エジプト記」なんだけれど、作曲者がかなりアレンジして台本を書いてい
るらしいですね。
このCDのライナーの書き手3人のうち始めのお二人は日本の代表的作曲家であった柴田南
雄さんと林光さん。普通はあまりライナーを一生懸命には読まないのですが、これはさすが
に読ませてもらいました。なにせどんな位置づけの音楽なのかほとんど知りませんので・・・。

せっかくの邦盤なのに対訳はなし。
結局は問答を想像しつつも、サウンドを味わっただけ。
録音、古いけれどかなりすごいと思います。けっこう個性的な音がするホールではないか。
オケが強奏されると、長めの残響の中にキラキラ、ギラギラした音が詰まっていて、舞い上
がった天井〜天上から降り注いで来る感じ。
「グレの歌」よりは大分‘進んだ’音楽なんでしょう。特にオーケストレーションは素敵。 この
サウンド、きっと慣れたんやろね、陶然とするばかり。
中身にろくすっぽ興味も抱かず、音だけ延々聴くってのもヘンなのでしょうが、なに、かまうも
のかって感じ。
「月に憑かれたピエロ」はまだダメ。

そんなところで、ワタシが書けるのはそこまで。せっかくのCD2枚組みオペラに対して申し訳
ない気がします・・・ 何かないか・・・

映画「十戒」!
安直ですが、どうしても思い出しますね。
これが、残念ながら長いばっかりで面白くもなんともなかった。
気になる音楽もE・バーンスタインにしては出来が悪かった。
最初、セシル・B・デミルが緞帳の陰から出てきて何か喋ってから映画が始まったんでした。
けっこう印象的だったのは、モーゼがついてきた人々を置いて、山へ一人入って行き、長々と
戻ってこない。その間にある商人がモーゼなんか信用できないと人々をけしかけ、酒池肉林
のランチキ騒ぎを起こし、併せて偶像崇拝に戻そうとする。この商人にエドワード・G・ロビン
ソンが扮していた。チビのいやらしい男。ギャング映画で名を馳せた名優。そういえばこの人、
チャールトン・ヘストンと「ソイレント・グリーン」という少々おぞましいSF映画でも共演してました
っけ。

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